蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」





同名の映画を見て、感動した。
これを三上博史が舞台ですると聞き、さっそくチケをとる。

三上博史版 「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」

彼自身もかなり“キテ”ましたが、見てる観客も、かなりコアな方が多かった。
大阪の楽だったからかな?
ピンクやプラチナのウィッグの女性が集団で・・・。
お席はかなり前のほうだったから、三上氏のファンクラブでも?

途中、ヘドウィグ(三上博史)が飲み物(水?お酒?)を瓶からラッパ飲みして、ぷっと観客に向かって吹き出す場面があるのだが、コアなファンたちは、ちゃんと“ビニールシート”を用意していたぞ。すご。
一瞬映画ロッキーホラーショウ」を思い出した私。(笑)私もかなり前、「ロッキーホラーショウ」を見に行ったとき、ライターや新聞持参で参加してきたもの。

さて、三上版「ヘドウィグ~」だが、役者はかなりいいのだが、ストーリーがわかりづらい。
私は映画を見ていてストーリーは頭に入っていたからいいが、もし初めて見る人がいたら、ストーリーを追えなかったのではないだろうか。

舞台はほとんど三上博史の一人芝居で、あとはイツァークとバンドのメンバーがいるだけ。
このイツァークも、映画で見たときは衝撃を受けたのだが、オチを知っていたからか、今回は衝撃を受けなかった。もう少し化けてみてもよかったのでは?

三上博史自体はよかった。
かなりヘドウィグが“憑依”している状態。
ノリにノッていると見受けられた。
ヘドウィグのエキセントリックな部分や、ナイーブなところを、きちんと演じていて、彼女?に感情移入しやすかったと思う。

ただラストの解釈は、映画とは違ったんだっけ?
う~ん、わからん。
でも映画でも感動した挿入歌「愛の起源」はやっぱりよかった。


1つ、思い出しちゃったんだよね。
あのお酒?を吹き出す場面で・・・。
え?だれをって?
・・・ソンジェ。(爆)

それからはまた胸がドキドキしてきて、お芝居に見が入らなかった・・・かも?

あ~重症だぁ~。


2005年 7月9日 大阪シアタードラマシティ


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: