蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

アジア映画

2003年4月1日、大好きだった香港の俳優、レスリー・チェンさんが亡くなられました。
ショックでした。
彼の作品では「男たちの挽歌シリーズ」や「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」などが好きでした。

~韓国映画~
「冬ソナ」がヒットしてからだろうか?
最近、韓国映画・ドラマの日本公開が多くなってきた。
映画「猟奇的な彼女」もヒットしたしなぁ。

1988年~1994年にかけて、私は映画に夢中になった。
勤務先の会社で、映画の割引券やタダ券を時々もらい、アフター5に映画館に足しげく通う。
もちろんそれだけでは追いつかないので、当然自分の小遣いからも、映画代を捻出したが。
感動した映画のパンフレットは、買いたい方だし、当時はレディスデーなどはなかったので、当時のお小遣いの額からすれば、けっこうな出費だったと思う。
1988年に中国映画「芙蓉鎮」を、翌年に香港映画「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」を見るまでは、ほとんどアメリカを見いていた私だが、先の2作品に感動してからは、アジア映画に興味を持つようになった。
それから、アジア映画をよく見るようになる。
もちろん韓国映画も例外ではない。
一番最初に見た韓国映画は「旅人は休まない」
当時、映画ノートのようなものをつけていたので、見てみると、「旅人は休まない」にとても感動したということが書いてあった。
それから「馬鹿宣言」「於宇同」「ディープ・ブルー・ナイト」「シバジ」「チルスとマンス」「達磨はなぜ東に行ったのか」「桑の葉」「膝と膝の間」「成功時代」「暗闇の子供たち」「鯨とり」「こんにちは、神様」などを見た。
これらの映画やビデオを見ているうちに、安聖基(アン・ソンギ)という韓国の俳優のファンになる。
しかし、いくら私が「アン・ソンギさま、かっこいい~」と叫んでも、友人達は同調してくれず、「アン・ソンギ?誰それ?」という始末。
私は孤独に、「一人ファン」をするしかなかった。
それを思えば、今は時代が違うよな。
「冬のソナタ」効果で、韓国人俳優のペ・ヨンジュン氏の知名度がアップ。
今の日本では、かなりの人が彼のことを知っており、同好の士も多い。まったくうらやましい限り。
なによりも、韓国映画=暗い、というイメージが、韓国映画=面白いというものに、変わりつつあるのではないだろうか。
いや、もうそう変わっているのか。
どちらにしても、韓国映画への偏見が払拭された(と思う)のは、よかった。

でも、今私が「韓国映画・ドラマが好きなの」と言えば、以前私のことを「変わっている趣味」だと言っていた友人たちから「ミーハーやねぇ~」と言われるんだろうな・・・。
2004年6月16日記






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