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2008.09.22
テーマ： どんなテレビを見ました？(79849)
カテゴリ： ドラマ
『太王四神記』 第22話です。
ホゲ軍野営地では反乱が起こり、ホゲ自ら脱走兵たちと戦っていた。
タムドクはキハのお産に呼応して体調が悪くなっていたが、ホゲ軍からの投降兵が半数に上ったとの報告を受け出陣する。
ファチョン会の大長老はサリャンに、キハの子が男だったらすぐに殺し、謎の小箱に心臓を入れて持ってこいと命じていた。
キハは意識を朦朧とさせながらも男の子を生む。サリャンはスジニに、子供を連れて逃げるよう頼む。ホゲの子だと思っていたのに「お前の王様とお前の姉の子だ」と言われて逆上するスジニだが、ファチョン会が子供の心臓をねらっているから心臓が大きくなるまで密かに育てろと言われ、馬を駆ってどこかへ姿をくらますのだった。
意識を取り戻したキハは子供を殺したと聞かされて大長老に切りかかる。大長老はサリャンを盾にしてサリャン死亡。「私を殺したければ阿弗蘭寺（アブルランサ）へ来い」と言い残して、キハが持っていた神器を奪う。しかしサリャンに渡された小箱には赤子の心臓は入っておらず、だまされたことに怒る大長老。
タムドクは戦いが収まったホゲ軍野営地に到着。残った兵士たちはみなタムドクに忠誠を誓う。ホゲはたった20名の騎馬隊を連れて逃げており、契丹人に追われているという。契丹人に捕まる前にホゲを捜さねばならぬと、タムドクはチュムチやチョロ（ようやく合流）など少数の共を連れて密かにホゲを追う。
ホゲたちは廃墟の村で契丹人に襲われるがそこにタムドクたちが登場。ホゲを殺すつもりのないタムドクは契丹人たちを皆殺しにして口封じをする。Σ (ﾟДﾟ )
ホゲとタムドクはようやく対峙する。
ホゲは 「王になりたかったのではない。父と母を殺し、愛する人の心を踏みにじったお前に復讐したかっただけだ！」 と敵意をむき出しにしてタムドクに襲い掛かる。激しく切り結ぶ二人。
タムドクはホゲを力でねじ伏せ、「王の命に背いた罪で追放する」と言い渡す。怒り狂ったホゲは立ち去ろうとするタムドクに剣を投げつけ、かばったチュムチの心臓を貫く。
チョロがホゲの胸を槍で刺すが、ホゲが胸にしまっていた白虎の神器がそれを跳ね返す。目覚めた神器は眩しい光を放ち、チュムチの傷も光りだす。
タムドクたちは本陣に戻った。意識を取り戻したチュムチの傷は癒えていた。白虎の神器がチュムチを守り主に選んだのだ。
ホゲは部下と共に逃げていたが、重症の騎馬隊隊長は連れ帰っていた。隊長は自分の首をホゲの代わりに契丹に差し出してくれとタムドクに頼む。そうすればホゲが契丹に追われずに済むから。
そのホゲは、なんとキハと共にいた。大切なものをすべて失った二人は初めて心から共感する。
「天は我々など眼中にない。我々はタムドクに試練を与えるためにくべられた薪にすぎない」
しかしキハは、その神に挑戦しようとしていた。たとえ天に見放されてこの世が地獄になっても、少なくとも自分の運命を自分で切り開くことが出来る、と。
そして二人は阿弗蘭寺（アブルランサ）にやってくる。大長老はキハに、子供はまだ生きている、自分の望みがすべてかなったら子供を助けると約束する。その望みとは、タムドクの心臓と四つの神器すべてを手に入れること。
「神器が神檀樹（シンダンス）の元に集まれば天の子孫の血が鍵となり天の力の封印が解かれる」
それによって、チュシンに奪われた虎族の国が復活するのだ。
キハは不敵な笑みを浮かべる。
太王軍は他国に力を見せ付けるため、流民や家畜を途中で拾いながらゆっくりとクンネ城に戻った。タムドクは国内制度の改革に着手し、国を盛り立てていった。
しかし王の孤独な心は癒されなかった。
◇
サリャン、あっけなく死亡……そ、そんなあ。
キハをかばってとかそういうんじゃなくて、大長老にひょいっっと盾にされてしまうなんて。
地味にヒロインに尽くす役どころがけっこう好きだったのに、キハのナイト役はホゲにバトンタッチしたということでしょうか。さようなら、サリャン。成仏してくれ。
ホゲとキハ、哀しいカップル誕生です。特にホゲは、タムドクを鍛錬するための薪そのものだったんですよね。登場したその瞬間から「かませ犬」だったんです。
だけど彼は生き延びて、それに気がつくことができた。これから敢えて運命に逆らってジタバタしようとする二人を応援せずにはいられません。
スジニは赤ん坊を連れて姿を消します。すごいよ、生まれたての赤ん坊を首にくくりつけて早駆け。揺さぶられっ子症候群になったらどうするんだ！
自殺をするためにタムドクの前から姿を消したスジニでしたが、赤ん坊を守るために生き延びることになりました。
その赤ん坊は、愛する人と別の女との子供。
ああ、つら～～い。
どうして運命ってこんなにややこしいの？？？
最終回も近い。ワクドキ～～。
こちら
です。
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