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「阪神エレクトリック(株) 武蔵(HIG-01)」
昭和58年頃CDIってすごく高くて手が出ませんでした。武蔵は、特に高かったような記憶があります。これは、2年ほど前にオークションにて購入したものですが。レジスター+専用設計のコイルのフルセットものは、現在も結構高額で取引されているようです。
トータルでシステム設計された点火装置の効果は、すごいもんだなぁ~と感じさせられました。CDIでキャラクターがこんなにも変わるものか!!と感じさせられたのもこのシステムからです。
回転上昇、ツキ、トルク感、すべてが別物!、特にトルク感がすばらしかった。どこからでも踏めば、ついてくるみたいな感じですかね。
これも、ボンネットに置いちゃってます(…汗)。
ただ電気式のタコメーターと相性が悪く、針が振れるんです…。今更、振れ止めのオプションが手に入るはずもなく…。CDIとタコメーターのどちらかを優先させるとなると「う~~ん。武蔵かな」と思えるほどでしたから、相当良かったですね!!
結局は、針の振れも解決するのですが…。そうです。解決したその日にタコメーターを見ていて、前を見てない????…(涙)。
好みで言えば、「HKS ツインパワー 」のピーキーな感じも捨てがたいなぁ~!!
「HKS ツインパワー 」
従来タイプのCDIは貯めた電気を一気に放出してプラグをスパークさせているため、低回転時は混合気の圧縮が弱い為にCDIの点火時間では点火しにくくなり、レスポンスが低下する傾向にあります。その欠点を解決しようといくつかの放電方式が開発されて行くのですが、その中の一つにこのような併合の点火方式が出てきました。
友人からもらったCDIにこれがありました。雑誌のインプレッションで、随分よく書かれてあったので気になっていた1台です。
完全にトルク型というよりも回転重視型、とにかく回る!って感じで、レスポンスが顕著でしたね。エンジン回転の落ちも早いし、シフトダウンで回転を上げて引っ張るって感じのキャラクターでした。
グリーンの02で、「武蔵」と「ツインパワー」を配線で切り替えれるようにして使用していましたから、エンジンルームはまたしてもコイルが二つ、CDIが二つというレイアウトでした(笑)。
まあ~E21同様、エンジンルームがスカスカですから…。
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