自分は駄目、もう駄目と思い沈むとき。
人間関係にはいつも一定の距離を保っているので、深入りはしない。自分が干渉されたくない代わりに他人の干渉もしない。それゆえ親友は少ない。欝になってから世間話をしなくなった。人と話をするのが億劫ということもある。そんな日々を過ごしていたら話さなくても良い環境が成り立ってしまった。
身体が軽やかに動くときは比較的気分も良い。体の中からエネルギーが沸やかさがある。体さえ動けば体調は比較的良い。心も軽い。体が動かなくなったときは体調が悪い。何をするにも億劫で、薬も飲みたくない。深海魚のようにジッと潜んでいるって感じだ。起き出すのにすごくエネルギーが要る。こんなときは頭の回転も悪く同じことを繰り返すようになる。実際動けないので、もう駄目かと思う。このまま人生が終わってしまうように思う。
人間としても最低。生きる価値が無い。このまま消えてしまいたい。活動的にすごせないときは心理的にも追い込まれていく。心理的に追い込まれていくとまたこれが作用して身体も重苦しくなっていく。
私にはこの悪循環があるように最近思えてきた。もう駄目だ、と思い込もうとするとき、「休めばまた元気になれる」と自分に言い聞かせるようにしている。すぐには元気になれないが、二三日休めばまた動けるようになる。
横になっていると少しずつ体が軽くなっていきまた動けるので、休めば元気になれる、と自分に言い聞かすことができるようになってきた。
このまま人生がどのように展開していくか、不安になる。まだ働いているので何らかの社会関係があるが、仕事をしなくなったら闇に世界の放り出されるように感じる。誰のためではない、自分のためにだけ生きるなんて事ができるだろうか。
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