ワンネスCLUB山陰☆ 道標
◆ CLUB理念 ◆
明るく、楽しく、人を尊重し各人の目標・夢･理想等の自己実現を達成するための実践・情報の場とする。
目 次
■ はじめに
■ メンタルＵＰの重要性
■ なぜに瞑想なのか
■ 理想を設定する
■ 体をチェックする
■ 意識・無意識について
■ 氣について
■ 日常できること
■ 終わりに
■ はじめに
心と体と氣のトータルバランスを取得することによって、各人の理想・夢・目標の自己実現を達成します。そのためには、今までの考え方の癖を見直して必要なものを取り入れます。(理論)そして、一番大切なことは実践において体験することですね。それが自信となり前進する弾みとなり新しい自分を創っていけることでしょう。
自分一人で全てできるのが理想ですが、例えばダイエットを考えた時に経験されてはいないでしょうか？最初は頑張っていたのですが、じきにペースダウンとなりフェードアウトしまわれたという経験。やはり独自でする難しさがありますよね。上手くいかなかった理由が他にもあります。それは、自分に甘いとかだけの精神論ではなく、痩せるための本当の準備ができていなかったと思われます。項目として挙げれば、1. 体のメカニズムが解っていなかった。2. 痩せたい理由（目標）が明確ではなかった。3. 自己との対話ができていなかった。と考えられます。
さて、日常生活においてですが悩んでいる、困っている、自信が無い、今よりももっと良くなりたい、成功したい、自分が分からない、心配性、人間関係、仕事のこと・・・さまざまな問題が私たちを日頃から襲い、それがストレスとなって心身の体調を崩す結果になっています。そう、全てはストレスからきます。そして、この心身の変調は修正を求めるサインといえるでしょう。これを無視していくと、心や体の病気となってさらに重大な結果へと進む可能性があります。
また、心身の不調だけでなく今よりももっと・・のポジティブ思考の方も同じく今に満足ができず、さらに求めておられます。これらの諸問題を考えると全て繋がっていることに氣がつきます。それは、幸せに成る為の心・体・魂のメカニズムということです。
これを、一角度だけから見るのではなく全体をみた上で、丁寧に部分をみますと（木々だけを見て何とかするのではなく森全体を見た上で木をみつめる感じ。）、バランスの取れた、なんにでも応用の利く自分を創る事が可能となります。
同好会として誰でも気軽に参加でき、各人の角度から取り組めるようにしたいと考えています。参加者の皆様と楽しく実践することによって気づきと自信がついていただけましたら嬉しい限りです。
■ メンタルＵＰの重要性
自分のメンタル面が強いと思っている方は少ないでしょう。中にはスポーツ・武道などによって鍛えられている場合や興味をもって努力された人もおられます。日常生活において必要なメンタルを考えると、悩みや迷いがなく環境や人に振り回されず、自分の希望する生き方ができることだと思います。それによって幸せを感じ、また行動による自己実現も可能となります。
さて、「心」と「悩み」についてまとめてみました。
１）心
心の正体はエネルギーです。心は実在しないもの、心は「現象」であって動くことでしか存在できない動き回るものです。（海水の波のように）そして、その心は「欲望」によって動かされます。（原動力は欲する力）さらに、心と体は繋がっています。
もう一つ踏み込んで「心」を掴むと、上記のことは「感情の心・思考の心」であって、外からの影響を受けるものです。本当の心は、内に求めた時に「心地良い・気持ちいいな～」と感じるあの感じです。
２）悩み
悩みは「利己主義」が原因です。つまり、理想と現実の差・頑固（囚われ）などが、あらゆる苦悩また痛みとなります。その利己主義は、「思い込み」で創られたものですから「思い込み」によって変えられます。
・「理想があいまい」「目標が無い」「過去を否定し、その結果、未来を思いわずらう」
・「理想」「現実」の差を認めたくない。理想やすり込みに執着している状態。
このように目標、思考が分散し、多くの事に焦点を当ててしまう結果、力を浪費して氣力を枯れさせていきます。
■ なぜに瞑想なのか
少し難しくなりますが、人間は「肉体」「精神体」「魂（エネルギー）」の三重構造で創られています。この三つを、理想的な調和へ導くことが瞑想です。
どうしても瞑想というと、宗教的なイメージをもってしまいますが近年では、一流と呼ばれるスポーツ界・産業開発界・音楽界・その他各分野で活躍されている方は、当然のごとく利用し結果を出しております。
またその道の達人は、瞑想という型を取らなくても、知らなくても瞑想的な生活を送っているものです。（いわゆる日常の通常意識ベータ波（脳波）においてもアルファー波（脳波）が出ている状態です。）
わたしたちは、唯一自律神経の中でコントロールできる呼吸を使って瞑想状態へ入ることができます。この時間を持つことによって、自己のバランスが整い自分らしい生き方を送ることができます。
■ 理想を設定する
