「ＴＡＫＥＯＦＦ～ライト三兄弟～」10/10（水）仙台公演

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2007年10月10日

「ＴＡＫＥ　ＯＦＦ～ライト三兄弟～」10/10（水）仙台公演

(6)

テーマ：【演劇】何か見に行きますか？　行きましたか？(3321)

カテゴリ：観劇♪

えぇと…小林賢太郎さん、久ヶ沢徹さん、オレンヂさん。

全員存じません(笑)

なのに観に行っちゃいました～～～。

私にしては、出演者全員「？？？」な作品を観るのって珍しい～～～。てか初めて？？？

強いて言えば、「小林賢太郎さん＝ラーメンズ」くらいの知識（でもラーメンズのコントすら見たことないし(笑)）

そんな小林賢太郎さん作・演出を観た率直な感想は…。

「お笑い芸人らしいコント色が時々強く出るけど、ストーリーの最後がとっても清々しい気持ちになれる。」

そんな作品でした。

正直ね、この作品のようなベタな芸人風な（？）笑いの持ってきかたってあんまり好きじゃないんですよ。

だから初めのうちは周囲が笑いに包まれてても、笑えなかったなぁー。私一人だけ取り残された感じ？(^_^;)

でもねー、途中でノコギリ、パソコン、自転車を使ったＳＴＯＭＰみたいなパーカッションパフォーマンスが出てきた辺りからストーリーも一気に面白くなってきたー！

ひょんなことからビルの屋上で出会った男３人。職業も年齢も違うけれど、一緒に「飛行機の模型を作る」ことになり、徐々にお互いを理解するようになり…。信頼関係が崩れるほどの事件が起こるけれど、最後は一つのゴールに向かって…。

ライト兄弟が初めて空を飛んだのは１２秒。

「たったそれだけ？」というアビルに向かって「意外と長いんだよ」と、篠田が本当にストップウォッチで計ってみる。

この時、本当に音も何もなく、無言でただ１２秒経つのを待つアビルと篠田と会場内の観客。

セリフも演技も何もない、だけど物凄くインパクトのある１２秒演出だったなぁー。無言で過ぎる１２秒って本当に意外と長いんだなぁ…とも。

男の友情と言えば友情を描いた作品だけど、全然男臭くなくって、ラストに飛行機が上がった時には「おぉ～～～！！」となって、軽く感動。

３人のバランスが心地良く感じられ、尚且つストーリーに惹きこまれていくのもこれまた心地良くて、結果、観て良かったなぁと素直に思える作品でした。

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