2005年9月の日記


今月はフルーツ!最初はキウイ!桃と安売りしていたので最初は・・・。1キロ1.69ユーロ。日本では考えられないほど安い。名前の由来は鳥の名前。そこから果実の質感がこの鳥を連想させるのでこう呼ぶ。中国原産のシナサルナシをニュージーランドで品種改良したもの。
朝、ガンバのレッスン。久しぶりだった(約1ヶ月ぶり)。少しづつではあるがガンバに慣れてきた。言われたことが大体すぐできるようになってきた。レッスン後、入学OKの言葉をもらった(入るのより出るほうが難しいと聞いていたが、まさかこんな形で言われるとは思っていなかった)。今日の映画は韓国のもの。タイトルは「春、夏、秋、冬そしてまた春」背景は日本とそっくり。また登場人物の雰囲気もそっくり。日本人が見てもまちがえそう。雰囲気がきれいだ。いくつか不可思議なところがあったがなかなか。昨日のものより好きだ。韓国語の音声にイタリア語の字幕で見た。

9月2日晴れ"la PESCA"
今日は桃。1キロ0.95ユーロ。バラ科の落葉小高木。中国原産。葉は披針形。4月ごろ淡紅または白色の五弁花を開く。果実は大形球形で美味。古くから日本に栽培、邪気をはらう力があるとされていた。
1日ゆっくりしていた。午前ガンバの練習。午後ネット。夜、今日は黒澤明「ドデスカデン」の一部を見た。2台のヴァイオリンの変奏曲完成!夜、なぜか眠れず、3時か4時くらいまでおきていた。

9月3日晴れ夕方少し雨"la Pera cocia"
西洋梨。1キロ1,48ユーロ。バラ科の落葉高木。ヨーロッパ原産。春、白色の花を開き、果実は淡黄色、ひさご形で芳香・甘味に富み、日本種より柔らかい。明治以降日本に伝わり、缶詰、生食用に栽培。果実は後熟を必要とする。
髪の毛を切った。イタリアに来て3回目。要領がわかってきた。体重を量ってみた。9月3日現在59キロ。この一ヶ月で4キロ増えた。夏に体重が増えたのはうれしい。僕の目標は60キロなのであと1キロ。そういえば、鏡をみると顔がふっくらしたような・・・いずれにせよ、健康なのでうれしい。

9月4日晴れ時々曇り"la Susina black"
西洋スモモ。1キロ1,58ユーロ。(すもも)バラ科桜属の落葉小高木。中国原産で、古く日本に渡来し、果樹として栽培。葉は小さく、広披針形または倒卵形。花は白色。果実はモモ様で小さく、酸味を帯びる。
イタリア語でクイズをしてみた。イタリアの周りの海とか、イタリアに接している国はどことか(ちなみにイタリアとスペインは接していません。知らなかったぁ)。夜はニューシネマパラダイスをイタリア語の音声でイタリア語の字幕つきで見てみた。日本でも見たことがあるが再感動した。今日はサービスデーということで1ユーロの新聞(La nazione)を買うと無料でついてきた。友人のイタリア人に教えてもらった。たまたま今朝、「この映画のDVDを買いたい」と言ったので覚えてくれていた。この映画の舞台はシチリアだそうだ。

9月5日晴れ"la Pesca noce"
くるみ色の桃。1キロ1,49ユーロ。pescaという単語には桃の意味があるが他にトスカーナ地方では打ち身、あざという意味があるみたい。
新しい家を訪ねた、そして演奏可能かどうか聞くとやはりNo!と言われた。フィレンツェで音の出せる家を探すのは難しい。知人の家を紹介していただいた。明日の午前伺うことになった。もし不可能ならどこに住めるのだろうか?今、いるところは明日から新しい人が来るのに。今晩も映画を見た。今日のものは英国のものだったがイタリア語の勉強にとてもよさそうなのですぐに欲しい。タイトルを聞いたのですぐに手に入るとうれしいです。

