旅行代理店とお客さんの間の、取引を管理・監督する責任者としての役割を持っています。 「旅行業務取扱主任者」は、各営業所に1人以上、選任することが義務づけられています。 「旅行業務取扱主任者」は、旅行業界でただひとつの ”国家資格” なのです。 ■ 「旅行業務取扱主任者」の種類 つぎの2つの資格があります。 ・ 一般旅行業務取扱主任者 国内、海外の旅行に関する業務に従事する ・ 国内旅行業務取扱主任者 国内のみの旅行に関する業務に従事する■ 「旅行業務取扱主任者」になるには? 年1回行われる、国家試験を受験して合格する必要があります。 ・一般旅行業務取扱主任者 10月上旬に、 社団法人 日本旅行会社協会 が実施します。 受験願書は8月上旬の1週間のみ受け付けています。 合格発表は受験年の11月中旬です。 受験地は全国数箇所にあります。 ・国内旅行業務取扱主任者 9月上旬に、 社団法人 全国旅行業協会 が実施します。 受験願書は7月中旬の1週間のみ受け付けています。 合格発表は受験年の11月上旬です。 受験地は全国数箇所にあります。 受験資格の制限は特にありません。但し、旅行業務取扱規定にて不正行為があった人は一定期間は受験できない といった規制はあります。 受験者は、学生が最も多く、ついで旅行会社員、一般の人の順となっています。 学生が受ける理由は、 就職対策 が主で、一般の人は旅行好きな人の 腕試し ・ 将来起業するため ・ 旅行業界に転職のため 、 ということが理由のようです。■ 「旅行業務取扱主任者」試験の勉強方法 いくつかのやり方があります。 ・ビジネススクールに通う ・通信教育を受ける ・参考書を購入して独学で学ぶ 勉強期間は、2ヶ月~4ヶ月くらいが一般的のようです。