全5207件 (5207件中 1-50件目)
遅れに遅れていたリコリスの「さつま美人」がやっと始動しました。一夜で10芽ほどが顔を出し、「突然、一気に」といった眺めです。一時は作落ちか?・・・などと余計な心配もしたものですが、何とかそれは免れた様です。開花は月の変わり目ごろになろうかと思いますが、今年のリコリスのピーク期はその後1週間から10日の期間になりそうです。その時が我が家の小庭の今年最後のお祭り・・・ということになります。
2024年09月25日
コメント(0)
我が家で保有するリコリスの中で最も開花時期が遅い・・・例年なら10月前半・・・の品種が開花に向けて準備運動に入りました。始動と準備運動の違いは、始動が花軸が顔を出す状態に対して、準備運動は花芽を出す前に、休眠入りに伴い葉を枯らした茎の残部が表土からせり出してくる状態を指します。この様な準備運動を伴う品種は他のどの品種にも見れれない現象です。休眠中は茎の残部は高いものでも5mmから1cmで、殆どは地下に埋もれます。そうして休眠期間を過ごした茎の残部が、現在最大で4cmほどまでせり上がって来ました。この動きを経て、花芽が始動するのは更に1週間から10日かかります。 因みに、この品種は黄花で、銘はありませんが、仮名称として”激遅イエロー”とか、花序が通常のリコリスが10cmを少し超える程度であるのに対して、この品は20cmを超えることも珍しくないことから「ジャイアント・イエロー」などと呼んでいます。昨年は完全に作落ちしてしまいましたが、この様子なら今年は花が見られる可能性があります。
2024年09月24日
コメント(0)
前回カタバミの一斉駆除を行って、まだ2ヶ月も経っていないと思うのですが、この作業後発芽したものがご覧の通り再び大繁茂しています。既に花を咲かせ始めた個体もあり、このままにすれば種子を大量にバラ撒かれ、更なる大繁茂を招きかねません。ということで、種子がが成熟する前にカタバミを一掃することにしました。 手始めに取り出したのはイカリソウ「楊貴妃」のポットです。主たる住人「楊貴妃」は酷暑に負けて地上部は姿を消していますが、株そのものは生きています。ターゲット・カタバミの根回りを竹串で解して、株元を強く摘まんで引き抜く・・・という作業を繰り返すこと7回、何とかこのポットのカタバミを全て駆除しました(こちら)。こうしたポットが40から50個存在します。この先1週間ほどは秋雨が予想されていますが、雨の止み間を見付け乍ら作業を進めることになります。幸いなことに酷暑は幕引きになりそうで、ピッチを上げて作業を進めることにします。
2024年09月23日
コメント(0)
昨日のボヤキめいた書込みが通じたのかどうか、前日まで青みなど皆無だったプチ花壇の白花リコリスのエリアに、1芽だけですが動きを見せたものがありました。昨年の開花時期の記録から推測して、この個体はピンク花の「さつま美人」の可能性が高い様に見えます。とは言いながら、この推測が当たる可能性はさ程高いとは言えません。当り外れは別にして、遅れていた始動に変化が起きたことは嬉しいことです。この小さな変化が広がってくれれば嬉しいのですが・・・・
2024年09月22日
コメント(0)
埼玉県日高市の巾着田ヒガンバナが、今年は開化がベタ遅れで、予定していたイベントが開催できず、主催者を慌てさせているというニュースがテレビで流されています。規模では太刀打ちできませんが、我が家のリコリスも同様の憂き目を見ています。 画像はリコリス(ヒガンバナ類の総称)「さつま美人」(左)と「アルビ・フローラ」(右)の作付けエリアですが、今年は大幅に開花が遅れています。因みに昨年は?・・・というと、「さつま美人」は9/22に、「アルビ・フローラ」は9/23にそれぞれ開花していました。この開花日も過去の平均的な開花実績と比べると、1週間から2週間遅れています。因みに、在来種のヒガンバナの開花は9/30でした。こうして前年実績、或いは更に遡って比較して、今年は大丈夫か?などと心配の蟲がうごめき始めています。
2024年09月21日
コメント(0)
本来なら冬季も青葉を茂らせたまま過ごす黄花イカリソウの「アンバークイーン」ですが、この夏の酷暑に負けてごく一部を除いて葉を枯らせてしまいました。葉枯れのみに留まらず、住人の消耗に付け込んで、カタバミが我がもの顔で蔓延っています。今回はこのポットの枯れた茎や葉を刈払い、寄生した雑草を全て駆除して、綺麗サッパリの状態で冬に向かうことにします。 ということで花茎や葉柄を付け根付近で切り払い丸坊主にした上で、表土に蔓延したカタバミを根こそぎ抜き上げた様子がこちらです。雪割草やフクジュソウ、シャクヤクの様に冬芽はありませんが、茎はしっかりして健康色を維持しています。この冬の期間に大きな変動要因がなければ、花付きは問題なかろうと思います。
2024年09月20日
コメント(0)
こちら、酷暑の痛手で地上部はほぼ全滅した雪割草です。葉は九分九厘枯れてしまい、惨憺たる姿を晒しています。外見上は冬芽も膨らみ始めていますが、葉と同様に三途の川を渡ってしまったかもしれません。この先、このポットをどう扱うかを決めるためにも株としての生死を把握する必要があります。 ということで、地中の様子はどうなっているか診断することにしました。先ずは枯葉を切り払い、景観をスッキリさせました。その上で株元を少し掘り返します。1cmほど掘り下げたところで根が現れましたが、色合いはごく正常で、健康状態に深刻さはなさそうです(こちら)。ということで、元通り覆土して診断作業を終了しました。このまま春まで他の健康な個体と同様に管理し、様子を見守ることにします。
2024年09月18日
コメント(0)
昨年はグリンピースサイズ数個だった山の芋のムカゴが、今年は同サイズが20個ほど成長しつつあります。最大の個体はパチンコ玉ほどあります。これが8割収穫できるとして、来年は個体数で5倍ほどの増産が図れそうです。 山の芋本体の成長点を切り分けた場合、2年ほどで食用に供せるサイズに成長しました。ムカゴからスタートした場合は、この期間が幾らか伸びるのは仕方ないことですが、従来の芋切り分け方式も併用すれば、素人アグリとしては十分に楽しめる筈です。
2024年09月17日
コメント(0)
リンドウのツボミが始動しました。デビュー早々ではありますが、何とも気の毒な姿になり果てています。どうやら人間より早く、このツボミが動き始めたのを察知したのは賊の方だった様で、柔らかくて美味しいところは激しく食い荒らされています。犯行現場を押さえた訳ではありませんが、実行犯は バッタやイナゴの仲間と推測しています。 この夏の暑さと関係があるかどうかは???ですが、今年はイナゴ、バッタの発生が多い様に見えます。体長5mmから1cmほどの小型が多数目撃され、発見の都度、常備薬のキンちゃんを一吹きして来ました。既に20匹以上を地獄(天国?)に送り込みましたが、駆除したのはほんの一部・・・と考えるのが正当で、未だ姿を見せない賊が大量に潜んでいる可能性があります。こうした賊に狙われる前に、多くの栽培品は熱波で大きな痛手を被っており、食欲も減退しそうな容姿に陥っている、というのが現実です。
2024年09月16日
コメント(0)
アポイギキョウの最後の一踏ん張りの様に付けたツボミが開花しました。6/20の1番花から間もなく3ヶ月、他に類を見ない長期開花でした。ただ、流石にスタミナは使い果たした様で、標準で5枚の花弁が、今回開花したものも、開花準備中のものも全て4枚でした。花の大きさもやや寸足らずの傾向が見られ、最盛期には差し渡し径が5cmほどあったのに対して、今回開花したものは4cmに届いていません。こんな具合で、疲れ果てた体で何とか大仕事に挑んだものの、完璧に仕上げるには材料もエネルギーも足りなかった・・・という図が浮かびます。
2024年09月15日
コメント(0)
白花タンポポが休眠明けを迎えました。休眠に入ったのは5月だったので、ネジバナなどと比べれば、長く深い眠りだった・・・といっても良さそうです。1ヶ月ほどは図体の復活に全精力を注ぎ、葉がしっかり生え揃うのを待つことになります。10月末頃から11月半ばに1番花を咲かせますが、その頃には気温も下がっていて、大規模に咲き進むことはありません。寒のさ中は複数株で月に数輪といったペースで存在をアピールする程度ですが。寒さが緩む3月にはお祭り騒ぎで咲き誇ります。 というのがこの品種の1年の過ごし方ですが、今年は株数を半減以下に調整しようと思っています。個体数を減らしても、絶滅を危惧する必要は全くない剛健な品種なので、スペースを少し解放して貰うのが目的です。
2024年09月14日
コメント(0)
長かった花の時期ももう終わりだろう、ということで7月末に幕引き宣言したアポイギキョウでした。いつもなら残った茎殻はすぐに刈り払うのですが、変り咲きが多発するこの品種の特徴が評判を呼び、ご近所の園芸ファンから、この品の要望が寄せられる様になりました。だったら種子を採取する必要がある、ということで実が熟するのを待っていました。 それから1ヶ月余りが過ぎましたが、ここに来て切れた電球が再点灯する様にツボミが姿を見せ始めたではありませんか。しかも白花と紫花が隣り合って咲く、という念の入れ様です。今年このパターンでの咲き方は初めてで、お手柄と言ってもいい咲き方です。1日か2日で開花するかと思いますが、頑張りの結果はしっかり見届けてやろうと思います。
2024年09月13日
コメント(0)
最優遇で涼しい場所を割り当てていた雪割草にも、暑さに負けて枯死するものが出てしまいました。画像は紅花千重咲の美麗種ですが、8月に入った頃から葉が枯れ始め、1ヶ月経った時点ではご覧の通りポットは荒野と化してしまいました。 地中の様子を確かめて、結果に応じて適切な待遇に切り替えることにしました。表土を1cmほど掘り上げると、半ば炭化した株が現れました(こちら)。冬芽は生成に取り掛かっていた様ですが、途中で止まっています。また根はそれより幾らか遅れてダメージが広がった様で、株元は炭化してブツ切れしていますが、先端部は生体の色を留めています。結論としては、回復不可能なダメージです。この品種は複数のポットに分植していたので、品種として、来春に向けて望みがなくなった訳ではありませんが、あと1ヶ月、今の暑さが続けば、被害は更に広がる恐れもあります。
2024年09月12日
コメント(0)
