2004年07月03日
XML
テーマ: 中国&台湾(3305)
カテゴリ: カテゴリ未分類
次に歩いていったのは、国内展示区だった。中国28省と、北京、重慶、天津、上海の4市、そして香港、マカオの庭園が一堂に会している。どうも、ここが現在の世界園芸博覧園の見どころになっているようで、観光客も一番多かった。

確かに、広い中国各地の代表的な庭園を一ヵ所で見れるのだからお得な気分になる。

「唐園」と名づけられた陝西省の庭園には大雁塔が聳えているし、「泉石園」の山東省には泰山や曲阜がある。


山東省泉石園


江蘇省の「蘇園」には瑠園で見たような格子窓がある。「広東園」は熱帯植物でいっぱいだし、新彊ウイグルの「西域情」はイスラム様式の建物だった。湖北省は「楚園」、四川省は「蜀園」とくればまるで三国志だ。


そして、ご当地雲南省は「彩雲園」だ。別に「お線香」のコマーシャルではない。中央に孔雀の石像があり、彫刻を施した石柱が9本、周りのお花畑の中に立っている。場所も一番いいところにある。

今回の「銀婚旅行」のベストショットは、やっぱりこの一枚でしょう。


雲南省「彩雲園」


ぐるぐるといろいろな庭を巡っているうちに、いつの間にかお昼だった。お昼のアトラクションがあるらしく、みんながメインストリートに集まっている。明るく楽しそうな音楽が聞こえてくると思ったら、数台の花車のパレードが始まっていた。tetywestたちはメインストリートから少し離れた場所で見ていたのだけれど、ちょうど車庫に帰る前に花車がその前を通った。手を振ると、ニコニコしながら花車の上から手を振ってくれた。


花車


最後に訪れたのは「中国館」だった。ここには各省の特産品が展示してある。これも、一ヵ所で全国の逸品が見れるのだから、お得な気分になる。各省ともかなり気合を入れて出品してあるので、どれもため息が出るくらいの高級品だった。

中国館には「お土産コーナー」があったので、家内が雲南省の土で焼いた茶器を買った。それは蓮の葉の上に裸の男の子が寝そべっている人形なのだが、売店のお姉さんが使い方を実演してくれた。お茶を淹れるとき、一煎目をこの人形の上に捨てると、ちょうどオシッコをしているように水が流れるというものだった。whさんのおかげで、これも定価よりかなり安く手に入れることが出来て、家内は大喜びだった。

しかし、中国館を出たあとで、
「あ~残念、もっとたくさん買っとくんだった。誰にあげても良かったのに・・・」
「それが日本人の悪い習慣でしょう。土産は自分の記念に買うものだよ」

その茶器は今、tetywestの家の玄関に飾られている。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年07月03日 00時11分17秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

鶴亀彰@ Re:50年前のビデオ(2)(08/08) 突然のメールで失礼致します。私はカリフ…

バックナンバー

2024年12月
2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: