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2009.08.09
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『公害問題』

内容
昭和36年太平洋ベルト構想により各地に工場などの建設が進められ、
工業化が進んでいった日本
丸尾(西村雅彦)が通産省次官につき
風越(佐藤浩市)は企業局長につき、国内産業保護法を進めていった。
すべては、貿易自由化による被害を抑えるため。
そして、通商局長についた玉木(船越英一郎)は、
保護を進めるよりも、石油開発を死安定供給に努めるべきと言い始めていた。
そんな中、1つの記事が騒ぎを起こしていく。
東京経済新聞の西丸(佐野史郎)が、
産業発展の歪みとして“公害”を取り上げた記事を載せたからだった。
産業発展のため、企業の保護のためには、少しくらいの河川の悪化は
関係ないと言いきる風越、鮎川(高橋克実)庭野(堺雅人)。
だが、アメリカの公害事情に詳しい玉木や片山(高橋克典)は、
その風越の態度を酷評し、局長会議において“公害対策法”を提案する。
それでも、動こうとしない風越。
そんなとき、山本(吹石一恵)が、公害の実情を報告し、
ようやく危機感を感じる風越であった。

玉木に謝罪したあと、
風越は公害対策を進めるよう須藤大臣(長塚京三)丸尾次官に進言。
玉木が中心となり、“公害三法”の作成が進められていくのであった。
基準値を決め企業に義務化する。。。
そんなとき、玉木が、石油開発のことで海外に出ている間に
法案には不備があると牧(杉本哲太)は、風越にある提案をする。
公害対策を進める上で、全国の工場を再配置するというものであった。
それは、産業再編や企業合併をも含まれていた。
産業保護法にも繋がるとして、大臣を巻き込み、風越案が進められていく。

一方、中東において、油田開発の視察から帰国した玉木は愕然とする。
油田開発への予算が回らなくなり、公害対策に向けられてしまったからだった。
そこで玉木は風越の再配置計画について池内総理(北大路欣也)に進言する。
根本的な解決にならなず、新たな公害発生地が生まれ対策には意味が無いと。

後日。須藤通産大臣と田河大蔵大臣の直接折衝において、
風越の意図とは全く違う結果が生まれる。
風越案には予算が付かず、、一方の玉木案には予算がついたのだった。


敬称略



もう、完全に、権力争いの物語である。

ハッキリって、

飽きています。


面白いかどうかよりも、
結局、対立の構図ばかりで、初回にあったような“国民目線”には、
全くなっていませんよね。

たしかに、それが“官僚”なのでしょうが、
見ていて思うのは、
その無駄な対立により国民が苦難に巻き込まれているようにしか見えません。


実際、そういうことなんでしょうけどね。

で、
それ。。。ドラマとして、面白いのか???

たとえば、
この物語の主人公として“風越”という人物がおかれている。

で、
クドイほどに、保護保護、、、と言っていますが、
ほとんど具体的なことが語られない。

その流れで今回やったことと言えば、
玉木が提案した問題を、自分のコトとして手柄にしたこと。

そういうことだ。

で、何かとあれば
日本のため、未来のため。。。。である。

未来像が見えないのに、未来と言ってばかりだから、
より一層、権力争いにしか見えませんよね。


とまぁ、いろいろと不満はあるわけである。

でもね、
最も問題があるのは、よく見れば、
公害問題を提案しているだけで、
ドラマとしては、なにひとつ進んでいないこと
なんですよね。。。。


ドラマって、
人間関係が最も重要であるが、
物語が動かなければ、ほんと、、、つまらない

まさに、そんな状態である。

これが、第2回以降、ずっとだからね。
面白いわけがないのである。

飽きちゃう原因は、ここにあります。


何がしたんだかよく分かりませんが、
もっと、なんでも良いから、テーマを決めて物語が作られていればなぁ。。。


ちなみにね、一番感じるのはね、
必死になって頑張っている姿よりもね
こんな事をやっているからだめなんだなぁ。。。ということである
結局、無駄に熱いだけで、ホントに考えているのかどうか
わからないもんなぁあ。。。



これまでの感想

第5話 第4話 第3話 第2話 第1話





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Last updated  2009.08.10 07:47:17


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