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2010.05.17

『若殿守った鰻屋小町！』
“大名行列に潜む罠…若殿守った鰻屋小町！・浜松

内容
老公（里見浩太朗）一行は、浜松に入ろうとしていた。
浜松は、新吉（伊澤柾樹）の母がいると聞き及んでいる土地。。。。
参勤交代の侍たちも泊まる旅籠・音羽屋に入った老公たちは、
主人の金兵衛（木村元）や娘・おすみ（吉田久美）らによる
名物のウナギの手料理を食し、新吉の母発見への期待が高めていくのだった。

そのころ浜松には、参勤交代から国元へ帰る途中、
浜松に立ち寄った津山藩主・森長成（宮下裕治）もいた。
本陣での食事のとき、突然、側用人の小野一馬（長野克弘）が人払いをする。
毒味のとき、毒味人の様子がおかしかったという．
調べると。やはり、、、毒が盛られていた！！
側用人の小野に連れられ、本陣を抜け出す長成。
実は、家老の戸田主計（磯部勉）により、命を狙われていたのだった。
戸田は、懇意にする浜松藩次席家老・土屋主膳（原口剛）と通じており、
浜松に入るとともに、結託し藩主の命を狙い始めたのだ。。。。

戸田の手のモノに追われる長成は、弥七（内藤剛志）に助けられ逃げ切り。。。
ようやく、逃げ切ったところ、、、川から上がると目の前に老公達がいた。
老公達に助けられるが、素性を隠し“茂吉”と名乗り始める長成。

やがて、浜松藩の侍たちによる、宿改めなどもあるが、
弥七からの知らせもあり、なんとか、“茂吉”を助ける老公達。
そんななか、“茂吉”は、庶民達の暮らしを学びながら、
新吉が母捜しをしていると知り、一緒に、舘山寺へ。
だが、すでに母・お松は、、西へ旅立っていると分かり、ショックを受けるも、
旅立つことも出来ず、寺をあとにし宿に帰るしかなかった。。

そんななか、弥七が助けた小野が意識を取り戻し、事情を伺う老公達。
やはり“茂吉”は、、、津山藩主であった。。。。。

一方、藩主の処理が出来ず焦る戸田は、土屋に協力を要請し、
金兵衛へプレッシャーを与え、長成の毒による暗殺を持ちかけ。。。。。。。。

敬称略

今回は、浜松

ＯＰ
中田島砂丘、浜松城、天竜川、遠州綿紬、浜名湖、新井関所
東海道五十三次　浜松

物語は、参勤交代中の藩主の命を狙う悪家老。。。。と言う感じですね。

ただ実際は、そこに、、、新吉の母捜しを混ぜ込み、
そのうえ、あっても良いことだが殿様による、町衆の検分に
そして、、、無幻斎まで、混ぜてくると言う

なんだか、何をやっているのか、サッパリ分からないお話である。

正直、登場人物が多すぎるんですよね。

なぜ、参勤交代中の殿様でなくてはならなかったのか？？

その部分が、サッパリ分からない。
本来は、その土地の殿様に関わるお話であったりするのが定番なのに、

単純なお話を、ここまで複雑化してしまうと
物語が、盛り上がる以前に、、、何がしたいのか、よく分からない状態だ。

たしかに、あの。。森蘭丸の弟の子孫。。が、、津山藩主であるのだが、
そういった、妙なあざとさが見える盛り上げをするくらいならば

もっと、ストレートで良かったんじゃないのかな？？

以前、、、大坂か、、堺だったろうか。。。幼少の紀州吉宗が登場したのは。。。
それくらい“ご近所”なら、理解しやすいが、

いくらなんでも、、、、、
浜松なら、譜代の藩主がいるだろうに。。。。

もう少し、シンプルにしておけば良かったモノを。。。。
新吉なら、新吉。．．そして長成だけで十分成立するのに、
陰謀が複雑化しすぎである。

ウナギだの．．．生類憐れみの怜だの。。。
次席家老の悪事に。。。。暗殺騒動。。。

でも、最後の殺陣が、屋外で、良い感じでしたよね。
今回褒めることが出来るのは、ここだけである。
屋外だと、殺陣が大きくなるから、良いですよね。。。。

なんといっても、、、印籠のあとは、津山、浜松だけでなく、
通りがかりの街の人たちまで、頭を下げているという

いままで、ほとんど見たことのない演出！
良い締め方だったのになぁ。。。。
参勤交代の一行まで、老公に頭を下げる！！

ま、、、後ろでは、、、旅人、普通に歩いているんだけどね。。。

悪くない殺陣と事件の顛末だっただけに。
そこまで盛り上げることが出来なかったのが、、、今回の、、、敗因。。。かな。

次回は鳥羽！？

鳥羽？？？
街道を進まずに、船？
。。。。あれ？？？大坂に向かっていたんじゃ？？？

わざと、遠回りでしょうか？？

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