曲者 大発生。大食漢・セスジスズメです。体長2~2.5cm、孵化してさほど日数は経っていない様です。その数、凡そ15匹、この時期珍しい、柔らかい葉っぱを茂らせたカラスビシャクを貪る様に喰っていました。このサイズの内は憎悪を募らせるほどの存在ではありませんが、1週間から10日も経つと単4電池が青ざめる様なビッグサイズになります。そうなるとカラスビシャクだけでは足りず、大切な草花にまで口を伸ばす様になります。そうなる前に・・・ということで、この賊どもにはいつも通りの儀式、キ●チョ―ルを一吹きして退場願いました。とは言え、これで安心・・・などと言える状況ではありません。遅れて孵化する個体もあるので、2~3日は厳戒態勢が必要です。
2024年09月11日
コメント(0)
8月早々に地上部が姿を消したウチョウランです。一山なんぼの一般品ですが、個体識別のために「無銘⑤」という仮名称を付していたのですが、暑さに負けてこんなことになってしまいました。このポットに引越しさせたのは梅雨のさ中でした。もし培地にバルブが残っていれば、回収して春まで冷蔵庫保存に移行することにしました。 培地を掘り上げると真っ先に出て来たのは枯死し腐敗して黒変したバルブでした。最悪の結果か・・・と半ば諦めつつポットの底を掘り返すと小豆粒サイズの子バルブが出て来ました。親バルブを植え替えた時点では、大豆粒を2個合わせたほどのサイズでした。このサイズだと、来年はリハビリ期間になるのは避けられず、花は早くても2年後になりそうです。ステップダウンをぼやいてみても進展はない訳で、いつも通り湿らせたミズゴケに埋めて冷蔵庫の野菜室に収容しました(こちら)。
2024年09月10日
コメント(0)
昨日の書込みではキチンとした画像を掲載できませんでした。で、補足情報として、改めて画像を掲載します。上画像は「真夏のクリスマス」です。開花2日目の昨日は、10点以上が一斉に開花しました。感覚的には満開間近・・・といった眺めです。 もう1つの「山の根ゴールド」はこちらです。こちらは今年の休眠期に入った時点で植え替えを行ないましたが、このダメージが尾を引いているのか花のボリュームはグッと控え目です。前日に切り花にした2点と合わせて5点が今年の出来高です。1年後には10点以上を回復するものと思います。
2024年09月09日
コメント(0)
リコリスの2番手「真夏のクリスマス」と3番手「山の根ゴールド」が開花しました。両者とも5輪、6輪と咲き進んだものが揃っていたのですが、迂闊にも写真を撮らずに切り花として提供したため、残った中途半端な咲き方の画像しか掲載できません。後に続く花が今日の内に咲き進む筈なので、改めて紹介したいと思っています。4番手以降は昨日時点で動きは見せていませんが、上手い具合に在来種のヒガンバナとの開花日の隙間を埋めてくれるかもしれません。
2024年09月08日
コメント(0)
タマスダレが開花しました。滅多に起きない事象ですが、昨年と同じ日の開花です。だからと言って、何かがどうにかなる・・・という訳ではありませんが、例えば自販機で200円投入して、何かの飲物をゲットして、釣銭返却口を見たら50円玉が2個あった・・・ぐらいの幸福感かもしれません。因みに、これ、黙ってポッケに入れるとセットウ罪になるらしいので注意しましょう。 タマスダレはヒガンバナの仲間で、花は咲いても滅多に種子は実りません。といってもヒガンバナが全く実を付けないのに対して、こちらタマスダレは稀に実を付けます。このタマスダレも、起源は淡路島某所でたまたま土手に生えていた群落で実っていた種子を採種し種蒔きしたものです。この品種が滅多に実を付けないことを知ったのは、採種から数年経っからでした。
2024年09月07日
コメント(0)
ウチョウランもこの夏の厚さには抗えず、地上部は8月を待てずに枯れてしまいました。地中のバルブが生きているなら、この辺で回収して冷蔵庫保存に移行することにしました。 培地を掘り返して、地中のバルブを探します。結果は4個の生体と3個の残骸が出て来ました(こちら)。バルブの大きさは、大豆粒2個を並べたほどのサイズです。これを、裁断したミズゴケと園芸用土を混合・加湿してポリ容器に充填したものに埋めて「一丁上がり」です。寒さが峠を越す2月まで冷倉庫の野菜室の片隅で過ごさせることになります。
2024年09月06日
コメント(0)
間もなくリコリスによる秋祭が始まります。その賑わいも背景がこんな有様では、ちと興ざめになってしまいそうです。で、今の内に背景となるプチ花壇の茎殻を刈り払って、小奇麗にしておこう、ということで日が傾いていくらか涼やかになったところで、作業に取り掛かりました。 背景の美観を甚だしく損ねているのはホタルブクロの花茎の残骸です。先ずはこれを根元から刈り払います。続いて地中深くランナーを張り巡らして小庭に侵入して来たチガヤの駆除にかかります。チガヤとの主戦場は地上ではなく、少なくとも20cmほどの地中です。他の品種の住環境を極端に損なわない限り、1本たりともランナーを取り逃がさない、という気概で戦いを挑んだのですが、善戦はしたものの勝利といえる結果には至りませんでした。何はともあれリコリスエリアの背景となる範囲では、大きな障害物は残さず駆除しました(こちら)。とは言え、チガヤとのゲリラ戦はこれからも続く訳で、霜が降りる頃までは地底での戦いは続くことになります。
2024年09月05日
コメント(0)
