■ 有効期間 ・搭乗予定便が書かれているもの その便に 限って 有効。 ・搭乗予定便が書かれていないもの(オープン券) 発行日から 90日間 。 ・搭乗日が書かれていない航空引換証 発行日から 90日間 。 30日に限って期間の延長がされる場合があります。 ・旅客が病気などで、搭乗できないとき ・予約した座席がダブルブッキングなどの理由で、利用できないとき ・満席で予約できないとき■ 紛失したとき 原則として、あらためて航空券を買いなおさなければなりません。 ただし、紛失したという届出が、払い戻し期間までの間に航空会社にされた場合、あとでその紛失した航空券を 払い戻し期間中に航空会社に提出したとき、次のことを確認したのち、払い戻されます。このときは手数料が必要になります。 ・その紛失した航空券が有効期間内で未使用であること ・払い戻されていないこと■ 経路変更 一定の条件下で、経路変更が認められます。割引航空券は、経路変更ができないものがあります。■ 代替運送 何らかの理由(航空会社の都合で、旅客の都合によらないもの)で離発着が出来ないときは、航空会社は、他の航空機や 交通機関を使って、航空券に書かれた最初の目的地までの輸送の手配します。 このとき、実際の運賃が増える場合でも、差額を徴収されることはありません。運賃が安くなる場合は、 差額が払い戻されます■ 払い戻し期間 有効期間を過ぎてから10日以内 まで払い戻しを受け付けます。■ 予約はいつから? 搭乗日の 2ヶ月前の同一日のAM9:30から 受付ます。 2ヶ月前に同一日がない場合は、 前々月の末日 からです。 (例) 搭乗日 2004年4月30日 予約開始日 2004年2月29日■ 手荷物 ・受託手荷物 コンテナに預ける荷物のことです。 1人当たり3個まで、45kg以内です。 15kgまでは無料 です。ただし、身障者が所有する車椅子などは無料です。 大きさは、航空会社が独自に定めるものを除き、50cm×60cm×120cm以内です。 受託手荷物には制限があり、爆発物や貴金属、有価証券などの高価品は、ダメです。 ・機内持込手荷物 旅客が機内に持ち込む荷物のことです。 10kgまで無料 です。 大きさは、45cm×35cm×20cm程度以内のものです。他にも制限があり、航空会社により決められています。 ・ペットは受託手荷物扱い ペットは機内持込はできません。また、別に手数料を支払う必要があります。 ・賠償責任 航空会社の故意が原因であることが証明された場合に限り、旅客1名につき、 最大15万円 まで補償されます。 手荷物の合計の価格が15万円を超えるとき、従価料金として15万円を超える部分について、1万円ごとに10円を支払うと、 15万円を超えても補償されます 。 賠償請求は、受託手荷物を航空会社から受け取った日から 7日以内 、引渡しされなかったときは、受け取る予定の日から 21日以内 に 行うことが必要です。 国内旅客運送約款(2004年8月現在) から抜粋して要約。