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2006年1月~4月
全部で41作品見ました
シックス・デイ
面白かったです。アクション映画の割にストーリーもちゃんとあります。
クローン人間で商売を考えている会社をシュワちゃんとシュワちゃんクローンの二人で倒していくん話です。微妙な近未来が描かれていてそれが笑えました。
ストーリーではこの会社だけを破壊しても、同じ考えを持つ別の会社も必ず出るよねって思いましたが、それでも議員に説得しているときの会長の言葉は考えされられました。
病気の子供を持つ議員に、法律さえ直せば合法的に自分の子供のクローンを作り、今までと同じ生活が出来るんですよと。議員には法律を修正できる力があるんだし。
自分の身に置き換えても、もし自分の子が治らない病気になってしまったりしたら、お願いしたくなってしまうかもしれないです。
また再生された側の気持ちも描かれています。
博士の奥さんなんですが、一度死んでいるのに再生させられ、もう一度生きることが出来た事は幸せだったけど、もう満足だから死なせて欲しいと。
こんな事を書きましたが、そんなに哲学哲学した作品ではないですよ。
トーク・トゥ・ハー
たった2時間の中にいろいろな要素が入っていて、何とも言えない作品ですね。
ある女性のことを好きになってアタックしようと思ったら、その女性が交通事故で昏睡状態になってしまい、偶然看護師だった彼がその彼女の世話をする事となります。
4年間、ずっと彼女の世話をし続けます。ほぼ休み無く。
でもその時間は彼にとって彼女と一緒にいられる至福の時なんです。
もう一組のカップルは、女闘牛士とガイド誌ライターです。女性は彼に振られたばかりで悲しみにふれいています。そんな彼女を取材をきっかけに仲良くなり、ライターは彼女と真剣な交際を求めようとしますが、彼女は前彼とよりが戻ってしまいました。
そのことを闘牛が終わったら告白しようと思っていたら、牛にやられてしまい昏睡状態になってしまいます。
ライターと看護士はお互い愛する女性を世話する物同士として友情が芽生えます。
しかしライターは元彼が現れ、よりが戻ったことを聞かされ、彼女から離れます。
一方看護師は大切にしていた昏睡状態の彼女をレイプしてしまい、妊娠させてしまいました。
それが原因で刑務所行きです。
友人を助けようと帰国したライターは看護師の希望通り、妊娠した彼女のその後を調べます。
その結果彼女は出産の方は死産でしたが、同時に意識を回復していたのです。
しかしそのことを看護師に伝えることは弁護士から止められていました。
結局死産の上、昏睡状態のままだとと伝えました。
看護師は生きる希望をなくし、彼女のいる世界を目指して薬を大量に飲んで自殺をしてしまいました。
とまあ看護師側から見れば純愛っぽい内容なんですが、友情にかこつけて、ライターにもホモっぽい仕草を見せたりして、なかなか奥深い物を感じました。
トレーニング デイ
麻薬取締官に配属された若くて正義感あふれる青年。その青年を指導する先輩は実は悪徳警官だったのです。巧妙に後輩を指導するふりをしながら、悪事の仲間へと誘っていきます。
はじめは先輩の指導に悩みながらも素直に従っていた後輩ですが、初めての強盗殺人を手伝わされたときに、先輩の本性を知ります。
そして最後は先輩に直接勝負を挑むのです。
物語の中盤の正義感あふれる行動が後になって生きてきたり、ラストの悪を謳歌した先輩の死に様といい、見始めたらやめられなくなる良い作品でした。
でも先輩の巧妙な甘い誘いを死を覚悟できっぱり断る勇気ってなかなか持てないですよね。
義務と演技
二組の夫婦のセックス感のずれを描いた作品です。
館ひろし、高島礼子夫妻はセックスレスです。妻はアタックしているのに館の方がセックスを避けているのです。しかし妻のことをとても愛しているのです。
もう一組の夫婦、杉本哲太、清水美砂夫妻は逆で頻繁にしています。妻がセックスなしではダメなタイプなのです。夫は満足させているようなつもりでいましたが実は妻はいつも満足した演技をしていたのです。
偶然仕事で館と清水が出会い、そのまま不倫してしまいます。