ポット、プランタに根付いたものから遅れること1ヶ月、露地(芝生)のネジバナも目覚めの時を迎えました。上画像は6株に増えた群落ですが、4-5年前に芝生のド真ん中に根を下ろした1株を、踏み荒らされては可哀そう・・・ということで、隅に当たるこの位置に植え替えたものが起源です。この群落も分割して植え替えなくてはいけない頃合いですが、適地は使い切ってしまい、実行に移せずにいます。
2024年09月04日
コメント(0)
先ず、昨日の記事の中で『1番手の名乗り云々』と書き込んでしまいましたが、先般の激早ピンク「キツネノカミソリ」もリコリスの仲間だったので、昨日取り上げた「山の根ゴールド」は2番手ということになります。 で、今日取り上げるのは3番手の「真夏のクリスマス」です。こちらは昨年と比べて8日遅れの始動です。長期間の晴れた天候で、圃場の土はカチンカチンに固まっていたのですが、台風10号による雨で柔らかさを取り戻しています。お陰で、花芽が土を掻き分けるのは楽だった筈です。開花は昨日の「山の根ゴールド」と同じ頃になろうかと思います。終末が楽しみです。
2024年09月03日
コメント(0)
台風10号は熱帯低気圧に変わり、気温は一時的でしょうが幾らか落ち着いた様です。一足飛びに「秋の風情」とはならないでしょうが、久し振りに外に出るのが苦にならない1日を味わいました。 そんな天候を感じ取った訳でもないでしょうが、リコリスが始動しました。2番手の名乗りを上げたのは、黄花の「山の根ゴールド」でした。昨年と比べて6日遅れの始動です。昨日時点で6芽ほどが頭を出していました。開花はこの週末ぐらいになりそうです。向う1ヶ月の間に6品ほどが入れ代わり立ち代わり咲き続けます。いつもは地味な小庭が、一時的に賑わいを見せる、嬉しい季節です。
2024年09月02日
コメント(0)
台風10号は過去に例がない様な迷走と、遠隔地への豪雨で大きな被害を出しています。当初は予想進路が我が屋近傍(神戸市西部)を通過する様な予報でしたが、結果は大きく迂回する形で通過しました。風への対策として多数の花鉢を避難させていましたが、これは無駄骨でした。 さて、ここからが本題になります。この春、やや小型ながら仏炎苞を見せてくれたウラシマソウでしたが、この個体とは兄弟(多分・・・)に当たる個体の方は、仏炎苞どころか、葉っぱも出しませんでした。地中がどうなっているか、発掘して様子を見ておく必要があります。で、発掘に取り掛かったのですが、最後の植え替えの際にゴルフボールより少し大きかった芋は消滅していました。代わりにグリーンピース大の小芋が多数出て来ました(こちら)。総数10個が確認できました。これでは仏炎苞どころではありません。この秋の手入れでは、この中から1個か2個を選抜して植替えを行い、集中的なサポートで促成を図る・・・ということにして、今回は元通り埋め戻しました。この小芋が仏炎苞を見せる様になるまで3年か4年はかかるかもしれません。
2024年09月01日
コメント(0)
7月に入ってすぐに植替えを行った日本シュンランの「天紅香①」です。植え替えた時点で、米粒大から米粒半分ほどだった新子3個の内、№2と№3が顔を見せ、植え替え時点で確認していた3個が勢揃いしました。№1は? というと、画像の右手後方に写っている株元が緑の個体がそれで、草丈は既に5cmに届いています。長男(長女?)の面目躍如・・・といった風情です。逆に№2と№3は親株(中央)の疲弊が激しく、新子が独り立ちできるところまで行けるかどうかは微妙です。見通しは明るくはありませんが、最大限のサポートを続けてみます。
2024年08月29日
コメント(0)
8月に入って次第に葉の黄変が広がり、遂にご覧の有様まで変貌したタッタソウです。この品は暑さに対しては強い方ではあありませんが、ここまで酷い被害を被ったのは初めてです。で、地中(根)は無事かどうか確かめた上で、それなりの処遇に移行することにしました。 表土を慎重に掘り上げ、根の様子を伺います。深さが1cmを少し超えた辺りで植物の根に行き当りました。枯れた茎の残骸から放射状に延びた、間違いなくタッタソウの根です。つまり枯れたのは地上部のみで、根はしっかりした生命反応を示していました(こちら)。ならば来年に向けての冬芽の準備は?・・・と、周りに目を凝らしてみましたが、発見には至りませんでした。それはそれとして、来年も何とか花が見られるかも・・・と、微かな希望を感じながら、元通り埋め戻しました。
2024年08月28日
コメント(0)
7月半ばにツボミを付けて管理人を慌てさせたダイモンジソウの「瀬戸翠」でしたが、その頃には葉もしっかりしていたのがこの1ヶ月半で見る影もない程葉枯れが進んでしまいました。その時のツボミは、結局開花することもなく寿命が尽きようとしています。葉が枯れただけなら、花期本番の10月、11月までに体制を立て直して、花を付けるケースもありますが、ツボミの生成でかなりのスタミナを消耗したこの個体は花までは手が回らない筈です。 という具合で、健康回復だけは進んで貰いたいとの思いから、枯葉処理ぐらいは進めておくことにしました。枯れた葉、回復見込みのない葉は葉柄の付け根から全て刈り取りました。スカッと散髪した様子がこちらです。来年の花期までに株の地力が回復することを祈るばかりです。
