唐変木な日記「ライセンス論争？」 | サロン・ド・トーヘンボク

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2002.02.19

今日は久々に唐変木の本領発揮です。（笑）
ちょっと理屈っぽいけど、自分の主張をしてみました。

◆アップルがクイックタイム６の配布を延期・・・

QuickTimeは、MacでもWindowsでも使われる定番。
その最新版に待ったがかかってしまった。
原因は動画圧縮技術であるMPEG4の利用にライセンス料の横やりが入っている為らしい。
基本的な技術だけに紙と鉛筆を使うようなもの。応用範囲も広く、影響は大きい。
そもそも次世代画像圧縮技術の規格統一を目的に始まっているのであるから、一部の業界団体が
利益を追求するのは本末転倒、人類共通の財産として広く門戸を開いてもらいたいものだ。
アップル、頑張れ！

参考： Technology news from SiliconValley.com 訳：asahi.com

◆エンターテインメント業界の著作権闘争が消費者に照準？

著作者にとって、その権利を侵されるのは嫌なものだ。違法コピーなど最たるものである。
しかし、だからと言ってすべてのコピー機能を標的として攻撃するのは如何なものだろうか？
せっかく買ってきたニューアルバムを車で聞こうと思っても、コピーさえ出来ない世界を
誰が想像出来るだろう。買ってきたコミック本を読む度に「金払え」と言われるようなものだ。
買ったのであるから所有権は当然購入した消費者にあるわけだし、個人的利用権もあるはずだ。
それを侵す著作権とは何の為にあるのか疑問に思うのである。
その点では「コピー防止ＣＤはＣＤではない！」としたフィリップスに拍手を送りたい。
米大手テレビ・ネットワークとハリウッドの映画会社がパーソナルビデオレコーダー(PVR)のメーカー
を提訴しているらしいが、誰の為のコンテンツなのかよく考えてもらいたいものだ。

参考： Technology news from SiliconValley.com 訳：asahi.com

◆今日も治療で忙しい

松葉杖で愛車に滑り込み、いつものように整形外科へ。
この痛みは治る前に一時的に症状が悪化するような「好転反応」ではなく、
単に治りが遅いだけのようである。
先日のレントゲンだけでは状況を把握しかねるのでＭＲＩ検査を行う事とした。
大病院では１ヶ月ほど待たされる事が普通のようになっているが、
うまい具合に早く出来るところを紹介してもらえる事になったからだ。
しかし別の施設なので、また労災の申請書を出さねばならない。
どうして、労災だとこんなに被害者が苦労しなければならないのか？
今日はとても疲れた・・・
必死に病と怪我に立ち向かっている唐変木なのだが、今日は何故か本当に疲れた。
クリニックからの帰路、携帯メールが入った。
停車中に読むと、どうやら昨年の私の研究が特許出願されるらしい。
知らせてくれたのは会社の有志仲間である。本当にいいやつだ。
帰宅して、ひとりで「乾杯」。明日も忙しい・・・。

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