2006.10.02
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カテゴリ: MLB記録
1926年の 「バブルス・ハーグレイブ」 、1938,42年の 「アーニー・ロンバルディ」 以来、捕手として64年ぶり3人目、ア・リーグでは史上初の首位打者が誕生した。ツインズの23歳 「ジョー・マウアー」

2004年シーズン前、メッツ・松井稼頭夫を抑え「最も活躍が期待される新人」の1位に選ばれるなどその実力が高く評価されていたマウアー。前年オフにツインズが正捕手の「A.J ピアジンスキー」を放出したのもマウアーの存在があってのこと。

20歳での正捕手は近年では1991年・19歳でレンジャースの正捕手になった 「I・ロドリゲス」 以来の若さだったが、開幕直後にケガで長期離脱・・結局35試合の出場に終わり1年目は期待を裏切った。
2005年、2年目の去年も31試合に欠場と故障に泣かされたが、.294の打率を残し将来の期待を感じさせた。

そしてついに2006年、マウアーは快挙を達成した。23歳と165日での首位打者は2003年の 「プホルス」 を約3ヶ月上回り、1996年 「A-ロッド」 の21才での獲得以降の10年間では両リーグ最年少タイトルホルダーとなる。

打撃だけではなく捕手として今季のツインズ投手陣の躍進を支えたことも忘れてはならない。チームを逆転の「地区優勝」に導いたのは間違いなくマウアーの攻守両面の成長によるところが大きい。

「レイ・ショーク」「ミッキー・カクレン」「ビル・ディッキー」「ヨギ・ベラ」「ロイ・キャンパネラ」「ジョニー・ベンチ」「カールトン・フィスク」「イヴァン・ロドリゲス」・・・MLBの歴史に燦然と輝く 「最強捕手」 ・・・その系譜上にマウアーの名が連ねられようとしている。





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Last updated  2006.10.02 15:20:36
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