2024年08月25日
コメント(0)
実生4~5年、正体不明のダイモンジソウです。梅雨が明けた頃には6.5号ポットからはみ出す程繁茂していたものですが、この1ヶ月ほどで見る影もないほど葉を失ってしまいました。花が咲けば正体は明らかになる筈で、この秋にはそれが実現する・・・と期待したものですが、そうした期待がピンチに陥っています。 とは言え、ダイモンジソウの場合は、この時期に大きな痛手を負っても、10~11月の花期までに、葉を再生し、見事に花を咲かせた・・・という事例を見て来ました。この未詳品もそうなって欲しい、という期待を込めてポット内を綺麗に片付けることにしました。こちらがその様子で、残る2ヶ月、株の再生に邁進して貰うことになりますが、早々に大きな試練が待ち受けていました。来週早々にやって来そうな台風10号です。通過するコース次第で、被害甚大となる恐れがあり、気の抜けない週になりそうです。
2024年08月24日
コメント(0)
画像は一昨日の一番乗りリコリス開花の際、全景として撮影したものですが、背景の黄金オニユリが半ば枯れてしまい、甚だ見苦しい状態です。黄金オニユリは酷暑の煽りを受けて、例年なら3回ほど反復して生成されるムカゴが、今年は1回だけに留まっています。この点は酷暑の好ましい影響と言えなくもありません。それはそれとして、この見苦しさはリコリスの本番を控えて何とかしなくてはいけません。 ということで、この点を一気に改善するために、黄金オニユリを刈り払うことにしました。こちらが作業を済ませた様子ですが、かなりスッキリしました。これで、9月の早咲きリコリスの本番を気持ちよく迎えられます。上画像から1日経っての撮影なので、リコリス1番手はかなり開花が進んでいます。 ところで、このリコリス、昨日時点では「激早ピンク」などと呼んでいることを紹介しました。その後の調べで、どうやらこの品は「キツネノカミソリ(狐の剃刀)」ではないか・・・ということが分かって来ました。九州方面に大規模な自生地があるそうですが、何分にも我が家のこの個体は数年に1回ペースの開花とあって調査の熱意も上がりませんでした。長い間ニックネームで呼んで来ましたが、今後は「キツネノカミソリ」に統一して扱うことにします。
2024年08月23日
コメント(0)
リコリスの本年1番手が開花しました。花芽が立ち上がった時点では「さつま美人」と宣言していましたが、これは間違いでした。銘はなく、甚だしい早咲きであることから、我が家では「激早ピンク」と呼んでいる品種でした。欠点は1個の球根単位で数年に一度しか花を咲かさないことです。こうした気まぐれな特徴が災いして、どこに何株植わっているのか、整理もできていません。そんな経緯もあって、花芽立ち上がりの時点で、品種を間違ってしまいました。
2024年08月22日
コメント(0)
高山植物から始まった酷暑の被害は徐々に範囲を広げ、とうとう樹木にまで広がってしまいました。画像はイロハモミジの樹高1.5mほどの若木ですが、8月中旬に至って葉っぱの黄変が出始めてしまいました。我が家にやって来て4~5年になりますが、これまで一度もこの様な症状を呈したことはありませんでした。ことほど左様に今年の炎暑の程度は激甚であると言えるのかもしれません。 葉の黄変は徐々に広がりつつありますが、被害は葉っぱに留まる・・・留まって欲しいと願っています。葉を脱ぎ捨てて、実害が枝や幹に広がるのを防ぐという延命策が、こうした症状を呈しているに違いない、などと思っているのですが、然したる根拠がある訳でもなく、困った時の神頼み=信仰に近いのかもしれません。
2024年08月21日
コメント(0)
暑さも盛りというのに、早くもリコリスが咲きそうになりました。本来ならもっと早く見つけなくてはいけないのですが、まさかこんなに早く動きを見せるとは思わず、20cmを越したところでやっと気付きました。ここまで成長すると花の色も分かる様になります。ピンクに近い赤花の「さつま美人」の様です。この週末ぐらいには開花するかもしれません。 この品種、昨年は9/22に開花しました。それと比べると、実に1ヶ月近くも早い動きです。在来種の赤花品のエリアに混ざり込んだ1点ですが、本隊の方は今のところ動きはありません。この個体が図抜けて早い動きを見せたのには、今年の異常な暑さが関係しているかもしれませんが、確たる証拠がある訳ではありません。いずれにせよ、間もなく早咲きのリコリス群が動き始めるのは確かで、季節は確実に進んでいる様です。
2024年08月20日
コメント(0)
これまで暑さに負けて草花が枯れてしまった例を何例か紹介して来ました。今回取り上げる紅花ダイモンジソウもその1例です。ご覧の通り葉っぱは大半が枯れてしまい、葉を失った株の一部は炭化して表土は黒く変色しています。 こうした惨状の中でも、葉は失ったものの、株としては生きているものが少なからず存在します。で、枯れた葉っぱや枯死・炭化した株は刈り払い、風通しを良くして地力が回復するのを待つことにしました。ダイモンジソウの仲間では、これまでにも暑さ負けして枯れたことはありました。そうした例でも完全に枯死した例はごく稀で、多くは立ち直って、しかも10月、11月の花期までに完全復活して花を咲かせた例もありました。そうした奇跡を信じてのことです。 先ずは枯れてしまった葉は残しても特段役に立つ訳でもないので、全て刈り払います。枯葉を取り払うと、株の頭頂部に新芽を出し始めたものが目立つ様になりました。その上で、完全に枯死・炭化し始めた株を取り除きます。こちらが一連の処置を済ませた様子です。当面は建屋北面の少しだけ気温が低い場所において、スタミナが回復するのを待つことにします。
