占いと個性心理學と猫が好き

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大石 ゆう

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2006.11.13
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ウサギはなぜ嘘を許せないのか?

 この本をなぜ読もうと決めたのかというと、とっても単純な理由です。本の帯の 山田真哉さん のお顔がすっきり爽やかだったから!夫にも見せてあげました。「良い顔してるよね?」夫も言いました。「男前じゃないか」と。そう、男前です!直感で本を選ぶ私が思うのに、視覚で本を味わうのも大切じゃないですか?

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

 ☆山田真哉さんは「さおだけ屋」の著者です。まだそれほど売れていなかった頃、私はこの本を店頭で見て手にとり「これはベストセラーになる!」と直感しました。見事それは大当たり。ミリオンいきました。おめでとうございます。

 著者じゃなくて監修者の写真付きの本。これって著者が無名だから監修の顔で売っている商法ですよね。訳者でもなく監修とは新手の本の売り方発見というわけです。アスコムという出版社は、薄い本を普通に本屋で並べただけでは売れないと判断したのでしょう。山田真哉さんの名前にオンブした商法です。これはすごい!

 実のところ、「監修」の正確な意味を知らなかった私は、新明解国語辞典を出してしらべてしまいました。監修  編集の最高責任者として名前を出すこと・・・勉強になりました。

 本題です。コンプライアンス違反なる言葉の意味は、この一冊で飲み込めました。また最近大企業や自治体の不祥事が続いていますので、事例になることが新聞には溢れています。なるほどと思う内容です。

 小説という形を取っているため、いささか説得力に欠けると思われる人もいるかもしれませんが、小説というのは人の心に強く訴える力があり、ユング心理学がいうところの普遍的無意識の世界が展開するのです。論文で正直であれと訴えるならば、お説教くさくなりますが、小説には違う力があります。心の中に静かに染みとおる水のようなエネルギーです。小説だからあるといっても良いかもしれません。それは子どもの頃に読んだ童話が持つ力にも似ています。素直に心の中に入っていくのです。そして、表面的には変わらないように見えても、影響を与える力を持っている。そういうものだと思います。

 人間というのはイメージを利用して日々暮らしています。この本を読んだことで、一匹のウサギが囁くイメージが生まれる可能性は大きいです。「嘘をついてはいけない。正直であれ」と自分の側にいる一匹のウサギ。ウサギと一緒に生きていく人が増えていけば、仕事はもっと素晴らしいものになる。そう思いました。

 詳しくは本をお読みください。薄くて読みやすくて持ち歩くのに最適です。ここで内容を紹介するよりも読んでもらった方が早いです(*^O^*)ノ








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最終更新日  2006.11.13 22:02:10


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