家庭保育室太陽

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自閉症支援セミナー


講師 明石洋子氏&明石徹之氏
演題 ありのままにあたりまえに地域に生きて
~~~そしてひょうきんな公務員になった~~

社会福祉法人あおぞら共生会 副理事長をつとめる洋子氏は徹之さん(31歳 自閉症)をどのように育ててきたか。
講演の内容をレジメにしたがって書いてみます。

徹之さんが、自閉症と診断された時は、誰もがどうして?と感じるように信じられない思いに成られたようです。
しかし、そこからの立ち上がりが素晴らしく、機敏に地域の中で頑張ってこられたのです。

そしておっしゃいます。
私が私らしく、徹之が徹之らしく生きていくためには、「ありのままの徹之」を受け入れ、専門家のアドバイスを受けながら、自閉症の特性を理解し、地域の方々と徹之とのパイプ役になって、適切で豊かな働きかけを戴きながら徹之を育てたいと思いました。
「徹之と共に地域で」と自分の人生を決めた以上、苦しい時は発想の転換をして、「パニックは私が気持ちを分からないだけ、彼に強い意志がある証拠、思いを育てるチャンス」と考え、「こだわりは知恵がフル回転している証拠、利用しない手はない」と。
また「超多動は好奇心旺盛ゆえ、いたずらも隣人との関係作り」とプラス思考をして、足が震えても、徹之と共に地域に飛び出しました。
試行錯誤しながら、地域に仲間や支援者を見つけていきました。
徹之が幸せになる道は「地域の中に」きっとある・・・と信じて。

以上の言葉は、これから述べられる数々の出来事のベースになる大切な氏の人生ポリシーではないかと思います。
本題は次ページに移したいと思います。
引き続きお読みください。


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