2024年08月18日
コメント(0)
昨日は台風の吹き戻しによる北寄りの風の影響で久し振りに「熱くない」1日でした。で、この機会に芝生に蔓延る雑草・スベリヒユを駆除することにしました。上画像では芝生の俯瞰画像と宿敵・スベリヒユを切り替えて表示しています。スベリヒユは現在花を咲かせ始めており、ボンヤリしていると次世代の雑草のタネを大量に生産されてしまいます。地方によってはこの草をオヒタシにして食することもあるそうですが、我が家では食用どころか「宿敵」として顔も見たくない存在です。 で、早速草抜きです。長期間雨が降っておらず芝生の下地はカチカチに固まっています。単純に茎を持って抜き上げようとしてもプチプチと千切れるだけで、これだと残った茎や根から新芽がでてしまい、敵は一向に減ることはありません。根まで抜き上げるには草抜き器具で根の周りの土を崩してから抜き上げる必要があります。こうした手間のかかる作業を2時間ほど繰り返して、芝生の半分、8平米を片付けました。抜き上げたスベリヒユの全量がこちらです。容器として使ったフルイは40cm径、積み重なったスベリヒユはザッと5cmあります。残る半分の芝生も、花が咲き種子が実る前に全滅させるつもりです。
2024年08月17日
コメント(0)
多くの草花が暑さでグッタリ、している中で、この品、セリバオウレンだけは元気溌剌としています。数年前までは全滅の危機回避のため、ポットと露地に分植していましたが、ポットの方は既に枯死してしまいました。残った露地の個体は、頭上を日傘代わりの文旦の木に保護されて一人で気を吐いている形です。 外見上は健康状態に問題はありませんが、未来はバラ色か・・・というと、そうとも言い切れません。どうやらこの個体の根の周りにアリが巣を作ってしまった様で、株元はごく小さい砂が盛り上がる様に積み上げられています。ごく小さい砂で、地中は空洞になっている恐れもあります。すぐにも掘り上げて様子を見たい場面ですが、この暑さの中ではそれもできません。実態調査は9月後半までは実施困難で、それまではアリの行列が近くにできたら、速攻で駆除剤を噴霧しつつ、気温が下がるのを待つ他は手の打ち様がなさそうです。
2024年08月16日
コメント(0)
半月ほど前、窮地に追い詰められていたコマクサに、新しい葉が大量に芽を出し、一旦は窮地を脱したかに見えました。復活の理由は、比較的気温の上昇が押さえられる屋内に避難させたことでした。これで無事に秋を迎えられるか・・・と思い始めて半月、新たな問題が起き始めてしまいました。その問題というのは、芽吹いた新葉が次第に先端から緑が失われ、白化するという現象です。白化した葉は最終的に枯れてしまいます。この現象がジワリと広がりつつあります。 室温は簡易的な測定で最高28~29℃ほどです。屋外なら連日35℃を軽く超える昨今ですが、この品種は28~29℃でも耐え難いのかもしれません。後はトイレか浴室に避難するしか手はありませんが、電球の光量では生育も満足にできるとは思えず、手詰まりに陥っています。
2024年08月15日
コメント(0)
シャコバサボテンが定植後10年に近付き、樹形が大型化し過ぎの感が拭えません。で、この際、株を更新して樹形(本当は”樹”じゃなくて”草”ですけど・・・)を適正化することにしました。先ずは白花品から着手です。 画像は大型化した株から切り取った枝の一部で、親株から切り取って5日ほど屋内で陰干ししていたものす。そろそろ良い頃合いだろう・・・ということで、これを差し芽で発根させ、新株に仕立てます。こちらが5号ポットに差し芽した様子です。いきなり直射光の攻撃に晒されると、発根どころではなかろう、ということで、半月程度は日差しを避けて建屋北面に避難させますが、その後は現状の日当たり良好な位置に戻し、秋まで枝葉の充実に励んで貰うことにします。
2024年08月14日
コメント(0)
凡そ4週間前になりますが、ダイモンジソウの「瀬戸翠」がツボミを膨らませている旨をこの場で紹介しました。本来10月から11月に咲くダイモンジソウが、最も暑いこの時期に開花の準備に入るなどあり得ない事態です。今回の異常事態だけに留まらず、この品種は今年2月にも時期を踏み外して開花するという事件を引き起こしています。という風に異常続きのこの品種が、今回の事態をどう乗り切るか注視して来ました。 結論は?・・・というと、開花までは漕ぎ着けられず、ツボミのまま寿命を迎えてしまいました。花弁は黄変し始め、既に花弁のしなやかさは失われています。不穏当な表現ですが、半ばミイラ化しつつある、というのが正確な表現かもしれません。この品種は2鉢に分植しているのですが、この鉢の個体は秋の本番までにスタミナを回復するのは不可能と思われます。残り1鉢が何とか正規のシーズンに花を見せてくれれば、正常化への糸口になるかもしれない・・・ということで期待を寄せているのですが、果してどうなることやら ....
