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2013年08月11日
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テーマ: 空手道(581)
カテゴリ: 空手
すみませんまたまたずいぶんご無沙汰しておりましたが、相変わらず毎日ご機嫌にたまには不機嫌にそして仕事して空手して飲んだくれて暮らしている太陽仮面です。

さてタイトルの通り、わたくし昇段審査を受けちゃいました。

前回の茶帯合格から5年弱、黒帯へのあこがれはあったんだけどあまりにも先輩方が試合でばんばん実績残していたり、実績がなくても体がものすごく柔らかいとかアホみたいに動きが速いとかすごい方ばかりなので、何の取り柄もない自分には自信がないとぐずぐずしてたんですわ。

その私の煮え切らん態度にしびれを切らした支部長に「もうこれ以上先延ばしはできませんよ」ときっぱり言われ、おしりに火がつきました。

それからわたくしは変わりましたねぇ。
おそらく他の人からは「あれが適当に稽古してた太陽仮面(仮名)さんかいな」と思われているであろうというくらい、審査3か月前からは強い女性がごろごろいる総本部や支部に出稽古に行ってボコボコにされてきたり、月曜日以外毎日稽古に出て11時過ぎまでやったり、2か月前からは日曜は昼は自分の支部で、夕方からは別の支部(←しかもどちらも冷房なんてない)で稽古なんて「稽古のはしご」までするという今考えたらキチガイじみたことまでやりました。

ええ、この間もう家庭なんてほとんど顧みませんでしたわよ。

そんな下手したら家庭崩壊もしかねない状態でも、自分のふがいなさ見せつけられ年齢による体の壊れ方実感するたびに「もっと普段真面目にやったら良かった」「もう何年か早く昇段に挑戦したら良かった」と後悔の連続ですからねぇ。

それでまだ「後ろ回し蹴りがうまくできないよ−」「裏投げが嫌いだ−」と多くの不安を抱えたまま、昇段審査に臨んだわけですからそれはそれは周りにも分かるくらいの緊張ぶり。

型の時なんかは投票されたわけでないのにセンターに立ち、型やったあと本部長に「もう少しリラックスして」なーんていわれたり、一本組手のときいろいろ間違ったりしましたわ。

しかーも!

十人組手の時、色帯黒帯の女性全員が相手ということで、その中には当然初めて、おまけに何人かは少年部上がりの上段蹴りの上手な学生という私にとって苦手なタイプも入ってるわけで。

でも、なぜか組手中は心のどこかで冷静さがあったんでしょうか、そういう若い子に対してはひたすら距離をつめ、極力上段蹴りを出させないようにして痛くもかゆくもないパンチ主体にさせ何とかしのぎました。
白帯の時からさんざん上段蹴りで私の顔を蹴ったうちのA先輩との組手がここで生かせたのかもと今は思います。

むしろ出稽古でいろいろ相手してくださった先輩方の方が突き蹴り強いだけに苦しめられましたわね。
私が横に動こうとしても簡単に移動させてはくれない、そこはさすが先輩ですわ。

まあ何とか十人組手は完遂し、他の課題も「よく稽古した成果が現れている」との評価で実技審査合格の結果をいただきはしましたが、むしろ合格の結果を聞かされたときは嬉しいという気持ちより先に「これからもっとがんばらんといかんな」という気持ちが先に来ました。

というわけで私の審査はレポートを残すのみとなりましたが、それは今週中にうんうん悩んで考えるとして…。

とにかく昇段/昇級したいけど躊躇されている皆様には一言。

「自分で納得できなければ上には上がらない」それも一つの考え方なので否定はしませんが、私個人の経験からいわせてもらえば空手に完璧はあり得ないこと、上を目指すという決意がその人を強くする、という一面があるので、少しでも上の級/段に興味があれば、「○○月には審査受けます」と先生にはっきり表明した方がいいと思いますよ。
(受審させてもらえるかどうかは先生の考え次第、という面はありますが)





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最終更新日  2013年08月12日 23時29分17秒
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