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一般車輌画像集 奈良線
☆一般車輌画像集 奈良線☆
8000系/8400系
(2連→E編成・4連→L編成・3連→B編成)
奈良線の大型車900系の後継モデルとして
昭和39年に登場したのが近鉄8000系です。
昭和44年には、大容量のMGを搭載した8400系が登場しました。
昭和55年の8800系の登場以降、
ともに4連の大部分は界磁位相制御編成になりました。
編成も2連(E)・3連(B)・4連(L)からなり、
また平成に入り、アルミ車の8069Fは8074Fに組み込まれ6連(L69)となり、
当時は206両と近鉄で一番の大多数を誇り、異彩を放っていました。
インバータ車或いはシリーズ21の増備などによって、数が徐々に減り、
一時E編成は8410F(E10)のみの頃がありました。
しかし、2006年に8085Fや8087F、或いは8405Fといった、
4連の抵抗制御編成が中間車を廃車ののち2連化、
再びE編成が増えるかたちとなりました。
登場時より車輌数は減っているものの、現在も奈良線で活躍しています。
奈良線系統で初めての新製冷房車として昭和48年に登場しました。
昭和50年代に8601F~03F・62F(X51・X52・X53・X62)が
界磁位相制御車に改造、また8617Fの#8167は、
被災車8059Fの#8059を付随化を施行、8600系に編入されたものであるそうです。
全車健在で、一部編成ではB更新が施行されています。
3000系(SC編成)
近鉄では隋一のステンレス車で、
1979年(昭和54年)に登場しました。
当初は電機子チョッパ車で、
他の車輌との併結ができず、
4連及び3連にて活躍していました。
その後、電機子チョッパ→界磁位相制御への変更が行われ、
また3連の需要がなくなったためか、近年行われました車体更新で、
3連時先頭車となっていた#3002の運転台が撤去され、中間車化されました。
現在では4連または6連で活躍していまして、
主に京都・橿原線運用が中心となっています。
1編成のみの存在でかつステンレスカーともあるので、
一般色やシリーズ21カラーが殆どの近鉄電車、
きらびやかなステンレス車で、
存在感がある様に思えます。
9200系(FL編成)
昭和58年に奈良線系用車輌として登場しました。
当初は3連(FB)で、普通列車の4連化から
平成3年よりサ9350型(現在・サ9310型)が製造され、
4連化(FL)されました。
シリーズ21増備に伴い、
9202F~06F(現・FC51~53)が大阪線に転属なりました。
唯一、9208F(FL54)は現在も奈良線系で活躍中です。
1233系/1249系/1252系(VE編成)
奈良・京都線の増結車初のVVVF車として1989年に登場しました。
同形式は大阪名古屋線にも登場していますが、
ここでは奈良・京都線@1233系を。
連結器高さの関係から当初は全車生駒線に集結されていました。
従来車の連結器が嵩上げされ、奈良・京都線運用に従来車と共に就くようになりました。
また補助電源装置のMG/SIVへ変更→1249系
ポルスタレス台車へ変更→1252系と、
形式が変更されました。
2000年前半に登場のラストナンバー1277Fは、
1026系1030Fの先頭車から改番・1252系に編入されたそうです。
2007年10月、1252系の一部より阪神相互直通対応工事が施され、
1271F~76Fの6編成が阪神相直対応編成になっています。
VE73・VE75が2008年夏に阪神電鉄線へ貸し出しの為
高安車庫より陸送され、試運転が行われました。
2009年3月に近鉄に返却、20日の阪神なんば線開通により対応編成では
大阪難波以西~尼崎~三宮区間へも
活躍範囲を広げています。
1020系・1026系(4連→VL・6連→VH)
平成3年に奈良線用のVVVFインバータ用車輌として
登場しました。
1026Fからポルスタレス台車、補助電源の変更などと、
仕様変更となったそうです。
1026系と形式変更、当該編成は当初は4連でした(VL26)。
1030Fより中間車が1026Fに編入され、
現在の6連(VH26・現在相直非対応)となって、
先頭車は1252系1277F(VE77)に改番されました。
1027F~29Fは、6連でデビューし、
2008年度までに阪神相直対応改造が施され、
大阪難波以西阪神電鉄線~三宮間に於いても活躍を見せています。
なお4連は、1035Fを除きワンマン対応となっています。
5800系(奈良線→DH)
1998年に、日本初のデュアルシートを採用した5800系L/Cカーです。
●奈良線仕様の5801F~5805F(DH)
●大阪線仕様の5811F・5813F(DF)
●名古屋線仕様の5812F(DG12)
の3パターンに分かれています。
5801F~5805Fは主に奈良線で活躍
2008年7月にDH01が阪神相互直通対応工事が完了し、
1026系VH27~29と同様に、
大阪難波~阪神電鉄三宮間に於いても
活躍を見せています。
また、5801F(DH01)は2010年4月、6年ぶりに一般塗装へ戻ったことで、
快速運用・三宮へも延ばしています。
5811F・13Fはトイレつきの編成で、
大阪~伊勢間の運用から西ローカル運用まで活躍しています。
5812Fは、冨吉区新製配置のトイレつき4連で、
2001年9月から2003年8月まで、
鳳凰号のペイント列車として営業運転されていました。
同編成は現在も名古屋線で活躍中です。
シリーズ21
近鉄9020系/9820系/5820系/3220系
(EE・EH・DH・KLの各編成)
2000年に登場しましたシリーズ21です。
全体では現在3220系・5820系・9020系・9820系と、
南大阪線6820系・東大阪線7020系の全6系列からなります。
ここでは奈良線シリーズ21のうち、
近鉄9020系/9820系/5820系/3220系を。
奈良線の9020系・9820系・5820系については、
2006年より阪神相互直通対応工事が施されていきまして、
一部は新製時より落成となっているそうで、
全車が阪神相互直通対応編成になっていまして、
奈良線系・阪神なんば線~三宮間で活躍を見せています。
そして、
●志摩スペイン村PRラッピング編成
「ピエロ・ザ・サーカス号」→9028F・9029F
●な・ら・らラッピング編成→9035F・9036F(画像左)
●平城遷都1300年PRラッピング編成→9830F(画像右)
と、それぞれラッピングが施されており、
シリーズ21は今後も増備が続くと思われます。
2008年8月下旬には、1252系VE73・VE75同様に、
EE32・EE33Fが、
高安検修センターより尼崎車庫へ陸送され、
阪神電鉄線で試運転が行われました。
やはり今春に近鉄に返却され、
阪神なんば線開通とともに、
大阪難波~阪神電鉄三宮間に於いても
活躍を見せています。
3220系は、京都市地下鉄乗り入れをメインとして、
さらに京都国際会館~近鉄奈良間急行の運転開始の記念として、
2000年3月に登場しました。
3222F・3223Fは京都・奈良観光客誘致の
ペイント列車であるそうです。
3編成あるなか3221Fは標準でシリーズ21カラーですが、
6両編成中4両に、
「橿原神宮御鎮座120年記念大祭」のラッピングが施されています。
京都市地下鉄~京都~橿原線(一部天理線)と、
近鉄奈良線で活躍しています(大阪難波以東)。
このあとも随時更新していきます。
しばらくお待ちください。
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