2024年08月13日
コメント(0)
1ヶ月半前まで露地に植えていてジリ貧状態にあった日本シュンランの「天紅香」を、地力回復のためポットに植え戻した際には米粒大だった新子が、今はここまで大きく育ちました。新子の丈は、最大で4cmほどに育ちました。取り敢えず、再生計画は目論見通り進行している様に見えます。 とは言いながら、全面的に安心していられる状況ではなく、植え替え時点には3芽あった、画像中央のグループの親株の内、1芽は枯れてしまいました。弱体化が極度に進んでいたのが限界を迎えたためと思われれます。残存の親株には、今のところ心配な事態は起きていませんが、油断はできません。尚、画像右のグループには目に見える変化は起きておらず、先行きは見通せないままです。という状況下で、引き続き屋内の比較的涼しい環境でリハビリを続けさせることにします。
2024年08月12日
コメント(0)
冬季は屋内、夏季は露地をそれぞれ生活の場としているパイナップルです。今年は5月のGW中にこの場所に移し、他の草花が酷暑に必死に耐えているのに対して、この品だけは我が世の春を満喫している様に見えます。こちらが5月に現在の位置に植え替えた時の様子ですが、これと比較すると葉っぱのボリューム(≒枚数)は、ざっと1.5倍に増えました。暑さを追い風にしていることの証左と言えそうです。晩秋に屋内に取り込むまでまだ3ヶ月あり、葉っぱの枚数が倍増することが当面の目標です。因みに「実」の方は、今のところ気配すら見せていません。
2024年08月11日
コメント(0)
コシノカンアオイ(越ノ寒葵)が来春に向けて花芽の準備に取り掛かりました。今の大きさはコメ粒2個分ほどの小さな存在ですが、涼しさが感じられる頃にはピーナッツ1個分ほどに育ちます。 この春開花したのは1芽だけでしたが、現在2芽が確認できます。水切れなどのリスクを避けるには、今の露地がベストなのですが、写真撮影の自由さを考えればポットに軍配が上がります。できることなら・・・ということで、株元を少し掘ってみましたが、切り離しは甚だしく困難な構造になっている気配でした。もう1~2年は現状を維持する他はなさそうです。
2024年08月09日
コメント(0)
半月前に最初の1輪が開花しただけで、続くツボミが全て開花できずに枯死状態に陥っているレンゲショウマです。開花寸前まで成長したものの、最後の一頑張りができずポーズ状態になり、画像右に示した様に萼弁は乾燥してシワだらけになったものもあります。シワが入っていないものもツボミの付け根は切り離し寸前の状態になっており、程なく落花するものと思われます。 この品種を栽培し始めて10数年になりますが、こう様にツボミが開花目前で枯死する様な現象は初めてのことです。原因は九分九厘暑さのせいだろうと疑っています。こうした暑さが今年だけのこととは考え難く、新しい形の「栽培激ムズ」品種が増えてしまいそうです。
2024年08月08日
コメント(0)
ネジバナが姿を消して1ヶ月半ほどが過ぎました。この間ポットも芝生も賑わいを潜めていましたが、昨日水遣りの際、表土に目をやると、不毛だったポットに緑が戻ろうとしているのが確認できました。今回目覚めが確認できたのはポットだけで、露地(芝生)の方はまだ変化は起きていません。遅れている一群も今月半ばぐらいには目覚めるかと思います。 今年、ネジバナの作柄は、この10数年を通して最悪でした。ツボミのまま黄変して動きを止めるものが続出し、姿を見せた花芽の半分ほどが花を咲かせないまま休眠に入ってしまいました。今回の出葉で、新たなネジバナの年度に入ったことになりますが、新年度がネジバナにとって穏やかで豊穣の1年であって欲しいものです。
2024年08月06日
コメント(0)
弾丸ツアーで和歌山県古座川町のボウズハゼの滝登りの見物に行って来ました。前々日のニュースでは大量のボウズハゼが鈴生り状態で崖を登る様子が放映されていましたが、ワタクシの日頃の行いが悪いせいか、多くても一度に5,6匹しか登場してくれませんでした。今回は動画主体の体制で臨んだので、スチル画像はありません。上画像も動画から1フレーム分を切り取り、必要な部分を切り出したものです。 さて、今回の現場の滝というのは落差5~6mの滝を超えて、上流の良質な珪藻を得るために遡上する様子だということです。ほぼ垂直の花崗岩の壁を、お腹の吸盤と口を器用に使って登るそうです。壁と言っても少量の水は流れていて、水流の量次第で全身、または腹部や頭部が水に浸かる必要があります。動画の方は編集に少し時間がかかるかと思いますが、出来上がったら紹介したいと思います。
2024年08月05日
コメント(0)
