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近郊型電車

【近郊型電車】

115系 スカ色 【113系:横須賀色】(JR東日本)
113系は直流用近郊型電車の基本形式として全国各地へ配備され、今なお主力として活躍する線区も多い。
ただしJR東日本に限っては千葉支社管内でしか見られない希少形式となってしまった。
この色は通称「スカ色」と呼ばれ、かつてはこの色を纏った113系が首都圏を東西に疾走していた。
JR西日本 113系 【113系:グレードアップ車】(JR西日本)
こちらの車両も113系だが、JR西日本によってグレードアップ改造がなされている。
車体を修繕、側面ガラスや内装などは最新鋭223系に限りなく近づけられ、遜色ないものとなっている。
この車両は草津線に運用されているもの。
115系 長野色 【115系1000番代:長野支社色】(JR東日本)
113系をベースに寒冷地・勾配線区向けにアレンジした系列が115系。国鉄時代は湘南色か横須賀色、というのが相場だったがJR化後に様々なカラーバリエーションが登場、この車両は長野オリンピック前後に採用された長野支社色である。
119系 【119系】(JR東海)
長大ローカル線・飯田線に運用される近郊型車両。
1両で運転できる両運転台仕様と2両ユニットの編成があり、一部ではワンマン運転も行われる。
車内はセミクロスシート。
大糸線用E127系 【E127系100番代】(JR東日本)
E127系は京浜東北線に活躍する209系の設計思想を取り入れ、コストダウンとサービス向上を両立させた近郊型車両で、写真の100番代は長野支社に導入されたもの。
大糸線松本~南小谷間に運用され、ワンマン運転も可能な装備を搭載している。
223系 【223系2000番代:新快速仕様】(JR西日本)
223系2000番代は、阪神大震災以降の京阪神間新快速のグレードアップを担った直流用電車で、最高速度130Km/h、全席転換クロスシートというハイグレードな接客設備はJR西日本の主力車両としての風格を持ちます。
現在、おもに京阪神圏の新快速列車(敦賀~播州赤穂間など)で活躍中。
313系 【313系3000番代】(JR東海)
JR東海の一般型主力車両が313系。
6連の新快速仕様から2連のワンマン対応仕様まで幅広いバリエーションを持ち、JR東海エリアの電化区間ならどこへでも入れる。
2007年にこの系列を持って国鉄型の旧型車両を淘汰した。
401・403系(友部) 【401・403系:常磐線】(JR東日本)
常磐線・水戸線で運用される交直流近郊型電車401・403系。
国鉄時代の「近郊型電車」という概念を作り上げた形式として、常磐/水戸線で活躍した。
しかし世代交代が進み2007年3月に全廃された。
415系(上野) 【415系:常磐線(鋼製車)】(JR東日本)
401・403系を改善して東西の50/60Hz双方の電源に対応した車両がこの415系。
現在、JR東日本の常磐・水戸線とJR九州の北九州地区で活躍しているが、JR東日本線区からは2007年3月に姿を消した。
北陸線電車 【419系(左)】【413系(右)】(JR西日本)
JR西日本金沢支社エリアに残る、交直流用近郊型電車の2車種。
419系はもと寝台電車581・583系を元に改造され、異様に広いボックスシートと違和感を覚えるほど高い天井が特徴。
写真の先頭車はもともと中間車で、その風貌から『食パン』のニックネームを付けられましたが、2006年秋以降少しずつその数を減らしています。
413系は元急行用電車の車体を乗せ換え近代化した車両で、通勤通学時間帯の需要に応えるべく車内も改良されています。


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