理想をはっきりさせることによって、自分の「幸せの定義」生きる意義・夢、目標が明確となります。これが言葉で説明・伝えることができなくては、自分自身にも明確な指示が出せませんね。ポイントは以下の３つです。
１．人生のテーマ（究極の理想です。できなくてもいいです。できたら最高と思 える喜びがあり、人生を最後まで導く永続的なものです。）
２．メンタル（普段どのような精神状態で過ごすのか、迷ったらこの精神状態に 戻れば良いといった精神的な意義・意識。）
３．現実的理想（実際に日常で絶対できること。アバウトに挙げず自己・社会・ 家庭・仕事に分け範囲と時間を決めて設定。
■ 体をチェックする
心と体は繋がっていると先に申し上げましたが、脳からの神経系の中心は脳と脊髄にあり中枢神経といいます。中枢神経は抹消神経から届けられる情報を受け取り、それに対応した指令を発信します。末梢神経は脳から１２対、脊髄からは３１対が全身に伸びています。その自律神経によく聞く交感神経、副交感神経があり、私たちの体を自動運転してくれます。
自律神経失調症というのは、このバランスが崩れた時に体に異変が起きることをいいます。交感神経・副交感神経の役割はここでは省くとして、大切なことはこれらの神経はストレスが原因で白血球の顆粒球やリンパ球の数を変化させてしまうことです。それにより、体内の免疫力が下がり感染しやすくなり、またリンパの流れが悪くなることにより痛みも生じます。
簡単に言えば、全てはストレスが原因で体内の不調を誘発します。このようなことから、東洋医学では、西洋医学と違って痛みの部位だけを見るのではなく、そこに関係するからだ全体をもって治していくということです。どちらの医学も得意なところがありますが、近年東洋医学が見直されてきているのは、西洋医学では治らない症例を治癒していくことがあるからです。
また、大切な体内の働きとして７つの内分泌腺(下垂体・甲状腺・上皮小体・副腎・すい臓のランゲル島・精巣・卵巣)が重要といえます。この内分泌腺はホルモン物質を造って体内に送り出しています。この内分泌腺の働きこそ健康そして若返りの秘訣であり注目するところです。
簡単な説明でしたが、要するに体は自立神経により自動操縦され、心に心配や怒り等のストレスを抱えると血液内の免疫力が下がり、リンパの流れも悪く内分泌線にも影響を与える。それが、各所の痛みや感染・病気の要因になるということです。
そして、怒りや批判癖のある人、フラストレーション溜め込んでいる人は腰痛に、心配性の人は肩こりに、人間関係や親子関係に問題がある人は関節に現れます。（他部位は省略）このように、心の状態が体に不調として顕著に現れることは、不思議ですが遠からず当たっているものです。
そこで、瞑想時や普段の生活時にご自分の体をチェックしてもらいたいのです。結果には必ず原因があります。それを見逃さず、自己の心と体に向き合ってもらいたいと思います。
■ 意識・無意識について
日常では、意識状態にて生活しています。この意識状態は顕在意識とも呼ばれ、氷山の一角であり全体意識の10％にも満たないといわれています。そして山の下である無意識層（潜在意識）が残り大部分を占めさらに超意識と呼ばれる層がありますが、これは省略します。
現在、自分の性格、感情等は意識している自分だと思われるでしょうが、そうではなく潜在意識によるものです。過去の環境や自己の思い込み等、信じたものが潜在意識として形成しています。例えば、決めたことを後日あきらめるとか、断念したことが誰でもあると思います。またなにか気分がのらないとか、逆に妙に張り切る自分がいたりします。それらは、すべて潜在意識によるものです。顕在意識は潜在意識を投影していますから、今考えていることも潜在意識層に落ちていなければ、本当の意味で行動に移せませんし継続できませんね。
このように潜在意識が信じている通りに思いが出て行動してしまいます。（どうせ、私には無理だろうとか。人の話は素直に聞けないのが私なのだ・・等。もちろん逆にプラス的なものもあります。）
脳の働きからみると、左脳（理論等）が顕在意識であり、右脳（イメージ等）が潜在意識を反映しているといえます。ゆえに、いくら記憶脳である左脳ばかり使っても、新しいものの創造や刷り込みには無理があり右脳を使った内なる自分へのアクセスがなければ難しいとされるのはこのためですね。（普段良く使う左脳重視から右脳へのアプローチが必要です。この左脳と右脳のバランスが大切です。）
昨今のプラス思考やポジティブシンキンを無理にしても、顕在意識下でいくら意識したところで、できない自分が出てくるだけで苦しくなることがあります。ではどうやって、潜在意識下に落とせるのでしょう。それを巷では各種ワークや療法によって行う試みがありますが、これが絶対というものは今のところ無いようです。
しかしながら、意識と継続による反復のみが確実に潜在意識への刷り込みになると考えられます。今の潜在意識を創ったのも、環境や自分の思い込みで長年継続して創った賜物です。自分で創ったものですから、また自分で創ることができますね。このように幸せな人達や真の成功者は自分の描いた自分に変化させているのです。
