「お気に召すまま」仙台公演 8/24 | シアター放浪記

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2007年08月24日

「お気に召すまま」仙台公演　8/24

テーマ：【演劇】何か見に行きますか？　行きましたか？(3321)

カテゴリ：観劇♪

オールメールシリーズ、初参加してきました～～♪♪♪

てか、このチケットを取る時、「花より男子」人気絶頂期だったもんだから、普通なら先行予約でサクサク～と取れるはずだったのに、激戦にも揉まれて今日のお席は２１列目になっちゃいました～(T_T)

んなもんだから、今日は会場に女子中学生やら女子高生やらギャルやらいるよぉ～。ひえぇ～～～。

…やな予感が的中した。

コレ、蜷川演出だから当然通路を使うだろうということは予想してましたが、登場も全員二手に分かれて一番後ろから通を通ってやってきたー！

ちなみに、アタクシは通路から２番目のお席♪(^○^)ｖ

ひゃ～～♪…と、私が心の中でウハウハする間もなく、会場が「キャ～～！！！」と黄色い大歓声？？？？？(￣□￣;)!!

立ち出す子もいるわ、お目当てさんが近くに来たら手を差し出す子もいるわ(-.-)

おいおい、アイドルのコンサートじゃないんだからさ～～～～～～。

なぁんか観劇中もヒソヒソ話もしてるし、マナー知らずが多くてマイッタヨ。。。

さて、愚痴はこの位にしておいて！

作品の内容は喜劇だけあってすごく面白かったー！(^○^)

オーランドー役の小栗旬クンを舞台で観たのは４年前の「ハムレット」以来だったんですけど、すごく台詞の喋り方が上手くなっててビックリ。

声も通ってるし、感情が上手く台詞に乗ってて、表情もめちゃくちゃ男前の中の男前だー！

冒頭の兄に歯向かう刺々しさ剥き出しから、ロザリンドに一目惚れ、そして森の中へ逃げ込み前公爵を襲おうとした場面、そしてロザリンドへの想いで一色と移り変わるところ。。。

その時その時の感情の起伏の持って来方が色んな顔のオーランドーを見せてくれました。

そして、そのオーランドーの相手役ロザリンドの成宮寛貴クン。

いやややややや～～～～。

まぁ、チラシなどで拝見して「…微妙～～～～？(ーー;)」と勝手に思っておりましたが、実際には驚くほど顔が小さいし、女としての仕草がピッタリとハマっててすごく自然な女性になってましたー。オロオロしながら口に手を当てる表情なんかは本当にカワイらしい女性だったねー。でも全体的にはちょっと気の強い女性？？

オーランドーが目の前にいるのが男装している本当のロザリンドとは知らずにロザリンドのつもりになってもらって恋話をしているところなんか、女性のもどかしさが可愛く出てました(^^)

女性と言えば、月川悠貴クン。体も華奢だから肩出しドレスでも全然美しすぎる！

お顔立ちも黙ってりゃ美女そのものだよねー（羨ましい…）

いや、マジで通路を通った時、成宮クンそっちのけで月川クンをガン見しまくっちゃったもん(笑)

キャラもねー、おとなしそうでいて結構サバサバ系？最後のオロヴァーとあっという間に恋に落ちちゃったのには早過ぎて「なんで？」って思わなくもなかったけど。

全体的には１幕は「コレ、喜劇じゃなかったっけ？」って思っちゃうくらい笑いが割りと少なかったんですけど、２幕にはドカドカ笑いが来ましたねー。

特に坂本メイさんっ！

常に会場の笑いを誘ってたのはこの方でしょうね～。

まさか、本物の羊さんが登場するとは。知らなかったよー！(笑)

さすが蜷川センセイですね～～～～(^○^)

通路もふんだんに使って頂いて、すごーく臨場感たっぷりで楽しめました。

ちなみにココの会場、３２列まであるので、キャストさんはずーーーーっと通路階段を上って行かなくちゃいけなくて大変だったでしょうね～。お疲れさまでしたー。

それと、インパクト大すぎたのが田山涼成さんですねー。道化師役なんですけど、赤いトサカのようなものを付けて、それでいて色んな言葉が飛び出し、２幕はピュアな恋に落ちて…ってとにかく見た目印象が「えぇー!?こんな役もやっちゃうのー？」って驚きでしたー。

カテコで成宮クンがふざけてドレスを「ガバーッ！」と上にたくし上げてスカートの下が丸見え～～～(笑)そして、小栗クンを仲良く腕を組んでスキップしながら消えて行きましたー。

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