夫の浮気に高島が気付き、杉本に話します。
杉本は高島の話を本気にはしていませんでしたが、それでも思い、ある日コトが終わった後の妻の様子を見て、満足感は演技だと言うことをしります。
その後妻が浮気していることも確認し、杉本は高島にとんでもない要求をします。
この辺りがこの作品の一番面白かったところです。
その後、泥沼化するかと思われましたが、元々二組とも夫婦間の愛情はあるので微妙に綺麗な終わり方を迎えます。
でも僕はこの結末がちょっと気に入らなかったりします。
あと高島礼子の良妻ぶりが光りました。
美人の上、夜も積極的で更に一途、最高の奥さんですね。
秘密
かわいかったときの広末ちゃんが主演し、原作は好きな作家である東野圭吾さんの作品です。
公開当時は広末ちゃんのセクシーショットが話題になったような記憶があります。
でもなんとなくつまんなそうって思って、今まで見ませんでした。
内容もお母さんと娘が入れ替わっちゃうってところだけは知っていました。
で、いざ見てみますと、なかなかおもしろい作品だったのです。
ツアーバスに乗っていて転落事故にあってしまうのですが、その時に母の肉体が死に、娘の体に母の中身が入ってしまうのです。
旦那にはすぐにそのことをばらし、母の中身のママ娘として生きていくことを決めたのです。
実際生活してみるといろいろと不都合が出てくるんですねー
まず性生活。中身が妻だからって外見が娘ではそうそうできるもんじゃありません。
そして嫉妬。
外見は年頃の娘ですから、言い寄ってくる男たちも結構います。
いくら大丈夫、信じてと言っても中年の旦那には難しい話です。
そんなこんなでトラブルが相次ぎ、この先どうなってしまうのだろうと思ってしまいました。
女性はみんな女優と言いますが、この作品でもそれをうまく使っていましたね。
妻が一芝居打って、徐々に娘の魂が戻ってきていると言うのです。
つまり当たり前の家族に戻っていくというのです。
数年後、娘の結婚式の時に、中身は妻のままだったことを旦那にばらしますが、別にばらさなくても良かったんじゃないかとは思いました。とはいえ予想以上に良い作品でした。
探偵物語
赤川次郎原作なんで作品のテンポもそんな感じです。
やや突拍子もない感じで二人の出会いがあり、殺人事件に巻き込まれ、普通の探偵と女子大生が事件解決する話です。一緒に犯人捜しをしているうちに女子大生は探偵に恋してしまうのです。
軽い感じで話は進み、真犯人を見つけるところもかなりあっさりしています。
なのにエピローグが異様に長い。
正直言ってもう終わらないのかな?って思いながら見ていました。
シャイン
実在のピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた作品です。
彼はで育つのですが、ピアニストとしての才能があり、どんどん評価されていきます。彼の父はそんな息子を自慢に思っていましたが、父親の深すぎる愛情は一方的な押しつけに近い物でした。
そんなわけでピアノを弾いているとき以外のデビットは、いつでもどもってしまう心の繊細な少年でした。
デビットの才能は国内では治まりきらず、アメリカ留学の話が来ます。
しかし出発直前に父が猛反対し、断念します。
数年後、今度はイギリス留学の話が来ます。この時デビットは父の反対を押し切り、留学をしてしまいます。
イギリスでも才能を高く評価されますが、遂に精神の方がやられてしまいます。
オーストラリアに戻ってきたデビットは良き理解者に恵まれ、父親とは結局和解せずに暮らしていきます。
あの父を行動を反面教師にしなきゃいけないですね。
とても良かった作品です。
らせん
リングの後、2ではなくてこっちをすぐ見るべきだったんですね。
純粋にリングの続編になっています。
正直言って怖くは無かったです。
それよりも貞子さんが艶かしかったですね。ちょっと前にリング0を見てしまったので、仲間由紀恵ちゃんにこの役をやってもらえたら、もっとうれしかったのにと思ってしまいました。
やはり順番を守ってみないとだめなんだなって思いました。
グッドモーニング、ベトナム
ベトナム戦争中のサイゴン基地内のラジオDJが主人公です。
軽快なおしゃべりと皮肉たっぷりな内容でたちまち兵士たちから支持を得ますが、その軽薄さを嫌う上司もいます。
それでも彼は自分のスタイルを変えずに、兵士たちに笑いと活力を与え、また放送時間外でもベトナム市民たちに英語を教える事を通じて交流を深めていきます。
英語の生徒の中に一人かわいい女の子がいて、彼女にアタックかけているうちに彼女のお兄さんとも仲良くなります。
しかし戦況が悪化するにつれ、彼のDJとしてのスタイルを続ける事が難しくなっていきます。更に友達だと思っていた彼女のお兄さんが爆弾テロリストだという事がわかり、敵と通じている男という事でとうとう彼は本国に戻される事となりました。
爆弾テロ自体は良くない事ですが、テロを行った少年の涙の訴えは胸に迫るものがありました。
時代は変わっても米国は変わっていないんだなとも思いました。
リング0 バースディー
貞子誕生までいきさつを描いた作品ですが、よくわからなかったです。
この作品はなくても良かったんじゃないかとさえ思います。
ニューヨークのいたずら
ドけちなアパートの家主のどら息子が主人公です。
住人がどんな苦情を言っても知らんぷり。で、家賃の催促だけをしています。
しかしアパートのボロさで国からチェックが入ってしまい、なんと有罪判決が出てしまいます。
しかも刑務所に送るのではなく、そのアパートに住みなさいと言う、素晴らしい大岡裁きです。
息子はそのアパートで生活するうちにだんだん住人達とうち解けていきますが、父親は息子の事ををいつまで経っても子供扱いします。
この辺はニモのお父さんと同じ印象です。
最後は父に反抗し、自立します。
コメディータッチな作品なんだけど、何となく眠くなる不思議な作品でした。
エリザベス
冒頭、いきなり火あぶりで処刑という残虐なシーンがあって、想像していたのと違う作品だなって思いながら見ました。
もっと王室の華やかな生活が描かれているのかと思っていたので。
エリザベス王女だった頃の可憐な時代から、女王になりだんだん優しさだけでは国は統治できないことを知り、強さ厳しさを増していく姿を描いた作品です。
のっけから大作っぽい雄大さを感じるのですが、その割には話はどんどん進んでいくので退屈感やはありませんでした。
愛する人が裏切ったり、怪しそうな人が忠実だったり、結構意外な展開もあり楽しめました。
トゥー・ウィークス・ノーティス
サンドラブロックはいつものようにパッと見地味で女性としての魅力ゼロ、でも実はいい女です。
ヒューも定番のお金持ちで優柔不断で女たらし。
定番同士をかけあわせて、安心してみていられる作品が出来ました。
最初から最後まで予想を裏切らない内容です。プッと笑ってしまう所もあって
気楽に時間が過ぎていきます。
途中、新庄が出てきます。このときはかなり驚きました。
繰り返してみる作品ではないと思いますが。
ナースコール
看護婦6年目の女性が主人公の作品です。仕事にも慣れ、年齢的にも周りから結婚のことを言われるようになり、なんとなく張り合い無く日々過ごしている女性です。
ある日、プロサッカープレイヤーを目指していた青年が救急で運ばれてきました。はじめは単純骨折かと思われていましたが、診断の結果、骨肉腫でした。最悪、足の切断が必要となってしまいます。
そんな自暴自棄になった彼に対し、看護婦らしい態度で接する女性と、普段通り、ややいい加減さがまじって接する主人公がいます。
その彼が元でその二人の看護婦が仕事を辞めようと辞表をだします。
婦長に有給扱いにしてもらい、その間に病院内サッカー大会のボランティアをして、結局二人とも看護婦を続けることを決意します。
なんか、終わり方が釈然としないんですよね。
エド・ウッド
いいですよ、この作品。ジョニーデップ目当てで見始めたのですが、最後まで飽きることなく見ることが出来ました。
エドウッドというB級作品を作り続けた映画監督の生涯を描いた作品です。
後に史上最低の監督と称される人物です。
常にお金に苦労しながらも一生懸命自分を映画を売り込み、撮り続けている姿と、なぜか女装が趣味という変な一面がたまらないです。
今度はエドウッド自身の作品も見てみたいような気がします。
史上最低の監督が撮った作品ってどんなだろう?
