誘発・促進分娩


助産師蕎麦湯のドキュメント誘発・促進分娩について

蕎麦湯の病院では『お産はできるだけ自然で』がモットー
だから陣痛がくるのを待つ
お産の予定日が過ぎても可能な限り待つ

分娩を誘発、促進するケース
1)妊娠中毒症があって妊娠を早く終了したほうが望ましい場合
2)完全な破水から24時間以上経過した場合
3)医師が必要と判断した場合

今日は分娩当番なのだ
陣痛室には昨夜から陣痛が来ている初産婦さんがいた
妊娠中毒症もあるし分娩を進めていく指示がでた
陣痛を助けるために点滴を始める

陣痛を促進していく場合
薬が反応してくると急激にお産が進行することもある
だからお腹に分娩監視装置
薬は器械を使って滴下速度をコントロール

子宮口は4cm開大
陣痛は7~10分間隔
点滴を始めてしばらくすると『お腹がすごく痛い』
昨日までの痛みと違う
確かに陣痛間隔が縮まってきた
今の間隔は5分おき、20秒発作
内診してみると5~6cm開大、お産が進んできてる

お腹に手をあてて腰をさすりながら
陣痛が強くなってきたね
昨日の痛みとは比べ物にならないね
これが赤ちゃんを産み出すパワーだよ
痛い、怖いって体を縮めてるとお産が進まないんだ
陣痛が強くなってることは素晴らしいこと
子宮の口がふわ~っと花開くイメージしよう
ココロとカラダの緊張を緩めて
ほら赤ちゃんとの対面はすぐそこだよ

蕎麦湯が産婦さんに話しかける内容の要約はこんな感じ
順調にお産は進んでいった

点滴を始めて4時間
子宮口はほぼ全開
自然ないきみ感に合わせてお産を誘導してみる
赤ちゃんの頭がするすると降りてきた

女の子誕生、元気な産声

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