9月6日晴れ"la mela royal"
ロイヤルりんご。
朝、昨日紹介された家のオーナーと会い、いろいろな条件を言った。そして帰ってきた答えは「No!」フィレンツェでは音を出せる家を探すのは大変であるみたいだ。片道30分自転車でとてもよい運動になった。午後、今日から住む人が到着。家の使い方の説明をする。しばらくは鍵のない生活。時間をさらに有効に使わなければ・・・。今晩は男3人に女2人という大人数。みんなで楽しく夕食会を開きました。今日から来た人は英語が堪能なのでイタリア人とは英語で話していた。内容は2人とも第二外国語になるので僕にもとてもわかりやすかった。

9月7日晴れ"il ananas"
パイナップル。1キロ1,32ユーロ。写真のもので1,2キロ。パイナップル科の常緑多年草。南アメリカ原産。熱帯、亜熱帯各地で大規模に栽培され、ハワイ、台湾が有名。果実(正しくは集合果)を食用とする。(広辞苑)
朝、10時半に起床。午前中はぼーっとしていた。昨日の夕食会で午前3時までおきていたので。今日も家探し!昨日、友人から連絡があり、3人で1つの家を借りて住む方法のようだ。同居人は男1と女1。みんな日本人。友人の協力もあって、1ヶ月の家賃は光熱費込みで350ユーロ。冬は暖房費がかかるようなのでありがたい。場所は中心から少し西北に行った(バスで12~3分ほど)、Novoliという地区。近くに大きなスーパーもあり便利そう。もう1グループ来ていたが、僕達の方が住まわせてもらえそう。明日、答えが友人にあるようだ。

9月8日曇りのち雨"la mela smith"
スミスりんご。1キロ1.55ユーロ。
朝、家の事で電話があり、正式に住むことができそう。やったーぁ。ただ保障の問題(日本人は信用がないと言うか、なめられていると言うか)で家賃の前払いを6か月分請求されそう。契約は交わすようなので問題はないと思うが。午後、新しい人が2人、部屋を見に来た。びっくりした。始めの人は僕がちょっと前(2ヶ月ほど前)に演奏会であった。2人目はこの秋からフィレンツェ大学の文学部に入る人で、学校に入る難しさを3人で語った。イタリア大使館というところに行かないと行けないようなのだが、僕は全然そんなことを言われていない。大使館の人は、僕がイタリアに来る祭、大変苦労した領事館の人よりさらに上手をいくみたい。

9月9日雨のち曇り"la banana"
バナナ。1キロ1.75ユーロ。バショウ科の多年草。雌雄異花だが、ふつう単為結果し、種子を作らない。熱帯アジア原産。熱帯各地に広く栽培され、ブラジル・インド・フィリピンなどに多い。果実は熟すと黄色になり、芳香美味。生食用のほか料理用など品種が多い。実芭蕉。(広辞苑)
せっかく新しい家に入れると思ったのに、やっぱりだめのようです。外国人はあまり信用がないみたい。というかお金の件でもいろいろ難しいみたい。残念!朝、同居人がヴィザの書き換えのため、日本に帰っていった。無事に取れますように…。荷物を整理して、空いた部屋を使うことになった。午後、久しぶりにボランティアでしている語学学校に行った。前よりは話せるようになっていた。もう少し…。夜、ネット。

9月10日曇りのち雨"l'uva italia"
イタリア葡萄。1キロ1.99ユーロ。ブドウ科ブドウ属の蔓性落葉低木の総称。特に果樹およびその果実をいう。ペルシャ・コーカサス地方の原産とされ古くからペルシア・インドで栽培されたヨーロッパ系と、北米原産の系統がある。(広辞苑)
先日行ったボーリング場に遊びに行った。今日はビリヤードをした。久しぶりでなつかしかった。緊張すると力が入ってしまい、ミスをしてしまった。帰る途中、また家の事で電話があり、友人達と再会。一緒に家探しをした。あちこちの不動産屋を回ったが、今日は土曜でどこも開いていなかった。月曜日にめぼしをつけた不動産屋に集合。帰って、ガンバ練習。なかなかいろいろ経験出来、嬉しい。