1坪あるかないか・・・というプチプチ菜園の植えたヤマノイモが花を咲かせる準備をはじめました。・・・というより、準備を進めていました・・・というのが正しい表現かもしれません。画像の状態までツボミが成長して、既に1週間余りが経過しました。ツボミは球体のまま完全に動きを止めています。一部は円内の様にツボミは腐敗し始めました。どうやら今年のヤマノイモは、花を咲かせることなく幕引きになりそうです。これも炎暑による災害かもしれません。 ところで、ヤマノイモの花は雌花と雄花があるそうで、画像は雌花です。同じ株に雌花と雄花が付くことがあるかどうかは不明ですが。この個体で準備されたのは雌花だけです。ということで、仮に花が咲いたとしても、受粉相手の雄花なしでは如何ともし難い・・・ということになります。だからと言って、何かの実害があるかと言えば、実は何も被害はありません。
2024年08月04日
コメント(0)
1週間前、イカ漁の漁火画像を紹介した際、闇夜に点々と明かりが灯るだけの、味気ない画像を掲載してしまいました。海と陸の境界や形状が写り込んでいれば、どんな環境で漁が行われているか、といった状況が分かる筈・・・ということで、撮影した画像の中から、①まだ明るさがかすかに残っていて、出船数が少なかった時間の画像と、②完全に暗闇になって漁火だけが写った画像を重畳して、背景としての陸の様子と漁船の配置が対比して見られる様に改修してみました。「改修というより改ざんだろ?」と言われれば反論の余地はありませんが、風景の楽しみ方の一つとしてお目こぼしを・・・ 陸地の大まかな地域は、右側の濃い影が豊岡市から余部(あまるべ)にかけての海岸線の一部、奥で長く伸びているのが丹後半島と思われます。画角はズーム160mm程度で捉えた範囲が写り込んでいます。
2024年08月03日
コメント(0)
普通なら11月までは葉を茂らせて過ごすイカリソウの「楊貴妃」ですが、今年は8月を待てずに早々と葉を枯らせてしまいました。原因は単純に異常な暑さであることは九分通り間違いはなかろうと思います。このまま放置すれば、個体の生死に関わらず、枯葉を撒き散らすことになるのは明らかで、早手回しに地上部を撤収することにしました。 ということで、早速枯れ葉を刈り払った様子がこちらです。ポットを丸坊主にしたついでに表土を少し掘り返してみると地表スレスレまで健康そうな根を張り巡らせていました。光合成が早仕舞いになったことは、株の地力の強化にはマイナス要因になるのは避けられませんが、これらを幾らかでもカバーできれば・・・という意味合いで肥料を追加しておきました。
2024年08月02日
コメント(0)
花鉢の草取りは休み休みにはなりますが、今も継続中です。この日(8/31)も日が傾いた4時頃から開始しました。大小取り合わせて10鉢ほど進めたところで、「ユキモチソウ」の札を挿したポットの番が巡って来ました。そう言えば、この春は作落ちどころか、芽出しもしなかった品種です。果たして生きているかどうかを確認するのが順当な手順です。 ということで、雑草はそのままにして表土の掘り返しに取り掛かりました。2cmほど掘り進んだところで芋のおデコが現れました。先ずは生きていたことが確認できました。元通り埋め戻して生死判定を終了し、本来の仕事、雑草駆除に取り掛かりました。時期が良ければそのまま植替えに取り掛かりたいところですが、この暑さの中で大きなストレスを掛けるのはよろしくなかろうということで、植え替えは10月頃まで見送ることにしました。
2024年08月01日
コメント(0)
6/20に咲き始めたアポイギキョウが、遂に最後の1輪となりました。茎を隅々まで探しても、後に続くツボミを見付けることはできず、この1輪が今年の咲き納めになることが確定です。ポットに植えたものも存在しますが、そちらは一足早く幕引きを済ませてしまいました。ということで、変り咲きなどで楽しませて貰いましたが、今年はこれが見納めということになります。来年は変り咲きのバリエーションが一段と広がることを期待しつつ見送ることにします。
2024年07月31日
コメント(0)
一昨年種蒔きした雪割草ですが、発芽率は中々の成績で、ご覧の通りポットは賑わっています。今回はこの中から1株だけを選抜し、比較的涼しい屋内で、目一杯エコ贔屓して育ててみることにしました。一人暮らしと集団生活で違いが出るかどうかを見るのが目的です。 で、1株だけ抜き上げる際、隣り合う別の個体に影響が出ない様、少し離れた個体を選んで、根を傷めない様慎重に掘り出しました。新居として選んだのは、屋内に取り込んで邪魔にならないサイズの3号陶鉢です。植え付けを済ませた様子がこちらです。極小ながら、越冬芽も準備している様子が窺えます。暫くは給水だけで様子を見て、その後は施肥も手厚くして、促成を狙うつもりです。
2024年07月30日
コメント(0)
全5207件 (5207件中 1-50件目)