「ルドルフ」5/17（土）マチネ

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2008年05月17日

とにかく！
・ルドルフとマリーの恋愛
・ルドルフとフランツの父子の確執
この２つが前面に出ていて、ルドルフの恋はともかく、当時の政治事情をもう少し予習してから観れば良かったなぁ～と激しく後悔(^_^;)

なにせ「エリザベート」で得たレベルの知識しかないもんで…（苦笑）

ついつい「エリザベート」と照らし合わせてみちゃうと、エリザのフランツって穏やかなイメージだったけど、こっちのフランツは結構厳格なお父さんなのねー。

てかっ！

えっ？何？？

オープニングから出てきた白塗り道化師？語り部？マジシャン？人形師？

う、浦井クン……？？(＠_＠;)

あ～～～～れ～～～～～～。

個人的に好みな浦井クンの美しいお顔が…コレかいっ!?(笑)

あぁ～～。もうちょっと浦井クンの美形を活かしてあげてもよかったんじゃ…(-.-)

まぁ…ストーリーを導くためのアクセント的な役柄ではあったけどねー。

歌って踊って…フライングまで観れたしね。

全体的に歌えるキャストばっかりだったから、歌は聴いていて気持ち良いし、亜門さんの演出はアート的でしたー。

照明が結構アクティブに使われていたので、今日は１階席だったんですけど、コレを２階席で観たらまた違った楽しみ方ができたかも～？と思いましたねー。

ただ、暗幕でたびたび黒い服を着たスタッフが堂々と前に出てきてセットを動かしてるのが見えるのはいかがなものかな～と思わなくもなかったんですけど…(^_^;)

そうそう、ルドルフとマリーが出会った頃、くしゃみをしたルドルフにマリーとラリッシュ
が「お大事に！」って言うシーンがありましたけど、ドイツ語圏では誰かがくしゃみをすると周りにいる人がすかさず「Gesundheit!（強いて言うなら「お大事に」）」という習慣があって、もしかして、最初のくしゃみはルドルフがマリーと打ち解けるきっかけを作るためにわざと？２回目はスケート場にいたから寒さで本当にくしゃみをした？なぁんて深読みしてしまいましたが、どうでしょう？？

この二人のデュエットが力強くって二人の激しい愛を物語ってるみたいなんだけど、行く末を知っているだけに切なくってねぇ～～～～(;_;)

それとは対比的にルドルフの妻ステファニー役の知念里奈さんの女の醜態…いえ、別に妻は悪くないんですよ。妻の言い分はちっともおかしくない。

でも、女の修羅場って怖いわ～～～～。時代や地位こそ違うものの、現代にも通じる正妻と愛人の対立関係(笑)

台詞がちょっと棒読みっぽかったけど、妻としての地位を守ろうとする必死さがよーく表現されてました。

岡さんのソロもさすが～～～～。２～３曲聞き惚れちゃう音楽があったんですけど、まさに岡さんの魅力全開ですごく満足♪♪♪キャラ的には久しぶりに普通の人間って感じでしたが(笑)

久しぶりにキャストといい、音楽といい、演出といい、衣装といい、東宝らしい華やかなミュージカルを観れたなーって感じでしたねー。

もうちょっとインパクトがあれば、リピってもいいかなー？と思ったんですけど…。

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