ナイアシン( ビタミンB3) とは? |
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ナイアシン( ビタミンB3)と呼ばれ、 糖質・ 脂質・ たんぱく質の代謝に不可欠な ビタミンである。 水溶性ビタミンで、すぐに尿として排泄され、貯めておくことができないが、日本の通常の食事での欠乏はあまりみられない。 トリプトファンという アミノ酸と ビタミンB2、 B6から作られており、これらが不足すると体内での合成の能力が低下する。 欠乏症としてはまず「 ペラグラ」という 皮膚病が挙げられ、舌の先や縁の炎症や 食欲不振などの症状がでる。また、 精神的ストレスが多く、 胃腸障害がある場合などは ナイアシンをたくさん摂る必要がある。 糖尿病との関係が深く、 インスリンの合成と関係するが、 ナイアシンの大量摂取が糖質の処理能力を妨げるとも言われている。 |
ナイアシン( ビタミンB3) の効果・効能 |
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ナイアシンは たんぱく質や 糖質の代謝を促進し、 神経や 脳機能の正常化、 性ホルモンの合成などに関わっている。 また、皮膚、舌、消化器あるいは精神機能などの 健康維持にも 必須ビタミンである。 肌あれが気になる人、 お酒をよく飲む人は、積極的に補給したい。 |
ナイアシン( ビタミンB3) が多く含まれる食材 |
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カツオ、サバ、ブリ、レバー、卵、牛乳、豆類、鶏肉、赤身の肉、米ぬか、ピーナッツ、プルーン、緑黄色野菜など... |
ナイアシン( ビタミンB3) の1日に必要な量 |
成人男子: 17mg 成人女子: 13mg |