9月11日雨のち曇り"l'uva nera palieri"
パーリ葡萄。1キロ1.65ユーロ。茎は枝の変形した巻きひげで他物によじのぼる。葉は心臓系。初夏、花穂を出し、淡緑色5弁の細小花を開く。花後、円い液果を房状に生じ、秋熟して暗紫色または淡緑色となる。甘くて美味。
夕方まで天気が悪かったので、家で過ごす。夕方出て、よるコンサートに行った。

9月12日晴れ"il poponeト"
マスクメロン(スカーナ方言でメロン)。1キロ1.49ユーロ。写真のもので1,094キロ。茎は枝の変形した巻きひげで他物によじのぼる。葉は心臓系。初夏、花穂を出し、淡緑色5弁の細小花を開く。花後、円い液果を房状に生じ、秋熟して暗紫色または淡緑色となる。甘くて美味。
1日中、家探し。朝、昨日めぼしをつけていた不動産に行ったがしまっていた。新聞に載っているほかの物件に電話したら、"Infopoint"という仲介店に行くことに・・・。そこに行って150ユーロ払い物件の紹介を受けた。物件が気に入らなければ、いくらでも変更可能ということで・・・。4時半に現地で大家と会うことになったので待って行った。なんと女性専用!「知らなかった」で仕方なく他紹介を受けた2件に電話したが、通じず仲介店にもう一度行き通じないことを言うと、きっと家でネットしているので電話回線が使えず通じないとのこと。いくら待ってもつながらないのできっと別の理由が・・・。仕方がないので携帯にSMSをし、返事を待つことにした。1日中動いていた。

9月13日晴れ"la fragola"
いちご。写真のもので2ユーロ。少し高かった。バラ科の小低木または多年草で、黄・紅色の液果をつけるものの総称。春に5弁の白花をつけ、実は夏に赤塾。温室栽培では年末出荷が主。
今日も1日中動いていた。朝、Infopointに行き、さらに家の情報をもらった。今日は別の友人からの紹介もあるのでたくさん見られた。ただどこも条件等にあわず、見つからなかった。どうなることだろう?夜、久しぶりにサンタクローチェ広場に行き、ヴァイオリンを弾いた。イタリアで生活することで自分の表現が豊かになった気がする。

9月14日晴れ"il mango"
マンゴー。1キロ2,68ユーロ。ウルシ科の常緑高木。東南アジア原産。高さ10メートル。葉は厚く、被針形、長さ30cm。枝の頂に黄色小花を付け、楕円形、黄色の核果を結ぶ。美味。独特の異臭がある。代表的な熱帯果実で広く栽培。
朝、友人から家の情報を言ってもらったので見に行った。4つの部屋ということで行ったのだが、2つはつながっていて残念ながら、やめた。僕以外の3人(昨日、1人増えたみたい)は音楽をせず、同じ語学学校と言うこともあったのでこれからは僕以外の3人で探してもらうことにした。午後、語学学校。友人達と一緒に行った。人が多いということで明日から。授業後、レプブリカ広場でヴァイオリンを演奏した。(今日はカラビニエリがウッフィッツィ美術館前にいたので・・・)途中で来た観客(昨日もサンタクローチェ広場に来ていたみたい)とエジソンで話した。帰りは同居人の麦(バク)君と話しながら歩いて帰った。道のあちこちに呼び込みの人たちが立っていた。だいたい定位置にいるらしい。女もいるけど、女装した男もいるみたい。「この人は絶対、男の人!」とか話しながら、通っていった。超ミニスカートの人もいたが僕は怖くて注視できなかった。先日は歩道の真ん中でどうどうとしていたみたい。

9月15日晴れ"la papaya"
パパイア。1キロ3,65ユーロ。パパイア科の高木。熱帯アメリカ原産で、熱帯地方で広く栽培される果樹。三木は柔軟で分岐せず、葉は枝先に集まる。八手に似るが軟質、雌雄異株。果実は楕円形、長さ役10~30cm。黄色で芳香があり、内部に大量の種子がある。食用。また蛋白質分解酵素パパインを含み、食肉をやわらかくし、条虫などの駆除剤、ビール、醤油の清澄剤とする。
昨晩、ケバブを食べたので朝、少しまだ残っていた。だから遅い目に朝食をとった。お昼買い物。なんといつも行っているエッセルンガでクリスティーナに会った。3ヶ月ぶり。子供もいて本当にお母さんなんだと思った。急いでいるようだったのであまり話せなかった。また会えるでしょう。午後、語学学校へ行った。今日は友人達と一緒に受けた。日本のことを話すのにとても緊張した。休憩時ヴァイオリン演奏。ゴセック:ガボット、マスネ:タイスの瞑想曲、イタリア民謡:フニクリフニクラを弾いた。夜、4日ぶりのネット。晩御飯は動けなくなるほどたくさんスパゲッティを食べた。

