シュミクラ～趣味は「暮らし」～

～準備編～

＊＊「洗う」の名脇役～愛着の手作り石鹸準備編～＊＊

市販のものより、ずっとやわらかでしっとりな使い心地の石鹸たち。
石鹸は美味しく食べることもできる油と苛性ソーダを混ぜて作ります。
作っている最中に「あれどこだっけ？」なんて探しにくいので、あらかじめしっかり準備を整えましょう。

苛性ソーダ小

！！作ってうっとりな石鹸ではありますが、「苛性ソーダ」は肌や金属などを侵食する「苛める性質」があります。ネット販売が不可能な劇物で、薬局で目的を伝えてハンコを押して購入します。扱い方によっては失明ややけどの恐れもありますので、ご自身をはじめペットやお子様にも十分な注意が必要です！！

■用意する道具

☆ 2リットルペットボトル・・・ヒビや大きな傷が無いことを確かめて！

☆タオル数本・・・湯煎したペットボトルを拭くもの

☆湯煎用の鍋・・・油や石鹸生地を湯煎をするときに使います。ペットボトルが浸かる大きさ。

☆計量カップ（プラスチック製)・・・苛性ソーダを計る時に使います。

☆耐熱性500mL計量カップ（ガラス製）
苛性ソーダを溶かすために使います。ガラス製のあまり肉厚でないもの、またはポリエチレン製のもの。(肉厚なガラスの器は一見頑丈そうですが、石鹸作りでは急激な温度の変化が起こり、割れて中身が飛び散ることがありとても危険です。)
ビーカー (500ml)～手作りコスメの店ぴのあ

☆ステンレス製のスプーン・・・苛性ソーダを計り取るときと、水に溶かすときに使います。ステンレス薬さじ～手作りコスメの店ぴのあ

☆デジタルはかり・・・料理用の1g単位で量り取れるもの。
貝印スライド式収納コンパクトキッチンスケール
（たたむとロックがかかり上に物を載せる収納もOK←便利です＾＾）～キャンディコムウェア

☆温度計・・・ガラス製で100度まで計れるもの。温度計（30cm）～手作りコスメの店ぴのあ

☆クーラーボックスか発泡スチロール製の箱・・・石鹸生地を保温するときに使います。
スチロールボックス（あると保温後、道具や材料一式の収納に便利＾＾）～手作り石けん-お風呂の愉しみstore

☆ゴム手袋、めがねかゴーグル、マスク・・・肌や目、鼻の粘膜を苛性ソーダから保護するために使います。
保護メガネ～手作り石けん-お風呂の愉しみ store 薄くて丈夫なニトリルゴム手袋チェリーピンク（80枚入）～ビューティー応援団

☆新聞紙・・・作業する場所に敷きます。

☆石鹸の型・・・牛乳パック、ケーキ用の紙型・シリコンフレックスなど（お手軽な牛乳パック型は↓に紹介＊１）シリコンフレックス花「マーガレット」（大）～手作り石鹸天然学

＊１…牛乳パックの口を開く→三角になっていた部分をガムテープなどで平らにとめる→上面にカッターナイフで大きな窓を２つくりぬく＊できあがり☆

■石鹸の材料

＊＊基本は油と精製水、苛性ソーダです。最初はベーシックな「マルセイユ石鹸」がお勧め。＊＊
レシピno.1 マルセイユ石鹸（鹸化率９０％）
☆オリーブオイル４５８ｇ（一般的な４７０ｍｌ入りを使い切ったときの正味量）
☆ココナッツ油　１１２ｇ
☆パーム油　６４ｇ
☆精製水　２４７ｇ
☆苛性ソーダ　８３ｇ

レシピno.2 まっしろツバキ石鹸（鹸化率９０％）
☆ツバキ油　４５３ｇ
☆ひまし油　５０ｇ
☆パーム油　５０ｇ
☆精製水　１６６ｇ
☆苛性ソーダ　６９ｇ

レシピno.3 廃油石鹸（鹸化率１００％）
☆廃油（なたね油）　５００ｇ
☆精製水　１５０ｇ
☆苛性ソーダ　６２ｇ
*できるだけ使い古した方がよい石鹸になります。肌用ではなく、キッチンや雑巾などを洗うのに適しています。型入れの前に「はっか油」を数滴入れると廃油臭が気にならず爽やか♪

私の経験とともにレシピ増やしていきますね。お楽しみに♪

■＊＊＊石鹸作りの道具・材料が買えるshop＊＊＊■

ネットショップでのお買い物は送料がかかるので、最安値をつけているからとバラバラのお店で買うとかえって不経済。必要なものがまとめて手に入るお店をピックアップしてみました＾＾