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2005年03月22日

<天国の階段>と<冬のソナタ>を見比べた個人的見解

テーマ： ◆◎◆韓国ドラマ・映画◆◎◆大好きヽ(＾◇＾*)/◆◎◆(9696)

カテゴリ： TV・映画・レンタル

<天国の階段>の最終回をみた。私が好きな<冬のソナタ>、<美しき日々>、<秘密>、<秋の童話>と比べた個人的な感想。
１．ストーリー
　　子どもの頃読んでいたコミック<キャンディ★>・<ロリィ★>を連想させる。意外性としては<秘密>が面白い。

２．映像美
　　<冬のソナタ>の雪景色。<秋の童話>の紅葉。やはりユン・ソクホ監督はすばらしい。海と白いピアノをみると、ヨン様の「元気ハツラツ！」のコマーシャルを思い出してしまう。
３．俳優達
　　テファ役のシン・ヒョンジュンさんには申し訳ないが、私の好みではなかった。サンヒョク役のパク・ヨンハさん、ソンジェ役のリュ・シウォンが演じていたら、きっと大好きになっていたと思う。
４．主題歌
　　韓国オリジナル版とと日本語吹き替え版では違うそうだ。
　　ユン・ソナが日本語で歌っている歌自体はいいと思う。でも、<はじめから今まで>、<約束>には及ばない。

５．台詞
　<冬のソナタ>で私が必ず涙を流してしまうのは、第６話。
　　「今まですぐそばで息をしてた人が突然消えてしまうのがどんなものか知っていますか。」ユジンがミニョンに話しているシーン。私の父が18歳の時に急性心筋梗塞で亡くなったせいかもしれない。
　　その他にも有名なセリフは数え切れない。韓国語を勉強するための教材に使われているのもわかる。それに比べ、天国の階段では泣けなかった。

６．演出
　　同じチェ・ジウさんが演じていても、キャラクターによって泣き方が違う。
　　<冬のソナタ>の<ユジン>は泣き声を出さずに、涙をポロポロ流しながら泣く。スキー場の人口降雪機のシーンが特に有名。鶴を思わせる気品があり、美しい。それに比べ、<天国の階段>の<チョンソ>は声を張り上げ、これでもかと泣き続ける。こらえて泣いているほうが胸にうったえかけるような気がする。

　以上の点から、主人公たちに感情移入できずじまいだった。

韓国では全２０話なのに、日本語吹き替え版は２２話。日本の放送時間にあわせてへんなところで「また来週」となったのが大きいのかもしれない。
やはり韓国語を聞きながら、日本語字幕でみていたならもっと楽しめたのに。 <冬のソナタ>しかオリジナル版を放送してくれないので、ＤＶＤでみるしかないのか。