9月16日晴れ"il avocado"
アボカド。クスノキ科の高木、またその果実。熱帯アメリカ原産で樹高6~25m。果実は緑褐色、西洋梨に似た形で、脂肪に富み、「森のバター」と呼ばれる。ワニナシ(英語名アリゲーターペアの直訳)(広辞苑)
午後3時過ぎまで家でごろごろ。今日も語学学校へ行った。休憩時のヴァイオリン演奏がとてもうけた。聞いてた生徒達の反応が大きくて、うれしかった。同じような演奏をしても聞き手が変わると変わるんだと実感。聴衆を大切に思いました。

9月17日晴れのち雨"il carciofo"
アーティチョーク。1個0,45ユーロ。キク科の多年草。原産地は地中海沿岸。アザミに似るが大形、頭花は紅紫色で直径8cmに達する。つぼみから総苞を除いたものや、もやし状に育てた葉を食用。チョウセンアザミ。(広辞苑)
朝、練習。昼、買い物以外は家にいて勉強か、練習をしていた。夕方、友人の家で友達の壮行会をした。ヴァイオリンを持っていく予定だったが、雨がやまないので持って行けなかった。手ぶらではなんなので途中でペコリーノチーズを買った。僕がフィレンツェに来てとてもお世話になった友人なので少し寂しい。10時くらいにイタリア人の友人が戻ってきて、楽器のこととか話した。自分のイタリア語が進歩していると感じ、うれしかった。

9月18日曇り"la melanzana"
なすび。イタリアにはさらにまんまるのものもある。こっちもおいしいらしい。なす科の野菜で、栽培上は一年草。インド原産とされ、ひろく温帯・熱帯地域で栽培。茎は8cmに達し、葉は卵型。夏・秋に淡紫色の合弁花を葉のつけ根に開く。果実は倒卵形、球形または細長い楕円形で、紫黒色または黄白色、長さ20cm以上になるものもある。食用とする。栽培品種が極めて多く、加熱茄子など各地方に独特のものがある。(季語)夏(広辞苑)
久しぶりに雨がやんだのでネットをした。たまっている日記のアップをし、返事を書いた。語学学校。休憩時に「ハンガリー舞曲」「ふるさと」「オーソーレミオ」演奏した。夜、同居人の3人で明け方の4時までしゃべった。途中、いも焼酎を飲んだ。麦の方はだめだったが、いもはいけた。麦もアレルギーなのか?米と小麦粉は知っていたが、麦までとは・・・。主食はいもしか食べられない。トホホ・・・。3人の全然違う人生にびっくりしました。

9月19日晴れ"la zucchina"
ズッキーニ。ペポカボチャのうち、地中海地方で栽培されるものの総称。果実や花つきの幼果をイタリア料理で賞用。
一日眠かった。昨晩というか今朝4時まで話したからだ。ガンバの師匠にレッスンをお願いしたが、試験までなし。何も心配はないとおっしゃるが・・・。午後、語学学校へ行った。久しぶりにフィレンツェ大学の語学学校で知り合った友人に会った。今日は帰れソレントへと、ヴィヴァルディー:春を弾いた。その後、その友人の部屋に遊びに行って、みんなで夕食を食べた。そこの家では日本のテレビを収録したものを見ることができた。夜中の12時までお邪魔した。帰りはとても寒かった。

