an up-to-date Perfect-style from マスタ~☆

an up-to-date Perfect-style from マスタ~☆

大宮鉄道ふれあいフェア2004


「東日本旅客鉄道 大宮総合車両センター」(大宮工場から改称)
で、『JRおおみや鉄道ふれあいフェア』が開催されました。

当日は好天にも恵まれ、多くの来場客で溢れた場内では
「工場ライン公開」「収蔵される引退車両の公開」「ミニ列車運転」
などのイベントのほか、グループ会社「ジェイアールバス関東」が
高速バス車両の公開も行っていました。

なお、大宮総合車両センターは通常は一般の入場はほとんど出来ません。
この鉄道ふれあいフェア、来年も入梅前に開催される予定です。


↑「C58363」秩父鉄道で活躍する「パレオエクスプレス」の牽引機。
今年、全般検査で入場しましたが重大な不良が見つかったため修復に時間がかかっています。
夏ごろには復帰の予定です。


↑「EF64」中央線などで貨物列車を牽引する電気機関車です。
このカラーリングはJR貨物所属の体質改善車で、こちらも全般検査で入場中。
こういった作業中の風景を見られるのが工場公開の楽しみのひとつ。


↑「クハ205」もとは山手線で運用されていた車両です。
「E231系」の投入で撤退し、武蔵野線へ転用されるために改造中です。


↑「オシ25 901」
豪華寝台列車「カシオペア」の基礎となった「夢空間」の食堂車です。
車端部の食堂車、というコンセプトは登場から10年以上経った今でも新鮮。
内装は東急百貨店が担当しています。


↑「EF58」戦後の輸送力増強に大きな貢献をした名機。
大半は引退したが、お召し専用との誉れも高い61号機はこの先50年は維持するとJR東日本が表明するほどの人気。


↑「クモハ40074」戦前に製造された「省電」と呼ばれた電車。
かつては首都圏各線で活躍、大船電車区を最後に引退し大宮で保管されている。
ちなみに保安装置は最新鋭のものを搭載しており、車籍も生きている。


↑「キヤE991」NEトレインと呼ばれる試験車両です。
ディーゼルエンジンで発電機を回し、発生させた電気をモーターに伝えて駆動力を作る、「ハイブリッド」車両なのです。
現在試験を繰り返しており、非電化路線に投入が計画されています。


↑「E993系」ACトレインと名づけられた試験車両です。
次世代の通勤電車を模索する事を使命としており、様々なIT技術を駆使しています。
新技術は数多く、ここでは紹介し切れません。


JR東日本では先進技術で経済性・快適性・メンテナンスフリー全てに優れた車両を率先して投入しています。
現在、山手線や東北本線などで活躍する「E231系電車」はその先進性が評価され、そのメカニズムや構造は東急電鉄(5000系)や相模鉄道(10000系)といった民鉄にも採用されています。

一方で、ISO14001といった環境対応も確実に実践しており、工場内も整然と資源の分別をしています。

ここ「大宮総合車両センター」は、こういったJR東日本の姿勢を示すいい例の一つとなっています。


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: