手術当日~退院

よつば 2008年6月18日(水)手術当日~ 退院の日まで よつば


6月18日(水) 手術当日

夜7:00にA病院で抗生剤の注射を受ける予定でしたが、わたしの頭の中は、もし子宮蓄膿症なら一刻も早く手術を受けさせたいと考えていました。近所のB病院は開業30年くらいで経験豊かな獣医さんということを知っていたし、インターネットで病院設備を調べるとレーザーメスなどA病院よりも新しい設備や多いスタッフでした。手術を受けるなら、B病院のほうがいいと思い、電話をしてから12:00にB病院へ。今までの治療や症状のメモとA病院で処方された薬、計算書も参考に持参しました。今までの経過をお話すると、すぐにエコー検査をしてすぐに子宮蓄膿症とわかりました。日に日に体力が落ちていく暢乃の姿を見ているし、一日でも早く苦痛を取ってあげたいと考えていたので、今日、手術して欲しいと先生にお願いしました。すると、他の患者さんの予約をチェックしてから、承諾してくれました。
手術前の血液検査で子宮蓄膿症の症状である白血球の異常増加が見られました。
でも思ったよりも、血液検査数値が悪くないと言われ、手術はうまくいくかなと少し気持ちが楽になりました。


6月18日(水) 手術16:00~

一旦、家に帰り午後4:00からの手術に備えました。朝フードは少量しか食べられなくて食後8時間以上経過しているので大丈夫。手術までの時間は絶食絶水が基本なので、子宮蓄膿症の犬は水を欲しがるのですが水は飲ませないようにしました。あとは、約束の時間に連れて行き、先生にお願いして成功を願うのみでした。同意書は書きたくない…でもサインしなくちゃいけないと思っていたのですが、手術前にそのような話も同意書もありませんでした。B病院の先生は手術に自信を持たれているのか、暢乃は大丈夫と太鼓判だったのかは不明ですが…。先生の説明では、手術自体は大丈夫、でも他の病気も持っている場合や術後に麻酔から覚めないなどで危ない場合はあると聞かされました。午後6:00には、手術も終わり麻酔も覚めているので、面会に来てくださいとのことで先生に暢乃を預けて帰りました。
面会までの時間は、暢乃が術後に帰ってくることだけを考えて部屋やゲージの掃除をして過ごしました。


6月18日(水) 午後6:00 面会

午後6時に面会に行きました。やはり、暢乃の姿を見るまでは心配でたまりません。診察室の奥にある犬舎に通されて、麻酔がまだ半分残ってボーっとしている暢乃の姿が見えました。犬舎の一番奥の隅っこにお座りをしている暢乃は、わたしの『のんの』の呼びかけに尻尾の先だけを少し動かして答えてくれました。犬舎の一番奥の隅っこから動けず、目だけパッチリ見開いてお座りしていました。点滴のカテーテルが気になるのか、右前足を気にしていました。6時からの面会でしたが、暢乃が心配で犬舎の前でへばりついていた私。気付くと午後7時30分になっていました。先生から『そろそろ…』と声をかけられ、一泊入院をお願いして病院を後にしました。その足でお世話になったA病院へ行きましたが、休診日だったので当然ながら閉まっていました。A病院の前から留守番電話に他の病院で手術を受けたこととお礼を話して帰りました。
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この写真は、退院してから初めて家でフードを食べた後のものです。暢乃の目から涙が…。まだ痛いのかな、それとも術後の初の家ごはんが美味しかったのかな。涙も出てるけど、お口にフードがついてます^w^


6月19日(木) 退院

一泊入院だけで無事に予定通り退院できました。

写真は家に帰ってきてすぐにいつものフードを食べているところです。

食欲があったので、安心しました。

傷はまだ痛むはずなのに、全部食べてくれてよかった…。

病院でもふやかしたフードを出してもらったんですが、一口も食べなかったようです。

あまり好き嫌いはないほうなのに、元気な時はなんでも食べちゃうけれど、具合が悪いときは好きなものしか食べられないようですね。

食後は胃が動くので痛むのか気持ち悪いのか、たまにクーって溜息のような声を出しながら寝ていました。

6/18分

・診察料 1,580円  ・鎮痛剤注射 1,790円  ・点滴(術中、術後) 3,680円  ・採血料 1,050円
・血液検査(肝機能、腎機能、血糖値)6項目 5,040円  ・血液検査(電解質) 1,050円
・血液検査(QBC7項目検査) 2,100円  ・超音波検査 2,100円  ・静脈カテーテル留置 2,500円
・吸入麻酔(イソフルラン) 13,650円  ・子宮全摘出手術 36,750円  

6/19分

・再診料 1,050円  ・抗生物質注射 1,790円  ・点滴 2,310円  ・入院料(小型犬) 3,360円

合計79,800円


6月19日(木) 手術後

術後の傷の様子です。

お腹の中の2つの皮は溶ける糸で縫ってあるそうです。

一番外側の皮膚は溶けない糸。

外側の縫合は、若い獣医さんが縫ったそうで…あんまり綺麗な縫い方じゃないです><

先生曰く、若い獣医さんにも縫ってもらわないと上手になれないでしょって…。

暢乃で練習するなーって、心の中で叫びました。

よつば 2008年6月20日(金)~抜糸まで


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