アキハバラ的散財生活

「金メダルへのターン!」

金メダルへのターン!、トンデモ特撮に魅せられて...


「金メダルへのターン」というよりも「トビウオターン」と言った方が、「ああ、あれか」と思い出す人が多いのではないかと思います。子供の頃、プールで1度や2度、トビウオターンごっこをやったことはありませんでしたか?

私が入った小学校は最初プールがありませんでした。
内心「ヤッタ」と思っていたのは、全然泳げなかったからです(^0^;)
ところが、夏休みに入る頃、突然大きな穴を掘り返しているではありませんか!?当時にしては「立派な?」鉄板プールで25Mで6コースほどだったと思いましたが、これで夏の体育は水泳、と決まったようなものでした。とても憂鬱な一夏を送ることになってしまいました。そんな頃、テレビでやっていたのが「金メダルへのターン!」だったのです。(思い切り齢バレですね)

「金メダルへのターン!」は同名の(といっても感嘆符はありませんが)少女フレンドで連載されていた漫画のテレビ化で、「アタックNo1」や「サインはV」など当時のオリンピックで強い種目(この場合は水泳)のスポ根ものでした。当時はゲストで元オリンピック選手タレントの木原美知子(今は光知子ですが)も出ていましたね。

ボートの転覆事故で水恐怖症になってしまったのを乗り越えて、ミュンヘンオリンピックで金メダルを目指す鮎子の成長の物語のはずなんですが、当時の私にとって興味があったのは「トビウオターン」。要するに水の抵抗を受けることなく空中をトビウオのように飛ぶようなターンをすれば有利なはずだ、という妄想をそのまま絵にしたような、放物線状に飛んでいく鮎子の特撮がこれまたすごいんですが、私は素直にこんなターンが出来たら水を被らなくてもいいのでラクに違いない、と思いこんでいました。

トビウオターンも水上を「石投げ」の要領で飛んでいけばもっと早くいけるに違いない、とか、壁を蹴るときに2回転すれば、蹴る力が増えるはずだ、とか「怪しげな」理論で次々と進化していきます。(なんか、こういうところしか覚えていないんですよね)

で、新装なったプールで思いっきりトビウオターンの練習をしました...が、結局出来ませんでした。(当たり前ですが)

でも不思議なもので、水の中の世界が意外と綺麗なことに気付いた私は、そこから水泳にのめり込んでいくのでした(というか、他の運動も音痴だったので...)高校、大学と信じられないかもしれませんが水泳部でした。人って、変われるモノなんですねぇバキッ!!☆/(x_x)


2002年3月16日(土)


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