2003年・新人王

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2003年・新人王レース

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最近更新

ついに2003年MLB・新人王が決定!

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アメリカン・リーグ

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アメリカン・リーグの新人王に輝いたのは
ロイヤルズの 「A・ベローア」

2002年は首位から32.5ゲームも離されたロイヤルズで
1番ショートに定着しチームを牽引したベローア、
プレイオフ進出をかけて最後までワイルドカード争いができたのも
走攻守に大活躍だったベローアの力といえる。

ショートのポジションということも新人王獲得を後押ししたといえるが、
過去の新人王達にも決して引けをとらない
堂々たる数字を残した見事な受賞である!

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戦後の新人としては歴代11位の106打点をあげた
ヤンキースの 「松井秀喜」 はわずか4ポイント差で新人王を逃した。

日本での実績が大きなハンディとなったのは否めないが、
過去に新人王を獲得した3人の日本人(野茂・佐々木・イチロー)ほどの
圧倒的な数字を残せなかったのも事実。

2002年には「50本」だった本塁打が「16本」に激減したのも
彼の実力からすれば物足りない。

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4月にイチローの月間新人安打数を更新した
22歳のデビルレイズ 「ロッコ・バルデッリ」
ベローア以上の数字を残しながら新人王には届かなかった。

しかし最下位チームにいながら、最後まで全力で奮闘、
春先の勢いは徐々に薄れてしまったが
「ディマジオ2世」の名に恥じることのない活躍を見せた!

守備力もさることながら、打ってから走り出すまでの速さは必見!!

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その他、レンジャースの 「M・テシェーラ」 と、
インディアンスの 「J・ゲラット」 のパワーヒッターの二人も
新人として堂々たる成績を残したといえる。

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投手陣は夏場以降全く冴えないままに終了。
とくに、新人セーブ記録更新は間違いなしと思われた
ロイヤルズの 「M・マクドーガル」 の失速は残念。

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●打者●
表内の赤字は新人トップ  現地9月28日現在
選手名
チーム
守備
打数
安打
 本
打点
打率
盗塁
生年
H・マツイ
NYY
OF
 623
179
 16
106
.287 
  2
1974
R・バルデリ
TAM
OF
 637
184
 11
 78
.289 
 27
1981
A・ベローア
KAN
SS
 567
163
 17
 73
.287 
 21
1978
M・テシェーラ
TEX
1B
 529
137
 26
 84
.259 
  1
1980 
J・ゲラット
CLE
1B
 480
134
 22
 75
.279 
  4
1977
K・ハービー
KAN
DH
 485
129
 13
 64
.266 
  2
1978
R・ジョンソン
TOR
OF
 412
121
 10
 52
.294 
  5
1976
C・モンロー
DET
OF
 425
102
 23
 70
.240 
  4
1977

●投手●
表内の赤字は新人トップ  現地9月28日現在
選手名
チーム
登板
投球回
勝-敗
セーブ
防御率
奪三振
生年
J・デービス
CLE
27
165.1
8-11
  0
4.68
 85
1980
J・ボンダーマン
DET
33
162.0
6-19
  0
5.56
108
1982
M・ヘンドリクソン
TOR
30
158.1
-9
  0
5.51
 76
1974
R.A.ディッキー
TEX
38
116.2
-8
  1
5.09
 94
1974
B・トレーバー
CLE
33
111.2
6-9
  0
5.24
 88
1981
F・ロドリゲス
ANA
59
 86.0
8-3
  1
3.03
 95
1982
R・ソリアーノ
SEA
40
 53.0
3-0
  1
1.53
 68
1979
L・カーター
TAM
62
 79.0
7-5
 26
4.33
 47
1974
M・マクドーガル
KAN
68
 64.0
3-5
 27
4.08
 57
1977


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ナショナル・リーグ
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ナショナル・リーグの新人王に輝いたのは
14勝をあげたサウスポー、マーリンズの 「D・ウィリス」

規定投球回(162回)にわずかに届かなかったのは残念だが
この21才の左腕に対する評価は高い!
ダイナミックなフォームからついた「D-トレイン」のニックネーム通り、
プレーオフでもチームを牽引、
1997年以来のワールドチャンピオンに導いた!

その反面、
2年目は活躍できないルーキー予想の1番手にもあげられたウィルス、
2004年は彼にとって勝負の年となる!

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最有力候補の一人だったブリュワーズの 「S・ポドセドニック」 は、
打者では圧倒的な数字を残したものの
ウィルスの衝撃度には及ばず惜しくも2位の得票にとどまった。

しかし2000年の新人王「ファーカル」の成績と比較しても
全てにおいて上回っており
新人として申し分ない数字を残した!

パワーこそ物足りないが、高打率と盗塁数は評価されていい。
ウィリスとは対照的に、今後も安定した成績が望めそうである。

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メッツの 「T・ウィギントン」
フィリーズの 「M・バード」 、メッツの 「J・フィリップス」
ダイヤモンドバックスの 「A・シントロン」 の4人も
それぞれに実力を発揮した。

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アストロズの 「J・ロバートソン」
新人最多の15勝ながら、防御率5.10は悪すぎた。
ブレーブスの 「H・ラミレス」 は抜群の勝率だが
結局12勝どまり・・防御率も今ひとつ。
ダイヤモンドバックスの 「B・ウェッブ」 は、
断トツの防御率と奪三振数ながら10勝9敗と運に見放された

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●打者●
表内の赤字は新人トップ  現地9月28日現在
選手名
チーム
守備
打数
安打
 本
打点
打率
盗塁
生年
S・ポドセドニック
MIL
OF
558
175
 9
 58
.314
 43
1977
T・ウィギントン
NYM
3B
573
146
11
 71
.255
 12
1977
M・バード
PHI
OF
495
150
 7
 45
.303
  9
1977
J・フィリップス
NYM
1B
403
120
11
 58
.298
  0
1976
A・シントロン
ARI
2B
448
142
13
 51
.317
  2
1978

●投手●
表内の赤字は新人トップ  現地9月28日現在
選手名
チーム
登板
投球回
 勝-敗
セーブ
防御率
奪三振
生年
J・ソ
NYM
32
188.1
 9-12
  0
3.82
 110
1977
B・ウェッブ
ARI
29
180.2
10-9 
  0
2.84
 172
1979
H・ラミレス
ATL
29
182.1
12-4 
  0
4.00
 100
1979
J・ロバートソン
HOU
32
160.2
15 -9 
  0
5.10
  99
1977
D・ウィリス
FLA
27
160.2
14-6 
  0
3.30
 142
1982
O・ビラリール
ARI
86
 98.0
10-7 
  0
2.57
  80
1981
L・アヤラ
MON
65
 71.0
10-3 
  5
2.92
  46
1978
J・バルベルデ
ARI
54
 50.1
 2-1 
 10
2.15
  71
1979


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一度しかない新人王の栄冠・・・・
しかし本当に大事なのは2年目以降も活躍をし続けることである。
彼らの2年目にぜひ注目を!!

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