2002年11月02日
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シンプルな間柄

     観音寺市 ミスター・マリー

好きなのはロック。部屋中ロックで満たして、冷たいカンパリソーダを飲むのだ。この時、ボクは今この空間こそが、世界中で一番ススんでいるハイな状態だと思う。なぜなら、ここには男も女もいないから。ボクという一人の人間がいるだけだ。

音声を消したテレビは、あいもかわらず擦りきれたラヴストーリー。「トレンドな」・・・という言葉が流行るわりに、社会は少しも新しくない。社会ほど変わらないものはない。化石の森みたいだ。なぜなら、今の「ワンパターン化された男と女の役割」を演じさせられている社会においては、何をしても「トレンド」だなんて言えない。

もう、いいかげんに♂と♀を解放してくれないかなあ。♂と♀の存在は種族保存のため。♂と♀の違いは精子と卵子。♂と♀はただそれだけのシンプルな間柄。(シンプル・イズ・ベストだからほんとうにいいのかもね。)

ボクのきらいで陳腐な言葉に「男と女の間には暗くて深い河がある」。いつ聞いてもアホらしくて、ゆううつになる。男と女の間にはなにもありはしない。あるとしたら、国家という社会から与えられた「役割としての演技者」だ。偶然による性別で、♂やから♂をやれとか、♀やから♀をやれとか、プレッシャーをかけんといて欲しいなあ。「男と女の間には暗くて深い河がある」と思い込まされるのは、もうやめよう。あるとしたら性交。その暗くて深い河のSEXにおいて、女はやりたくない時でも やらなければならない 状態にある。いや追い込まれている。自分自身の大切な身体を、何故その気もないときに侵略されなければならないのか。何故、それをレイプだと言えないのか。ボクは男と女の関係は、♀が性の決定権を持つことから始まると思う。

時代はいま、黄色い点滅信号のままだ。男たちも現状のままではおかしいと気づいているはずだ。そして女たちも、テレビや雑誌というメディアを通して、男たちのSEXに都合のいいように洗脳されていることに気づいて欲しい。

好きなのはロック。部屋中ロックで満たして、冷たいカンパリソーダを飲むのだ。女が人生で「本当の選択肢、本当の自由、本当の幸福、本当の快楽」を持つことが出来る時代が来るとき、ボクは「男と女のシンプルな間柄」を自然に受け入れることが出来るだろう。






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最終更新日  2002年11月02日 12時24分30秒
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