9月20日晴れ"la carota"
にんじん。1キロ0,95ユーロ。安い!おいしい、同居人がよくマヨネーズをつけて食べているので、僕もまねしている。皮をむくだけの簡単なもの。セリ科の一年草または二年草根菜。葉は羽状に細裂、初夏、茎頂には大きな白色の散形花序をつける。原産地は西アジア。日本には16Cころに中国から渡来。根は長円錐形または紡錘形で赤色だが、白色・黄色・褐色のものがあり、カロテンに富む。栽培品種には東洋系とヨーロッパ系とがある。根と葉は食用。セリニンジン。ハタニンジン。(広辞苑)
7/31の演奏会で知り合った人の家で僕の新曲(2台のヴァイオリン)を弾いて見た。そこは楽器工房兼楽器店(最近引っ越したらしい)でヴァイオリンのものがたくさんあった。Vittoriという名前で3代続いているようだ。3代目の妹が僕が入る学校の卒業試験を終えたばかりで、一緒に演奏してくれた。僕の楽器の作者「オルナーティ」のこともよく知っていて話が盛り上がった。彼女が22日にカルテットの演奏会をするようなので、見に行くことにする。僕が来たのを歓迎してくれて特注のワインをプレゼントしてくれた。僕が作曲でも卒業したと言ったら「いろいろ弦四用に編曲して!」と言ってくれた。この先、楽しみだ。

9月21日晴れ"il broccoletto"
ブロッコリー。1キロ2,15ユーロ。キャベツの変種。カリフラワーの原型で、花蕾(からい)が緑色で側枝にも生ずるものがあり、これを食用とする。ミドリハナヤサイ。メハナヤサイ。
友人が自転車を望んでいるので、僕の知り合いのお店に行って紹介した。そのお店では中古のものを売ってなかったので僕が買った人に電話!土曜日の午後5時に待ち合わせをした。これ以外はあさってにせまった、入試の準備をした。教授が「問題ない!」ておっしゃるが、やはり緊張しそう。先日、学校の掲示板に入試を受ける人のリストがあったので見に行った。ガンバは僕一人だった。他の楽器に何人か(2人だったかな)日本人らしき名前もあって、学生生活がなかなか楽しそう。夜、通っているネットポイントの店員に「君のホームページすばらしいね」ってほめてくれた。

9月22日晴れ"il porro"
ねぎ。1キロ1,95ユーロ。ユリ科の多年草。栽培上は一年生または二年生葉菜。中央アジア原産で、日本でも古くから栽培。葉鞘の白色部を食用とする根深葱と緑色部を食用とする葉葱とに分ける。前者は主に関東、後者は関西で栽培。
先日知り合ったイタリア人の弦楽四重奏を聴きに行った。有名な曲ばかしを45分ほど演奏した。もっとも興味深かったのはモーツァルト:フィガロの結婚より「もう飛ぶまいぞこの蝶は」だ。アレンジがよくないのかかなりしんどそうだった。他の有名な映画の主題歌などは演奏者の雰囲気ととてもマッチしていて楽しめた。終了後、パッヘルベル:カノンのヴィオラパートを渡した。「えーぇ、でも難しそう。」見たいな事を言うので「こっちの方がいいから」って言うと「ありがとう」て言ってもらっていった。でも少し残念なことは、すぐに英語を使うところだ。最近のイタリア人は短気なのかどうか知らないけど、少し知らない単語がって「え?」って聞くととてもわかりにくい英語で説明してくれる。イタリア語で説明してくれたほうがわかりやすいのに・・・。さらに「彼はイタリア語が少ししか話せないから」とも言っていた。チェロを弾いてた人は来年度もいるようなのでまた会えるかも。明日は入試なのでその後すぐ帰った。