未来少女ゼノン
宇宙ステーションで生活する少女ゼノンちゃんはステーションのスポンサー企業の恐ろしい悪巧みに気付きます。しかしいくら訴えても両親もステーションの所長も信じてはくれません。それどころか頭がおかしくなったから地球行ってしばらく静養しなさいと言われ、地球に強制送還されてしまいます。
地球で知り合った少年達と調査を続け、計画の中身がステーションの爆破だと知りますが、それを止めるにはステーションに戻らなければなりません。
果たしてゼノンはステーションを救えるのか?って言う話です。
お子様向けのかるーいテンポで話はどんどん進んでいきます。
これくらい軽いとかえって気持ちが良いくらいです。
グッドフェローズ
全体の印象はジョニーデップのブロウと同じです。実話ベースの話と言うところも同じです。
やくざな道に憧れていた一人の男の生涯を描いた作品です。
あちらは娘が出来てからは改心しようとするけど、お金を稼ぐ方法は麻薬を売ることしか知らないので、何度も捕まってしまい遂に大切な娘とも会えなくなってしまうのです。
一方グットフェローズの場合は捕まったあと自分の身の安全と引き替えに長年一緒だった仲間を売ることに決めたのです。
自分自身もずっと保護観察を受けながらの生活となってしまいます。
どちらにしても、幸せな老後ではないと言うことです。
チョコレート
人種差別主義者の父と人種差別などしない息子。二人とも刑務官として働いています。
ある黒人男性の死刑を執行しました。その男には妻と息子が一人いました。
死刑執行後、父と息子は口論になり、息子は父親に愛されていないと思って自殺してしまいます。
息子の死によって自分がどんなに傲慢な人間だったかを思い知らされ、刑務官の仕事を辞めてしまいます。
ある晩車で流していると、母親の悲鳴を聞きます。子供をひき逃げされた母親が泣き叫んでいるのです。その母子とは先日、死刑した囚人の妻と子供だったのです。
息子は病院でまもなく死んでしまいました。
彼は彼女を慰めようとしているうちに次第に彼女に惚れてしまい、いままで罵倒していた黒人達とも仲良くなろうと努力を始めます。
ついに二人は一緒に住むこととなるのですが、そこで彼女は彼が自分の旦那の死刑を執行した人間だと言うことを知ってしまうのです。
ラストが何ともいえない結末でした。
いろんな想いがあるんだろうけど、やっぱりそうするしかないんだろうなって感じです。
スネーク・アイズ
やっぱりニコラスケイジの作品はこうでなきゃって感じです。ギャンブルにはまっているダメ警官役。でも実際捜査を初めて見ると割と有能だったってね。
ストーリーは親友が実は黒幕だったとか割とありきたりな上、親友との直接対決もあっさりしていて、拍子抜けするくらいです。
でもエピローグが笑えます。
一躍時の人となった彼が、ダメ警官時代をマスコミにどんどん暴露されてしまい、今まで以下になってしまうのです。
出る杭は打たれるって言うのはアメリカでも同じなんですね。
リバー・ランズ・スルー・イット
見る前はブラピが主演なのかなって勝手に思っていたのですが、主役はお兄ちゃんの方だったんですね。でもプラピはとってもかっこいいです。あと釣りのシーンや大自然はとても美しいです。
やんちゃな弟は大人になってもやんちゃなままなんですね。やっぱり性格は変わらないんだーって思いました。
ファットマンブラザーズ~百貫探偵~
伊集院光監督、主演の作品です。世の中で迫害を受けているファトマン達に光を当てた作品です。3人のファトマンがそれぞれ今までの居場所を追われてしまい、ある探偵事務所に入社します。
そして太った体とまっすぐな心で次々と依頼を片付けていくコメディーです。
そんなに長い作品ではないですが、内容を考えると60分程度にまとまるかなって気がします。ちょっと中だるみがあります。
救命士
暗い、とにかく暗い作品です。2時間の作品を見るのに3回も寝てしまいました。つまり4日もかけて見たのです。それくらいマイナスパワーを持った作品です。
ニコラスケイジの作品って見やすいのが多いのにねー。
