☆キッチンすず☆

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栗の甘露煮・白あん

栗の甘露煮・白あん


甘露煮と白あんは書かずに逃げるか・・・と思ったんだけど、
ハマ奥さん の「白花豆買ってこなきゃ~」・・・それじゃ書かないわけにいかないじゃん!
というわけでレシピです。


*栗の甘露煮
瓶詰めより絶対うまいです。圧力鍋使えば簡単だし、ケーキやぜんざい、栗ようかん、アイスなどに使えます。

<材料>作りやすい分量
むき栗      500g
焼きみょうばん(あれば)   小さじ1/2
くちなし(あれば)      2粒
砂糖(できればグラニュー糖) 200g
みりん            大さじ3
塩              少々

<作り方>
(1)1リットルの水に焼きみょうばんを溶かし、むき栗を20分つけた後、水洗いして鍋に入れて水を加える。
(2)(1)を火にかけ、ひと煮立ちしたら、水を取替える。クチナシの実をガーゼ(お茶パックでも)に包み、柔らかくなるまで煮る。
(3)水を捨て、栗の表面も洗って鍋に戻したら水と砂糖の1/4量を加えて紙ぶたをし、弱火で10分煮る。
(4)残りの砂糖を3回に分け、1回入れては10分煮る。最後の砂糖の時にみりんを一緒に入れ、10分煮て塩を加えたら火をとめる。
(5)完全にさめたら、もう一度火を通す。
(6)タッパー等に入れて冷蔵・冷凍保存する。

*静かに煮ないと栗が割れます・・・私はいつも結構割れてますが、気にしなーい。
**みょうばんは色止め、くちなしは色づけ。どちらもあると色が綺麗に仕上がりますが、まぁなくてもできます。
でも、くちなしは入れた方が綺麗ですね、明らかに。

*白こしあんの作り方
甘さ控えめです。これも圧力鍋があれば早くできます。

<材料>
白花豆       250g
砂糖        250g(あっさり)~300g(少し甘め)

<作り方>
(1)白花豆を洗って、たっぷりの水に8~9時間つける。
(2)たっぷりの水で(1)の豆をゆでる。沸騰したら火を弱め、豆がふくらんできたら一度ざるにあける(渋きり)
(3)(2)の豆を洗って鍋に戻し、再びたっぷりの水でゆでる。
   途中2~3回びっくり水(差し水)をして、柔らかくなるまでゆでる。
(4)豆が柔らかくなったら、ざるにあけて水を切り、ボウルを重ね、上から水をかけながらすりこぎなどで豆をつぶして漉す。
   *この時けして無理やり漉しださないこと。皮まで漉されると口当たりが悪くなります。
(5)漉し出したものを、目の細かい漉し器(裏ごし器など)で漉す。この時も無理やり漉さないこと。
(6)漉したものをしばらく置いて、上澄みを捨てる。
(7)(6)に水を加えてかき混ぜ、しばらく置いて上澄みを捨てる。
   この作業を3~4回、水が澄んでくるまで繰り返す(この作業であくが抜け、色も白くなる)
(8)ざるにさらしの布巾を敷き、(7)を流し入れる。しっかり絞って水気を切る。これが生あんとなる。
(9)鍋に砂糖と、砂糖が溶けるくらいの水(少なめに)を入れる。
   沸騰して砂糖が溶ければ、(8)の生あんの2/3量を加え、強火で沸騰させる。
(10)残りの生あんを加え、強火のまま焦がさないように炊く。味噌くらいのかたさに仕上げる。
   (しゃもじですくって落としてみて、山ができるくらい)
(11)バットなどに小分けにすくって落とし、濡れ布巾をかけて冷ます。

*これで大体、栗まんじゅう20個分の白あんができます。
**白花豆を小豆に変えると、黒いこしあんができます。手法は全く同じです。豆を水に浸す時間が違うだけで・・・
***参考にしたHP
辻調理専門学校 基本技法・製菓・基本生地
駿河屋 和菓子レシピ 白あん
どちらも写真つきでわかりやすいです。


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