ティガレスの国際恋愛日記

ティガレスの国際恋愛日記

セバスチャンとはじめての夜


☆セバスチャンとはじめての夜☆


一緒にエッフェル塔を眺める からのつづきです


セバスチャンは私に聞きました。

「これからどうする?イヤだったら帰るよ」

本来の私だったら家まで送ってもらって次のデイト!ってところだけれど
セバスチャンの場合はなぜか勝手が違います。
彼に好意はあるけれど、BFになるとは思っていなかったからかなぁと思います。

それよりも、
私はどんな会話をしたらいいんだろう?とこんな事を考えていたような気もします。

手をつないでおしゃべりをしながら私の家に来ました。

私はフラットシェアをしているので同居人がいます。
じつは、この4日くらい前まで日本から元彼が私に会いに来ていたので
セバスチャンを連れて帰ったら........さぞかし驚くかと思いきや
彼女はいたって冷静だったのでホッとしました。

セバスチャンのことは「親切な人がいる、云々」ってな感じでいつも同居人に話をしていたので、
彼女はセバスチャンが終電に乗り遅れたくらいにしか思わなかったのかもしれません。


部屋に入り私が一番始めにセバスチャンにしたことは・・・・・

“私のつくったベッドを見せること”

じつはアタクシ、段ボールでベッドを作っていたのです。
もちろん、マットレスは段ボールじゃありません(笑)

これにはセバスチャンもビックリ( ・_・;)


その後は・・・・・・・・・・・・・・・・・

キスされて、身体に触れてきて・・・

「少しはやい?はやすぎる?イヤだったら何もしないよ」とセバスチャン

私は考えた.考えた.考えた.....
好意+αな気持ちになっていたのとセバスチャンと一緒なのが心地いいし
私は明日からカンヌへ行くから会うこともないし、ともかく

「駆け引きしている場合じゃない!」

その次に私たちがしたことはベッドの移動---
まったくロマンティックな夜でなくなっていきます。

私のベッドは段ボール製
かなりの重量に耐えられるはずなのだけれど、セバスチャンはいやがり
マットレスをカーペットにおろしてお布団状態です。



そのまま朝を迎えたのでした。






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