救命士の心の苦悩を描いた作品なんですが、演出ですかね。ストーリー自体は最悪って感じはなかったです。ただ、とにかく眠くなりました。
プリティ・プリンセス
母子家庭に育つ内気な15歳の少女が主人公です。彼女は目立つことが大嫌いで、透明人間になりたいとすら思っています。
ある日突然おばあちゃんがやってきて、実はあなたはヨーロッパのある国の王女だったと告げられます。国王が急死してしまい、あなたが唯一の王位継承者なのですと言われます。
だめだめな彼女は舞踏会の日まで王女としてのマナーを学びつつ、王位を継承するか考えます。
マスコミにもそのことがばれてしまい、アメリカ中の注目を浴びる女性となってしまった主人公は、憧れていた少年と軽はずみな行動をとってしまいます。
失敗を繰り返しながら大事なことを学び、最後は自分の意志で決断をするのです。
個人的には主人公の女の子、変身前も髪の毛を束ねてるときは結構かわいいなって思っていました。むしろ変身後の方が普通すぎかなって感じです。
彼女のドジッコぶりがとても笑えます。
6デイズ/7ナイツ
はらはらドキドキを期待してたんですが、そうでもなかったですね。
無人島での遭難生活も海賊以外に何も出てこないし。
ラストも二人がまた元通りの生活に戻るなら、また印象が違ったのでしょうけど、結局カップルになってしまうってのがねー。
絶対うまくいくわけ無いのにさ。
アクション映画の割に緊張感もあまりないので、イマイチだったと思います。
彼女はホログラムスター
たまたまTVつけてたらやってたんで、ついつい最後まで見てしまいました。
高校生の彼は幼なじみの女の子のバンドのボーカリストとして起用するために理想の女性をホログラムで作りました。名前はロレッタです。
ルックスも踊りも歌も最高の彼女を作り上げた彼は、ホログラムでありながらも彼女に惹かれていきます。そんな彼を見て、幼なじみの子、サマンサは嫉妬してしまいます。
ある日のライブでボーカリストがホログラムであることがばれてしまいますが、観客は皆そのことを受け入れ、ついにはプロ契約もしてしまい、スターへの道を歩み始めます。
プロダクション側はロレッタのことを文句も言わない金を稼げる最高のタレントとしてしか扱いませんが、彼にはそれが納得できません。
そしてロレッタをインターネット上に逃がしてしまいます。
またロレッタ自身も次第に人間へのあこがれを持つようになります。
ロレッタのいないライブで、サマンサはロレッタを目指したパフォーマンスを行いますが、転倒してしまい、頭を打って意識不明となってしまいます。
そこへロレッタが帰ってきて、脳波計を経由してサマンサの中に進入し、彼女の意識を回復させようとします。しかしネットとは違い、一度進入したら戻ってくることはできません。それでもロレッタはサマンサの中に進入します。
そして一時的ですが、サマンサの体を通じて人間の感覚を知ることができます。
やがて意識の回復したサマンサに変わって、ロレッタは消滅してしまいます。
またロレッタを作った彼は、人間は完璧じゃないからかわいいんだという事を再認識します。
終盤のサマンサの体を通じて人間の感覚を知ることができたロレッタの喜びみたいなところがとてもよかったと思います。
クールランニング
オリンピックを目指していたジャマイカの青年が、選考会で痛恨の転倒をしてしまう。
しかしどうしてもオリンピックに出たい彼は、ボブスレーで出場することを決意します。
氷のないジャマイカでメンバーを集め、コーチを見つけ、猛特訓します。
何とか予選タイムを通過し、はじめは国の恥と言われたれからも支援されなかったジャマイカのボブスレーチームですが、一生懸命な姿とそれに伴う好成績で皆の心をつかみます。
軽快なテンポで話が進みますし、内容も面白いです。
おすすめです。
キッド
ブルースウィルス主演のコメディーになるんでしょうねー。
40歳のブルースウィルスはイメージディレクターという仕事をしています。
人前に立つ人間に好印象を与える方法を教える仕事です。つまり嘘の付き方を指南しているようなものです。
仕事は順調で高収入も得ていますが、妻もいない、犬も飼っていない寂しい生活です。
