JRには、さまざまな運賃・料金の計算方法があります。 よく理解してお得に旅をしましょう。 ■ 運賃と料金の違い ・ 運賃 普通乗車券のことをいいます。 ・ 料金 特急券、グリーン券などの普通乗車券 とは別に購入するものをいいます。■ 大人と子供 ・大人 12歳以上で、小学生児童でない人 ・小児 6歳以上12歳未満で、6歳の小学校入学前の人を除く人 ・幼児 1歳以上6歳未満の人、6歳の小学校入学前の人は幼児 ・乳児 1歳未満の人 小児は、大人の半額で、10円未満の端数は切り捨てとなります。 半額となるのは、片道普通運賃と急行料金・座席指定料金のみで、その他の料金は大人と同額です。 幼児、乳児は、運賃・料金ともに原則として無料ですが、次の場合は、小児としての運賃・料金が必要です。 ・幼児のみで乗車するとき。 ・団体扱いを除く、6歳以上の乗客に同伴する場合、2人目までは無賃ですが、3人目からは小児としての運賃・料金が 必要となります。 ・幼児が団体扱いで乗車するとき。 ・指定席、寝台を幼児・乳児だけで利用するとき。■ 乗車券の有効期間 ・片道乗車券 営業キロ100km ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 発売当日のみ有効 営業キロ100kmを超え200kmまで ・・・ 2日間有効 上記以後200km増すごと ・・・・・・・・・・・・ 1日間有効 但し、大都市近郊区間(東京・大阪・福岡)と呼ばれる区域内は、一律、発売当日のみ有効です。 ・往復乗車券 片道乗車券の2倍の有効期間 ・JRバス 1日間有効 ・指定券 指定券に書かれている列車に限り有効 有効日の24時を過ぎると失効しますが、そのまま乗車する場合に限って、乗車券に書かれた最終駅まで有効です。■ 割引 乗車券 ・往復割引 営業キロが600kmを超える区間を往復乗車する場合、往路・復路の普通旅客運賃をそれぞれ 10%割引します。 ・学生割引 営業キロが片道100kmを超える区間を乗車する場合、普通旅客運賃を20%割引します。 ・身体障害者割引 身体障害者手帳を交付されている人が、営業キロが100kmを超える区間を乗車する場合、 普通旅客運賃を50%割引します。 往復割引と学生割引については、重複割引が認められます。■ 乗り継ぎ割引 ・在来線特急列車の乗り継ぎをすると、片方の特急料金が割引となったり、1枚の特急券で通用できる場合があります。 ・新幹線と在来線特急列車の乗り継ぎをすると、在来線特急列車の特急料金が半額になる場合があります。 JR旅客営業規則 から抜粋して要約。運賃計算や割引計算は、たくさんのルールがあります。詳しいことは、下記のJR東日本のサイトに載っています。