心の愛

天使はいつもそばにいるよ
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昨日の夜は、とても切なかった。
悲しかったと同時に、母の愛情を胸いっぱいに感じた。


Kちゃんが産まれた。小さな小さな赤ちゃん。
体重は1100gを超えたばかり。
保育器には入らない。ママの腕に抱かれて眠る。


産まれた直後は全身むらさき色で、苦しそうだった。
ママが病室に帰ってきてからは、ほほをピンクにして
うぐうぐ、声に反応している気がする。


なぜ、小さな赤ちゃんが産まれたか。
ママは3人目の赤ちゃん(Kちゃん)をお腹に宿した。
妊娠週数に比べて、「お腹が大きい」「羊水が多い」
羊水検査をするため入院してきた。2週間で結果がでる。


毎日、赤ちゃんの心拍と、ママのお腹の張りを調べる装置
をつける。これをNSTという。時間は、30~40分間。
ドクドクドク。力強い鼓動を感じる。


結果がでた。染色体異常。
予後はきわめて不良。この話を聞いて家族は道を選ぶ。
延命をする。しない。


ママもパパも眠れない夜を過ごして答えを出す。
それが昨日の夜の出来事。延命はしない。


家族と一緒に過ごしたい。これがKちゃん家族の希望。


「やっと会えたね。ママはここにいるよ。あなたのこと
愛してる。一緒におうちに帰ろうね。」


ママの愛は心の愛。お星様になってもママの愛は変わらない。


翌日、Kちゃんはお星様になった。よく頑張った。


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