ティガレスの国際恋愛日記

ティガレスの国際恋愛日記

再確認

☆再確認☆



私は自分が聞き間違えたのかと思って、何度も聞き返しました。

私:
「毎朝キスができないって?!?!?!できない?!?!?なぜ?!?!?」

セバスチャン:
「秋からマスターコースに行くから、大学がはじまるまえに帰るんだ」
「それに、今週末にいまのお部屋の契約もきれるから・・・・」

私:
「そんな・・・・聞いてないんだけど...」

セバスチャン:
「今を楽しもうよ!!一緒にいられる間は楽しもう!」

私:
「・・・・・」言葉もでません。

セバスチャン:
「いまは一緒にいるんだし、どこに問題があるの?!」
「Don't fall in love with me」

こんな会話だったような気がするけれど
結局のところは、まだ1ヶ月以上先の話だったのと
考えても仕方ないでこの話はこれにて終わりにしたのでした。

それにしたって・・・・

私とセバスチャンのおつきあいの感覚が違うことがなぁんとなくわかりました。


パリのお部屋を引き払った後、ファミリーバカンスwith大親友のMと南仏に行き
その後はパリに戻ってくると言うではありませんか!!

パリに戻ってどこに住むのでしょうか?
大親友Mのところ?それとも私の家?

あとから聞いたら、
私がいるからパリに戻ってくることにしたのだそうです。...うふ
↑この話を聞いた時は嬉しかったですねー


話は戻して・・・

セバスチャンが私とのおつきあいを今だけ、一緒にいる間だけ楽しもうと
思っていることがわかりました。

私は「ジュテーム」を聞かなかったことにし、セバスチャンも言わなくなりました。

私は一度も言ったことはありません。

私は自分の気持ちに素直に従うことに決めました。

相手がどんな事を言っても、彼の行動と言っていることに???を感じている
私自身の直感と自分の相手に対する気持ちに素直になろうと思ったのです。

「一緒にいる間だけ楽しもう」
「Don't fall in love with me」

こんな事を言っているセバスチャンだけれど、1日も欠かさずに会いに来ます。
私が忙しくてセバスチャン達に合流できない時は彼は自分の用事を済ませ、
一緒に寝る為だけに終電メトロで私の家に来ていました。

私は彼に聞いたことがありました。

「夜、こんな時間に来るのって疲れないの?」

セバスチャン:
「ボクがこなかったら会えないじゃないか!ボクに会いたくないの?一緒に寝るだけだっていいじゃない。
朝ご飯は一緒に食べられるんだし・・」


私にはとても「一緒にいる間だけ楽しもう」と言っている同じ人には思えません。

彼がパリのアパートを引き払うまで、毎日が一緒です。
私もなるべく仕事をはやく切り上げてセバスチャン達に合流していました。


唯一、私が会えないだろうと思っていた日はアパートを引き払う前日でした。

私は仕事をしているのでお手伝いにもいけません。
仕事が終わってから行こうかと思っていたのですが、私が行っても何もすることがないのでこなくていいと言われ
今晩も一緒に朝を迎えられるように頑張っていると言うのでした。

私は嬉しかった。

しかし、セバスチャンの予定は未定です。

予定通りに進むことは滅多にありません。

この日も、仕事の打ち合わせやお別れにくる友達に時間を使い
引っ越し作業がはかどりません・・・・・。

昼間は事務所に来ていました。
もちろん、私とは同僚として挨拶はするけれど、少しよそよそしい感じです。


彼は引っ越し作業を終えることができず四苦八苦です。
結局、私が彼の家に会いに行き、一緒にいる友人とカフェに行きました。

友人がカフェを去った後、セバスチャンはこんな事を言いました。

「ボクはTが好きだけどね・・・」
「Tとすごく仲がいいんじゃない?」


仕事中の私を 見ていた んだなってことですね。
そーーですとも!私はTとは仲良しです。

嬉しいですねー。セバスチャンはヤキモチをやいているわけです☆
(Tとは仲良しなだけで何もあるわけないのに)

「ボクは君を信じているよ」

と言って手を握りキスをしてきました。

「1週間くらいのバカンスでパリに戻るから」


こんなにこんなに!毎日が楽しいのに翌日からは会えないのです。



つづく


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