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2009.10.15

『河原町署の屋上を訪れた京都府警本部長は、
　なぜスーツ姿のまま射殺されてしまったのか？』
『事件は今の日本で起こっている！
　１＋２の銃声…殺された府警トップ！弾倉に残された繊維片の謎！！
　暗躍する密告者の影』

内容
河原町署の平松純平（宇梶剛士）宮下岳（鈴木裕樹）は、
婦女暴行容疑で落合信二（坂西良太）を任意同行した。
指紋を照合したところ、
２０年前の“東山女子高生殺人事件”で採取された指紋と一致。
藤原あきら署長（萬田久子）に報告したところ、
野沢健作刑事課長（石丸謙二郎）が、即座に反応する。
被害者は、南智子という女子高生。現場から毛髪と指紋が検出された。
聞き込み情報から杉原洋一という男が浮かび上がり、
指紋の一部が一致したことから逮捕、やがて自白したという。
解決している事件であったが、なぜ指紋が検出されたのか？？
藤原署長じゃ、平松、宮下刑事に捜査するよう命じるのだった。

そんななか、河原町署に銃声が鳴り響く！！
屋上で射殺体が発見される。。。。比留間礼京都府警本部長（山本紀彦）だった！

その後駆けつけた、京都府警本部の捜査一課長・黛賢一郎（宅麻伸）が来る。
捜査本部が立ち上げられ、捜査が開始されるのだが、、、
副署長の池永清美（船越英一郎）は、
いつも通りの雑用とマスコミ対応などに追われることになってしまう。
不満を抱えながらも、旧知の雑誌記者・島英明（的場浩司）から妙な情報を得る。
“２０年前の事件の真実を教える”と。。。
呼び出しに指定されたのが、河原町署の屋上だった。
わざわざ２度も連絡があったと知り、池永は平松に電話の記録の調査を命じる。

平松の報告で、２度の電話のウチの１度が署内だったことが判明
公衆電話の指紋から、１９年前に退職した刑事課の滝沢徹（森本レオ）の指紋！
何かオカシイ。。。。
やがて、２０年前の毛髪と、落合の毛髪のＤＮＡが一致！
時効を迎えていたこともあり、落合はすぐに自白する。。。。犯人だったと！

まさか、、、冤罪事件！？

２０年前の事件の書類を探し始めたところ、
事件に関わり、捜査していた人物の名が浮かび上がってくる。
比留間礼。。黛賢一郎。。。そして、滝沢徹だった。。。

内容２
藤原署長とともに、池永副署長は、黛一課長に報告後、
２０年前の事件のことをマスコミに発表。
本部長の事件に冤罪事件。。マスコミから糾弾されてしまうのだった。
ふたたび、２つの事件の関連性を黛に問う池永であったが、
“副署長”と言う事を持ち出されてしまう。
そんななか、黛が襲撃される事件が発生する。
なんと、、、南智子の兄・南篤弘（吉岡扶敏）だった！！！
やっと妹の死の苦しみから解放されたのに、、冤罪発表に動揺したと。。。
事件後、母、、、そして、父が死に。。。残ったのは自分だけになったと。

マスコミによる騒ぎは、
１９年服役している杉原洋一の妹・由美子（今村恵子）へも向いていく。
事件により母は死に、。。。。。。

そんな状態の中、送検されていく落合。。。
すでに時効成立に、苦々しさを感じる池永であった。
と、、そこに、立ち去っていく滝沢徹の姿！
池永は、滝沢の元に向かう決意をする。。。何かを知っていると。

そのころ、滝沢に呼び出された黛。
比留間本部長殺しを自白した滝沢は、２０年前の後悔の言葉を黛に告げ、
立ち去っていくのだった。

やがて、殺人容疑で指名手配がなされる滝沢徹。
島に密告者が滝沢であると確認してもらう池永は、何かがあると感じ始める。
その日の夜。。。。滝沢の射殺体が発見され。。。。。。。

そのうえ、滝沢の手には硝煙反応。。。そして、滝沢と比留間の線条痕が一致。
すべては滝沢の仕業なのか？？？自ら命を絶ったにしては、なにかおかしい。。

敬称略

公式ＨＰ
http://www.tv-asahi.co.jp/fukushocho/

ついに、第３弾である。
一部、キャラの入替が行われていますが、基本的に同じ。

いや、、、それ以上に、
池永清美副署長とほぼ同じ経歴を持つ人物を投入である！！！

“そうやって陰で現場を荒らし回るなら、正々堂々現場に戻ってこい”

人情デカだからこそ、
多くの人の受け皿になろうと思い副署長となった池永。
が、、、
事件に接すれば接するほど、悩みは深まっていく。。。。。
本当にこれで良いのか？？？

今までの“１”“２”を大きくぶちこわすような展開ですよね！！

素晴らしい展開だと言えるでしょうね。
人の悩みを解決するため、自分を殺してきた池永。

妻が。。。というのもあるが、
ようやく、本当の意味で次の人生を歩み始めようとしている感じですよね。

驚きであるとともに、
本当に大きなうねりを感じるシリーズとなりそうである。

そうなんだよね。
確か、何度か藤原署長や、近藤警務課長に言われていましたよね！！

今まで、見ているこっちも、
なぜ、“現場復帰”を願い出ない？

と思っていましたので！！

さて、物語の方は、
１つの任意同行から浮かび上がる冤罪事件。
そして、、府警本部長殺し！

である。

時効、冤罪事件、そのうえ、本部長の死！
連続射殺事件である！

もの凄いてんこ盛りのネタですよね。

それをかなり上手くつなげているのだから、
素晴らしいのヒトコトに尽きるお話だったと言えるでしょう。

最後はかなり切ない結末でしたが、
全体としては、島英明がきっちり締めていますので、

なかなか、、『副署長』らしい感じのまとまりだったと思います。

それにしても
第３弾になって、重厚さと人情味が増した感じですよね。

いままで、自分のコトだったりで悩んだりするのは少なかったですし。
今回が、警察に直接関わっているというのもあるのでしょうけどね！

新キャラも登場したし、、、
おかげで、キャラバランスが、今まで以上に良くなった感じだ。
もしかしたら、、今期。。。一番の期待作品かもね！

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