9月23日晴れ"il finocchio"
ういきょう(茴香)。1キロ1,47ユーロ。セリ科の多年草。南欧原産で古くから栽培され、同科別族のヒメウイキョウ、と共に欧米では重要な薬用・香辛料植物。全体に芳香があり、高さ1~2m葉は糸状に裂け、夏、黄白色の小花から成る花序をつける。果実は円柱状で、生薬として香辛料、健胃・駆風薬。
試験(入試)を受けた。多分大丈夫!問題ないって言っていたので・・・。20番のバスで東の終点(どでかいエッセルンガがある)まで行ったところで試験を受けた。少し早めに行ったので近くのバールでコーヒーを飲んでいた。するとそこに試験官でもある師匠も来られた。イタリアで初めて演奏会をしたときの共演者、アレッシオも一緒だった。なんと狭いんだ、フィレンツェは。僕を心配してか、タバコを買いに・・・。すぐ戻られたのでついていった。校舎に入り、ここで待つように言われたので、しばらくいるとガンバの音がたくさん聴こえてきた。学年末試験のようだった。次の生徒が少し時間がかかるようだったので急遽、僕が入試をうけることに・・・。さすがイタリア!
緊張して入るとさらにもう一人婦人がおられたので、「こんにちわ」と言って入っていった。楽器を出すように言われたので準備をする。椅子の具合はいいか?と聞かれたので、はい大丈夫ですといい、楽器を構えた。試験用に何も用意していなかったので何を弾いてよいかわからなかった。「何か弾くものある?」って聞かれたので、日本の歌「ふるさと」を弾いた。他には?とさらに言われて困ってしまったので音階を弾くよう言われた。毎日している3オクターブのG-durを全音符で弾いた。これで終わりと言われた。「何をしなくてはいけないですか?」って聞いたところ、「事務所に行って合格発表を確認して、そのあとは指示にしたがいなさい」と言われた。途中、「問題ない」と言っているのが聞こえてきたので大丈夫でしょう。家に帰って同居人に祝ってもらった。これから楽しみだ。

9月24日晴れ"il Daykon(Daikon)"
大根。1キロ1,45ーロ。アブラナ科の一年草または2年草根菜。原産地は諸説あり、未確定。古く中国大陸を経て、日本に伝わった世界各地で、多くの品種が分化、晩春、白または紫がかった白色の小十字花を開く。根部はおおむね白く、形は肥大した桜島、長大な守口などさまざまで葉と共ともに食用。「すずしろ」ともいい、春の七草の一。おおね。イタリアの大根では「大根足」って言えなさそう・・・。
昨晩も遅くまで起きていたので少し遅く起きた。夕方、友人が自転車を欲しいというので僕が買った人に会って紹介した。今日のものも良かったが、別のも見たいみたいなので10日後に再会するみたい。このあと、ファビオの家に行き、ヴァイオリンとギターの自作を練習した。音楽の専門用語でイタリア語での言い方を少し言ってくれた。小節(misura)、sus4はそのままイタリア語読みで(ススクワットロ)、diminish(diminuire)、段(riga)、6音(sesta)、7音(settima)、フラジオレット(armonico)。夜、友人とダーツをしに行った。思ったより投げやすかった。彼はダーツにとても詳しくてルーツとかイギリス式、アメリカ式のルールの違いなども話してくれた。

9月25日晴れ"il pomodoro"
トマト。1キロ0,75ユーロ。安売りのものだった。(Tomatoスペイン)ナス科の一年生果菜。原産地は南アメリカのアンデス高地。18世紀ころに渡来。栽培は明治初期の導入から広がる。世界各地に栽培される重要な野菜。ファーストトマト、チェリートマトなと品種が多い。果実は扁球形、赤熟または黄熟、栄養に富み、生食、または、ジュース・ソース・ケチャップなどに製する。蕃茄。
午前、チョンピと呼ばれる市場に行った。友人の薦めで皮のブーツと絹のスカーフを買った。長靴を履いた猫のイタリア語版もあったので一緒に買った。午後、一旦帰って食事を取りネットした。同居人に教えてもらったサイトが見つからず、飛行機のチケットが取れなかった。後で聞いたらイタリア語のグーグルで検索をかけないと行けないみたい。明日、再チャレンジ!早く、皮のブーツを履きたいが、靴のそこの部分が半分はがれているので靴屋に行って直してもらわないと・・・。明日、事務所で入試の結果を言ってもらいます。ドキドキ

9月26日晴れ"il cavolfiore"
カリフラワー。1キロ0,95ユーロ。キャベツの変種。葉球を結ばず、中心部に白色の蕾(つぼみ)が大きな扁球状にかたまって現れ、これを食用にする。花甘藍。花椰菜。花キャベツ
朝、緊張して学校に行き結果を聞こうとした。でもまだ発表されてない様子で事務の人たちもめんどくさそうにしているので、それ以上つっこまなかった。学校を探すために来ていた日本人を案内した。いくつか音楽学校を回り、フィエゾレにある音楽学校にも連れて行った。バス探検ツアーのときに入れなかった教会に行ってみた。フィエゾレの少し先まで歩いてみた。景色のきれいなところがあった。ブーツを直してもらった。明日からはけるようなので楽しみ。