そこへ10歳のいじめられっ子だった自分が突然現れます。
40歳の自分を見てがっかりしてしまいます。
二人で未来を変えるために、10歳時に戻り、いじめられるきっかけになる日にもどり、いじめっ子を自力で倒します。
ラストはちょっとごちゃごちゃしてしまい、わかりにくいのがこの作品の欠点ですね。
Wの悲劇
タイトルを見るとサスペンスものかと思いますが、実際は違っていました。
単なる劇団の研修生だった主人公が、「Wの悲劇」と言う劇を通じて、一躍トップ女優にのし上がっていく様を描いた作品でした。
しかしその一方、女優としてい生きていくために、好きな人とも別れなくちゃいけないんですね。その決意をしたところでストーリーは終わります。
面白かったです。
天国にいちばん近い島
ニューカレドニアの景色がとても美しいです。それだけが救いです。
ストーリーが進めば進むほどつまらなくなっていく不思議な作品です。
パールハーバー
戦争物かと思いましたが、戦争で運命を狂わされてしまった、友情と愛情の物語でした。
子供の時からの親友が二人してパイロットになり、片方の男は恋人を作ります。しかし海外出兵に志願して戦死してしまう。
残された男と彼女が何となく恋に落ちてしまったところへ、死んだはずの男が帰ってきます。
ここで友情にひびが入ります。彼女も前の男の事が好きですが、今の彼の子を妊娠してしまったのです。
そこへ真珠湾の奇襲が行われ、一気に戦争に突入です。
ここでは3人とも何とか生き残ることができます。
時が過ぎ、反撃を伺うアメリカはアメリカ版特攻隊をつくります。
当然二人とも特攻隊に参加します。
そこでパパの方が死んでしまい、彼女は最初の彼と結婚し、親友の子を産んで
幸せな家庭を築きます。
割と面白かったんだけど、三角関係を終わらせるために無理矢理話を引っ張ったんじゃないかなって気がしますね。
ちょっと長かったです。
汚れた英雄
主題歌かっこいいです。草刈正雄さんのセクシー姿が何度も見られます。鍛えられた腹筋や引き締まったおしり。それに興味がなければ、観る必要のない作品だと思います。
つまんなかったです。
彼のオートバイ、彼女の島
むかし話題になったですよね。なんとなく知っているタイトルだったので観てみました。
くさい台詞と学芸会みたいなお芝居でした。
昔のアイドル映画ってだいたいこんな感じでしたよね。
敦煌
面白かったです。
はじめは時代に翻弄された男女のラブストーリーかと思っていましたが、そんな単純な話ではなかったです。
大きなテーマは、それぞれの男達の人生を賭けた生き甲斐を描いているんじゃないかなって思いました。
侵略に生きるもの、復讐に生きるもの、そしていろいろあったけど最終的には人類のために歴史を残すために生きたものです。
エピローグでそういった貴重な資料が中国ではなく各国に持って行かれてしまったというナレーションが、とても悲しかったですね。
天と地と
謙信と信玄、川中島の戦いを描いた作品です。謙信が主人公です。
後半の合戦のシーンは凄いですが、それ以外はちょっといまいちだったです。
特に終わり方はあっけなさすぎで、びっくりしました。
あなたが寝てる間に・・・
性格はよいけど地味で恋人のいない主人公の女性は、毎日見かけるある男性に恋しています。
ある日、その男性がホームから落ちてしまい電車にひかれそうになってしまいますが、彼女が飛び降りて間一髪、助かりました。
そのまま病院へと搬送され、容体を見たいが家族以外は面会できないといわれ、かねてからの思いもあってか、ついフィアンセですと言ってしまう。
彼は昏睡状態のままですが、そこへ彼の家族が現れてしまい、病院のスタッフからフィアンセですと紹介されてしまい、そのまま誤解されてしまいます。
彼の一家に暖かく迎え入れられた彼女は、誤解を解くことがどうしてもできません。更にそのなかでも彼の弟の事が気になるようになってしまい、ますます困った自体となってしまいます。
また、弟の方も彼女のことを好きになってしまうのですが、なにせ兄貴のフィアンセなのでどうすることもできません。
最終的にはハッピーエンドで終わりますが。
