2007年04月21日
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カテゴリ: 観劇♪
すごい!マジですごかったーーー!!\(◎o◎)/!

日本版(東宝)を初めて観た時の衝撃もすごかったけど、このウィーン版!

プロローグの照明が“新食感”って感じで味わったことのない世界が目の前に広がってるんだもん!

いや、マジで。

聴きなれたはずの音楽も、こうして異文化演出の手に依るとこうも違うの~~??

なぁんか、今まで観たことないミュージカルを体験できて本当に良かった!

プロローグね、緑色の照明を主として死者達が下からせり上がってくるんですけど、出てきた時はホント、ゾンビのような動きをしていて、だんだん音楽に合わせてみんな魂を再び吹き込まれたかのように、でも自分の意志ではなく、まるで操り人形のように踊らされてる感じで。

この辺の振りは東宝初演版と似てるような…。他にも東宝初演版と近い感じの振りがありました。

トートは鋭い牙を持った“吸血鬼”のような印象を持ちました。結構攻撃的な??

「最後のダンス」はね~、さすがシャウトが上手い。というか、いかにも“歌っています~”になりがちな日本のミュージカルに対して、自然に魂の叫びとして発せられてる感じですごかったー!

対するエリザベートも“我”が強く、最初から最後まで“私は誰のものでもない!”という態度が全面的に出ていて、悲劇のプリンセスというよりは短く鋭く自分の人生に幕を閉じた一人の女性というイメージでした。

1幕最後の「私だけに(リプライズ)」では、フランツよりも一段高いところからフランツに物申してるし、そんな態度が自己主張をはっきりさせてるエリザベートでした。

そして、ルキーニ。キャスト表ではトートよりもルキーニの方が名前が上になっていたので、「おや?」と思ったら、実はこのウィーン版ではトートの歌も結構あって…「あれ?ここのパートって本当はルキーニが歌うんだ~(驚)」というのが所々あり…。

特に「ミルク」は迫力あって良かったー!

歌も本当にお上手(*^_^*)

というか、やっぱりウィーンの音楽にはウィーンの言語がハマるワケで…。激しい音楽に乗せられた言葉はより激しく聞こえてくるし、しっとりとした音楽はより繊細に聞こえてくるし…。

あ、ドイツ語ですか?

あはは。今まで何を勉強してきたんでしょう~?ってくらい理解度は低かったんですけど、ほら、大合唱になるとよく歌詞が聴き取れなくって…(^_^;)←言い訳するな!

でも、ボチボチ理解できる会話もあって、聞いていてなかなか勉強になりました~。

それに関係して、今回の日本語字幕…(ーー;)

ヘレーネの見合い場面でのフランツの歌詞が「…いい骨盤だ」みたいな訳になってたんですけど…?(@_@;)

こ、骨盤ですか??確かに王家の嫁にするには子孫を産める女性じゃなくてはいけませんけど、“骨盤”がポイントになるんですか?

つか、本当にここの歌詞が“骨盤”になっているのか、後で調べたくなりました(笑)

とにかくね、最初から最後まで目からウロコのブラボーブラボーですよっ!

飛行機に乗ってはるばる観に来た甲斐がありましたー!

今日はとにかく日本語訳をほとんど見ないで、とにかく演出を楽しんだので、明日はもう少し日本語訳も注意して観たいと思います(^^)





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最終更新日  2007年04月21日 22時48分42秒
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