9月27日晴れ"il sedrno verde"
緑色のセロリ。1キロ1,05ユーロ。セリ科の一年生または二年生葉菜。ユーラシア温帯に広く分布する野生種に起源。16世紀末、朝鮮出兵の祭に加藤清正が持ち帰ったと言われ、清正人参の名がある全草に芳香・甘味があり、食用。セロリー。セルリー。オランダミツバ。
朝、直したブーツを履き、カシーネで毎週火曜に開催されている市場に行った。今日は皮のブレザーと財布を買った。友人にアドバイスしてもらい保存の仕方などメンテの仕方を言ってもらった。3人でアルノ川の河川敷でパニーノを食べた。午後、学校に行ってプリントをもらいに行ったがもらえず、いくら授業料を払ったらいいかまだわからない。語学学校に行き勉強と演奏。夜は同居人も試験にパスしたみたいなので僕は芋焼酎でみんなで乾杯。

9月28日晴れ"il burrino"
さやえんどう(莢豌豆)のはずなのだが辞書で調べるとバターになっている。方言なのかな。1キロ1,79ユーロ。写真のもので320グラム。若いエンドウで、莢ごと食用にするもの。特に柔らかく軟化栽培したものを絹莢(きぬさや)という。
飛行機のチケットを買った。めんどくさいのでネットで買った。同居人のお勧めサイトで。フィレンツェにある旅行代理店(バイ○ナ)はいろいろ問題あるらしいので・・・。その後、フィレンツェで知り合ったヴァイオリン職人の家に遊びに行った。今日は2代目の職人も来ていたが、ガンバを持っていたので明日、またヴァイオリンを持っていくことにした。イタリア語が通じてうれしい。午後、ずっとブーツを履いていたので夜中に行ったダーツの帰りしなはつま先が痛かった。ダーツを投げるコツはヴァイオリンの弓と同じような感じだった。

9月29日晴れ"la Cima Rapa"
カブの葉。1キロ1.55ユーロ。カブ:アブラナ科の一年生または二年生根菜。植物学上は、ハクサイ、アブラナなどと同種。原産地は地中海沿岸から西アジアとされ、世界に広く栽培し、品種が多い。根の球形部には多肉、多汁で白色・紅色など品種による差が大きい。葉・根は食用・飼育用。冬に収穫。(広辞苑)
朝、ヴェットーリ工房を訪れ、自分の楽器を2代目に見てもらった。以前、修理をしたところを見て「完璧に治ってる」とおっしゃった。自分の演奏も聴いてもらった。自作のトリオソナタも持っていった。また編曲を依頼されたので楽譜を受け取り、編曲の仕方など詳細を言ってもらった。自作のCDを持って行き聴いてもらった。ヴァイオリン協奏曲に一番興味があるみたいだった。午後はファビオの家に行きガンバを見てもらった。自作の曲本当に一生懸命勉強してくれていたのでうれしい。練習も熱が入った。一日イタリア語を使っていたが疲れなくなった。

9月30日晴れ"il ravanello"
ハツカダイコン。1キロ2.55ユーロ。ダイコンの一変種。明治初年ヨーロッパから渡来。四季随時に播種し、20~30日で食用となる。根は丸く赤色のものが普通で、赤色のものが普通で、赤丸二十日大根(ラディッシュ)という。多くのサラダに用いる。(広辞苑)
朝、学校に行き、入学の手続きをしたかったが、10月15か20まで待てと言われた。9月中にしないといけないと聞いていたが・・・。サンアンブロージョの市場に行ってみた。前に行ったところでまた行きたいと思ってたので。夕方、語学学校。今日は教師からほめてもらった。「もし可能なら喜んで行かせてもらいます」というのを言えたので。その後ネットをして家に戻り、夜中の2時半まで友人と語りいろいろ相談にのってくれた。とても参考になった。


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