（潜在意識については、まだまだ特徴が多く詳しくは講座等でご説明したいと思います。）
■ 氣について
心と体について説明してきましたが、ここで『氣』についてご説明します。氣は言葉でもよく言われるように、「元気」「勇気」「やる気」「気が合う」「気に病む」「気がかり」「気が強い」「意気消沈」「病は気から」などと沢山の日本語があります。なにげに使っている言葉ですが氣を意識して使われている方は少ないと思います。
実際、目に見えないものですから、解りにくいものですね。ですが世の中には目に見えないが存在するものは多数あります。例えば、それはエネルギー・原子レベルのものもそうです。原子内の電子軌道は、いまだ確定できていません。不確定性原理（物理の理論）により、電子の位置を確定することができないそうです。しかし、ほとんど宇宙レベル数値で空間だとしても現時点では存在するとなっています。物理学は時代時代で変化していき新しい説への究明がなされ真実に近づいていくのだと思います。これは物理学だけでなく、この世界の多くのものがいまだ解明されておらず、ほんの見えるもの、証明されたものだけを真実だと常識と受け止め納得して信じている。という思い込みをしていると思います。
人間６０兆ある細胞にしても脳のしくみ、遺伝子学も解明できていることは数パーセントといわれています。また、人間の脳は４％～7％しか使われていないと言われています。残りの能力を引き出せたら人間はどこまで変われるのでしょう。（その鍵が潜在意識ともいわれています。「火事場の馬鹿力」といわれ、信じられない力を発揮して命を助けたりした例は多数あります。）
よって「氣」についても、現時点で理論的に説明がつかず、しかし存在するものとして説明します。つまり感覚的なもの、一番は体験していただき自分の感じ、または過去に体験や経験した感覚を思い出していただければと思います。
「氣」は本質的なエネルギーです。もっと解りやすくいえば、個人のもつ雰囲気・魂といった感じがしっくりくるかもしれません。マイナスの氣を強く発している方がいると、その場が暗くなり重い気持ちになります。また逆に、プラスの氣を発している方のそばにいると、なんだか元気になってくる。自分もやる気になってきます。優しい氣を発している方には温かく皆を包む安心感を与えてくれます。などなど。
生きている全ての人から氣が発しています。（逆に亡くなった方を見られるとわかりますが、まさに生氣が抜けたという表現が言えますね。）
この誰にでもある『氣』は、意識と練習により強くまた、変化させることができます。氣は、その場を一瞬で変えてしまうほどの力を持っており、自分を周囲の流れや空間をも変化させます。もう少しいえば、氣のあまり出ていない状態でいくら頑張っても、自分に他人に思いや言葉を伝えても伝わりません。
このように、氣は心と体と併せてとても根本的な大事な要素といえますね。
■ 日常できること
上記の準備（把握）ができれば、日常において一つからでも実践いたしましょう。この実践において継続してきたことが結果として、また自然に振舞えるようになれば自信となるでしょう。この状態(自信)が、潜在意識の新たな自分に入ります。自信があるからやるのではなく、やっていくことで自信になり変化していくということですね。
小さな自信も大きな自信も潜在意識は同じ自信とみなします。自分が取り組むことができていく。これこそが大きな自信といえるでしょう。小さな事からでも自信を集めていきましょう。
■ 終わりに
以上をまとめると、１．自分（心の内）を知る。２．体をチェックして心とのバランスを確かめる。３．理想の設定をする。４．メンタルUP・潜在意識・体・氣等について学ぶ。５．日常において実践する（瞑想・意識することば、行動等）
上記の順番は特別こだわりませんし、これができたから次にいくというものでもありません。日々の想いは変化しますし進めば違う感触や自分が出てきます。トータル的にバランスよく進みやすいやり方で結構ですよ。（ただ、ゴチャゴチャにならないように整理することは大切です。それぞれの内容についてのポイントは、リラックスと集中です）
この基本の考え方と実践を通して取得することにより、自己実現を可能としますが、先に申しましたように継続が必要です。本CLUBという場を利用し皆さんとそれぞれの目標に向けて前進できましたらいいですね。
近年、いろいろと起こる犯罪や自然環境の悪化また、年間自殺者は３万人を越え事故死亡者の３倍となりました。このような状態をみても、もう利己主義な考え方では破壊の一途を歩むと思われます。これからは、心の時代が到来するといわれています。自己中心的な考えではなく全体があるから個、個が全体であるという心です。一人一人が自分を磨く事により自己も社会全体も平和に幸せになっていきます。是非、あせらず・できる範囲で精進いたしましょう。
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