嘘の上に嘘を固める話って、面白いですよね。
ロスト・イン・スペース
このまま地球にいてもエネルギー不足でいずれ人類が滅びてしまうので、そうならないために、宇宙に移民するための実験としてある科学者一家が旅立った。しかしそれを良しとしないスパイによって、一家は宇宙で迷子になってしまうのであった、という感じでストーリーが始まります。
スペースオペラあり、宇宙クモあり、時空のゆがみありと内容盛りだくさんですが、内容がありすぎてかえって淡泊な印象を受けました。
つまらなくないけど、取り立てて面白くもないって感じの作品でした。
コン・エアー
連続してニコラスですが、この作品はとても面白かったです。
おおざっぱに言えば、ニコラス版ダイハードです。
ダイハードが好きなんで、この作品も気に入りました。
良い人だけど、運が悪くて囚人になってしまったり、第一級囚人護送機に乗る羽目になってしまったりとです。囚人役なんでいつものすっきりとした短髪ではなく、ぼさぼさ頭で大活躍します。
車が飛行機に釣られて空を飛んだり、LA市内に不時着したりと見所満載です。
細かく突っ込みを入れようとすればいくらでも入れられますが、そんなことを気にするのでなく、頭空っぽにして鑑賞するのが良いでしょう。
ラストに憎らしかった人が、いい人になるところもお約束です。
60セカンズ
どんな高級車でも60秒で盗むことができる伝説の車泥棒が主人公です。6年前、警察に捕まる前に突然引退し、今では堅気として生活しています。
兄に憧れている弟はやはり車泥棒となってしまうが、仕事をドジってしまいます。依頼主は兄に弟の命と引き替えに50台の車を盗むよう命令します。
昔の仲間達に声をかけ、弟たちのグループも加わり、1晩で50台もの車を盗み出すというとんでもない計画を立てます。
一方、昔から兄を捕まえることに執念を燃やしている警官が登場します。ルパンでいう銭形のとっつぁんです。
車を盗むところはそんなにときめかなかったけど、ラスト1台になってからの盛り上がりはなかなか良かったと思います。
ラストはヒューマンドラマになっていましたし。
兄弟の絆が再確認され、警官と兄との間もルパンっぽいやりとりがあります。
2006/1/10
キス・オブ・ザ・ドラゴン
これは良かったです。テンポが良くって善悪がわかりやすくて、何にも考えずに観られます。ジャッキー映画と同じような印象です。
ストーリーに細かい突っ込みを入れようと思えばいくらでも入れられますが、そんな事しないで楽しむべき作品だと思います。
ただラスト、悪役のボスを殺しちゃんうんだっていうのはびっくりです。
警官だから逮捕で終わらせるのかと思っていました。
フランスの警察はちょっと無能すぎです。
2006/1/7
嗤う伊右衛門
何でこんなのを観てしまったのでしょう?
そう思うくらい面白くなかったです。こんなのをチョイスした自分が悲しいです。
いつか展開が変わって、面白くなっていくだろうと信じていたのですが、そんなことありませんでした。グロいし、は虫類いっぱい出てくるし。
唐沢さんと小雪さんに期待したんですが、大失敗でした。
2006/1/7
ハウルの動く城
今年初映画はこれでした。
最初からテンポ良く話が進み、ドキドキシーンの連続です。テイストとしては僕の好きなラピュタに近い感じです。
よくよく突っ込みを入れると、今までのジブリ作品のエッセンスをごちゃ混ぜにした感じですけどね。
ナウシカっぽいもの、湯ばーばっぽいもの、ラピュタっぽいものってかんじで。
でも今までのと一番違うのははっきりと「愛」を語っているところです。大人の「愛」です。
キスシーンもありますしね。
中盤から後半にかけては本当に展開がめまぐるしく変わって、一体どういう風に終わるのだろうかってドキドキしながら観ていたのですが、結末だけはちょっと納得がいかないのです。
ハッピーエンドなのはわかりますが・・・
先生、そんなに力があるのならもっと早く戦争をやめさせてくださいな。
2006/1/5 AM 10:35
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