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昼からT保育所に行ってきました
家から自転車で10分以内の所にあって、子育てルームもあり
ずっと気になってる保育所
だったんだけど 隣の区になるので、行っていいのかどうか・・
って思っていた場所で。
今回はお話会が、それも重要な子供への性教育ということで
行ってきました。
初めに、主催して頂いた方の知り合いで元保育士のお姉さんが
犬のぬいぐるみを使って遊んでくれて、
その後にトトロの曲にあわせてダンス
今日のハルは抱っこと言わずニコニコしながら踊ってました
こういう場所で踊るのに慣れてきたのかな
その後、助産師の木戸口さんのお話会が始まりました。
最初に、こういった話をするきっかけになった出来事を聞きました。
それは
先生が助産師になって病院で働くようになった頃のこと。
小学校5年生の女の子が妊娠し、出産したと・・・
ショッキングなお話でした
それはレイプによるもので、 初潮が来たばかりでその一度っきりで妊娠
本人も何をされたかもわからないので、大人に伝えることも出来ない。
その頃の子供って、体もぽっちゃりしがちだし
生理だって初潮があったばかりだから、不規則で当たり前。
周りの大人も気づかなかった。
本人もこれが妊娠だとは気づくはずもなく・・・
気づいた時には、もう中絶できない時期に・・
6年生で出産することになり、育てられないので
そのまま赤ちゃんは施設へ・・・
そして、こういうことは現在珍しいことではなく
まだ中学生なのに中絶しなければならない子も多いとか・・・
こんなことが起こらないようにするには、
まず自分の子供にちゃんとした性教育を
そして、それを身近な人に話すこと
これが先生の活動の始まりだったそうです。
2人目の子供を妊娠した時に、上の子に絵本を見せたそうです。
絵で説明している絵本で、先生も初めは2歳ぐらいの長女に読むときも
その頃の講演でも
とても恥ずかしく、顔が毎回赤くなってたそうです
でも恥ずかしいのは大人だけ。子供はまだ小さいから、いやらしいとか
はずかしいとかまだ感じていないから、普通の絵本と同じように
読んで もらってる感じ。まだ本の内容がちゃんと理解出来てる
訳でもなく、ただ「ふぅ~ん」って感じだったとか。
でもこんなピュアな時期からスタートすることが大事ということ。
学校に行きだすころになれば、子供にとって好きな人が
お母さんではなく友達であったり先生であったり。
その前から子供とのコミュニケーションをしっかりしておけば
大きくなってもいろんな話をしてくれるようになるとの事。
いざと言う時に話が出来る、子供から躊躇せずに話せる
それが一番大事。
幼稚園生くらいになると子供はいろんな質問をするようになる。
性についても同じなので、その時は恥ずかしがらずに
ちゃんと正直に答えてあげること。
そしてその頃、男の子も女の子も自慰らしきことをする。
その時に「汚い」だとか、ダメ!と止めさせるのではなく、
外や人の前でするものではないことを伝えること。
自分の体を知るという第一歩だから。
先生は子供さんが中学生の頃に、男の子にも女の子にも
避妊の仕方を教えたそうです。
男の子にはちゃんと自分で何度も練習するようにと。
そして、高校生で妊娠させて中退しても
そんな子は働かせてもらう所はないから。
もし女の子が迫ってきても 「持ってないからダメ」と言いなさい
と言い、
女の子には、受身になったらダメ
自分の体は自分で守りなさい
と教えたそうです。
こんな話や指導が出来るのも小さい頃からの
積み重ねがあったからこそなのだと思います。
あっという間でしたが、 本当にためになるお話で充実した
1時間でした。
この日のハルには驚きでした
最初に書いたダンスでもご機嫌だなとは知ってたんですが、
お話を聞いてる傍で、ハルが突然
私に向かって「キャハハ」って飛び込んできたんです。
それを何度もするんです。
一人で何してるの?と思って様子見てたら
後ろを覗き込んでから飛び込んできてることに気づき、
後ろを見ると、大人3,4人しか入れないくらいのスペースに
入り口と窓が作ってある所があって
そのなかに、初め一緒にダンスしてくれたお姉さんがいたんです。
もしかしてお姉さん覗き込んで・・・でもまさか、初対面だし・・って
思ってたら、しばらくすると
その窓のお姉さんの所へ行って
お姉さんがおもちゃを窓の淵から落としたりするのを見て
「キャハハ」と・・・
本当にビックリでした
初対面の人に、前から知ってたように接してるなんて・・・
こういう場所に慣れてきたこと
お姉さんが最初にお話してくれたこと
最初からハルがご機嫌だったこと
何か波長があったこと
いろんなタイミングが合ったのだと思います。
でもホントにびっくりでした。
今まで以上に親子共々充実した日でした
ミニライブとダンスと忘年会 2008年12月06日