2004年・新人王

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2004年・新人王レース
アメリカン・リーグ

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ついに2004年アメリカン・リーグの新人王争いに決着!

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新人王は
アスレチックスの ボビー・クロスビー
ほとんどの打撃部門でリーグ新人トップとなったクロスビー。
彼が新人王に選ばれたことに異論はないが
下がり続けた打率はついに.240をきり、
史上最低打率の新人王になってしまった。

※過去2割5分未満で新人王になった打者は他に
1986年のホセ・カンセコ(アスレチックス)ただ一人しかいないが、
この時のカンセコは33本塁打117打点と文句なしの選出

が、オリオールズへ移籍したテハーダの穴をそれなりに埋め
ショートに完全に定着、
守備もうまく、トータル的に見れば新人王は、やはりクロスビーしかいない!

同僚の マルコ・スクータロ
安打数こそクロスビーと拮抗したものの
他の部門では打率を除けばクロスビーを上まわることはなかった。

注目の31歳ルーキー、オリオールズの デービッド・ニューハン
最後までハイアベレージをキープしたものの
シーズン中の規定打席到達は、ついにならなかった。

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投手陣では、
オリオールズの ダニエル・カブレラ
新人最多の12勝。
しかし最後の登板で打ち込まれ、防御率は5点に・・・。

防御率4点台で新人王になったのは、両リーグ通じて
2002年のロッキーズ「ジェイソン・ジェニングス」のみ。
この時のジェニングスが16勝したことを考えると、
カブレラの受賞はやはり難しかった。

新人王投票で2位に食い込んだのは
ホワイトソックス・ 高津臣吾
ブルージェイズの ジェフ・フレイザー に2つ差の19セーブをあげた!
安定感抜群の高津だが、
2000年の新人王、マリナーズ・佐々木の
新人記録「37セーブ」に比べると、やはりもの足りない。
次点もやむなしか・・。

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●打者●
表内の赤字は新人トップ  現地10月3日現在
選手名
チーム
守備
AB
HR
RBI
AVG
SB
生年
B・クロスビー
OAK
SS
545
130
 70
22
 64
.239 
 7
1980
M・スクータロ
OAK
2B
455
124
 50
 6
 43
.273 
 0
1975
A・リオス
TOR
OF
426
122
 55
 1
 28
.286
15
1981
D・ニューハン
BAL
3B
373
116
 66
 8
 54
.311 
11
1973
D・デジーサス
KAN
OF
363
104
 55
 7
 39
.287
 8
1979

●投手●
表内の赤字は新人トップ  現地10月3日現在
選手名
チーム
IP
W-L
SV
ERA
SO
生年
D・カブレラ
BAL
28
147.2
12 -8
 1
5.00
 76
1981
E・ベダード
BAL
27
137.1
6-10
 0
4.59
121
1979
J・フレイザー
TOR
63
68.1
4-6
17
4.08
 54
1977
S・タカツ
CHW
59
62.1
6-4
19
2.31
 50
1968



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2004年・新人王レース
ナショナル・リーグ

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大混戦の2004年ナ・リーグ新人王が決定!!

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史上最高の団子状態となったナ・リーグの新人王争いを制したのは
本塁打・打点ともに2位以下との差を大きく広げた
パイレーツ 「ジェイソン・ベイ」

打率が最終盤で急降下したものの
そのインパクトはシーズン中盤から他を圧倒し
文句なしで、球団史上初、そしてカナダ人初の新人王受賞となった!

ロッキーズ 「アーロン・マイルズ」 は、
打率が3割を下回ってからも徐々に降下し続け
他選手とのアドバンテージもいつの間にかなくなっていた。

終盤までベイと激しい争いをしていたパドレスの 「ハリル・グリーン」 は、
結局DL入りしたまま今シーズンを終了・・・
結果的にこの離脱がひびいてしまった。
しかしチームの躍進を支えた打撃と守備は評価されていい!

本来なら大本命のはずのメッツ 「松井カズオ」
DLから復帰後、セカンドの守備で試合に出場、
しかしアピールしきれず、不完全燃焼でメジャー1年目を終えた。

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ついに新人王候補が現れなかった先発投手陣・・・だが

パドレス 「大塚晶則」 の働きは大きかった!
最後までチームがプレーオフ進出をかけて争えたのは
大塚から「ホフマン」への
リーグ最高のホットラインのおかげといって間違いない!
両リーグ最多のホールドを稼ぎ、中継ぎとしては高評価の3位に。
今やMLBきってのセットアッパーとなり
2年前のポスティング失敗のリベンジに成功した!

モントリオールの 「チャド・コーデロ」 は、
14セーブ、
ダイヤモンドバックスの 「グレッグ・アキーノ」 は16セーブ、
戦列に復帰したフィリーズの 「ライアン・マドソン」
中継ぎながら9勝をあげたが、
3名共にインパクトは薄かった・・・。

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●野手●
表内の赤字は新人トップ  現地10月3日現在
選手名
チーム
守備
AB
HR
RBI
AVG
SB
生年
A・マイルズ
COL
2B
522
153
75
 6
 47
.293
12
1976
K・グリーン
SDG
SS
484
132
66
15
 65
.273
 4
1979
C・トレイシー
ARI
3B
481
137
45
 8
 53
.285
 2
1980
K・マツイ
NYM
SS
460
125
65
 7
 44
.272
14
1975
M・ホリディ
COL
OF
400
116
65
14
 57
.290
 3
1980
J・ベイ
PIT
OF
411
116
61
26
 82
.282
 4
1978
T・スレッジ
MON
OF
398
107
45
15
 62
.269
 3
1977
J・カスティーヨ
PIT
2B
368
 93
40
 6
 36
.253
 3
1981
S・ヘアーストン
ARI
2B
339
 84
39
13
 29
.248
 3
1980
A・ラローチェ
ATL
1B
324
 90
45
13
 45
.278
 0
1979
L・ゴンザレス
COL
3B
322
 94
42
12
 40
.292
 1
1979
N・グリーン
ATL
2B
264
 72
40
 3
 26
.273
 1
1978

●投手●
表内の赤字は新人トップ  現地10月3日現在
選手名
チーム
IP
W-L
SV
ERA
SO
生年
C・コーデロ
MON
66
82.2
7-3
14
2.94
 83
1982
A・オオツカ
SDG
73
77.1
7-2
 2
1.75
 87
1972
R・マドソン
PHI
52
77.0
9-3
 1
2.34
 55
1980
G・アキーノ
ARI
34
35.1
0-2
16
3.64
 26 
1980


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一度しかない新人王の栄冠・・・・
しかし本当に大事なのは2年目以降も活躍をし続けることである。
彼らの2年目にぜひ注目を!!

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2007年MLB新人王レース

●アメリカン・リーグ編● ●ナショナル・リーグ編●

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