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2009.04.24

ＮＨＫ土曜時代劇　陽炎の辻３～居眠り磐音　江戸双紙～　第２回　柳次郎の恋

テーマ：どんなテレビを見ました？(79785)

カテゴリ：ドラマ系の感想

『柳次郎の恋』

内容
柳次郎（川村陽介）が、金兵衛長屋の磐音（山本耕史）の元にやってくる
『浪々の身になるとは、どういう感じか？』
と妙なことを聞いてくるのだった。
武左衛門（宇梶剛士）金兵衛（小松政夫）を含め話を聞くと。
御家人である品川家の危機であるという。
父・清兵衛は、組頭から出仕に応えず女のところへ出ていったまま。
給金は、借金で消えてしまっている始末。
そのうえ、嫡男・和一郎も、家を出て妻子があり帰る気配もない。
次男の柳次郎では、、品川家は廃絶してしまうと言う。
そんなななか、磐音と柳次郎は街に出ると、
偶然、見目麗しい女性から声をかけられる柳次郎。
幼なじみのお有（海老瀬はな）だった。。。

今津屋についた磐音は、元締・由蔵（近藤正臣）から、
品川家のことを話し、知恵をかりる。

そうこうするうちに、磐音の元にやってくる柳次郎とお有。
父が強引に進める縁談から逃げてきたというのだった。
磐音は、今津屋内儀・お佐紀（北川弘美）を頼り、お有を見てもらうことに。
すると、そこに南町与力・笹塚（佐藤Ｂ作）がやってくる。
お有の縁談相手の梅村後流（河村洋一郎）は、御家人崩れで金貸し。
梅村は御法度の賭場を開き、金を工面しているというのだ。
それを聞いた柳次郎は、お有の相手と言うこともあり意気込むのだが
竹蔵（山西惇）の話では、梅村に雇われた用心棒の中に、、武左衛門の姿が！！

敬称略

今回は、ついにやってきた柳次郎の恋である。

柳次郎にとっては、お有との出会いとともに、
品川家の行く末まで、、すべてまとまったお話だ。

まぁ、若干、物語としては抜けている印象もあるのだが、

久々の『幸せな物語』ですので、
これはコレで良いのかも知れません。

ギリギリではありますが
由蔵、磐音のあうんの呼吸で

由蔵は、借金の帳消し。
磐音は、、佐々木玲圓から、、、お側御用取次。。速水。。。と

あるいみ、超法規的措置！！

このアタリは、さすがに強引なのですが
逆に、今までのシリーズの流れからすれば、

“当たり前”のことであるのも確かで。

この部分が、今回のお話の、最も評価の分かれる部分でしょうね。

さて。
お話の方は、柳次郎の幼なじみ。。強引に結婚させられようとしていたお有
その相手が悪事を働いていると言う事で、
その悪事を裁いて、、、丸く収まるという

時代劇としては定番のパターンだ。

ひさびさの、奉行所の連中の捕り物も、武左衛門という要素もあり
悪くなかった感じである。

実際、品川家、、、および柳次郎の行く末も良い感じだったのだが
それ以上に驚いたのは

今回、磐音が戦った相手が、強敵だったことだろう。
催眠術のようなものを使って、、、やられそうになる磐音！！

まさか、この“陽炎”で、こんなものを入れてくるとは思ってもいなかったので
正直。。。衝撃的な演出と言えるだろう。

結局、弓術の腕前がスゴイ柳次郎に助けられるのだが、

この演出。
“陽炎”にとって、命取りになりかねないことだと思いますけど！！

時代劇としては許せることであっても
シリーズを２つおよびＳＰまでやった“ドラマ”としては、

ヤリスギ！！

と、断言できます。

最後に、笑顔の終わりなので、、まぁ、満足なんですけどね。

最後にヒトコト。
“プチかげ”と、微妙に違いを感じますが
気にしないことにします

これまでの感想
第１回

ＮＨＫワンセグ２　プチかげ　陽炎の辻３～居眠り磐音　江戸双紙～
第３回第２回第１回

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