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2010.06.15

『稼無』

内容
少しずつ縮み始めたカノン（里久鳴祐果）とタイヘイ（眞島秀和）たちとの関係。
カノンも笑顔になることが多くなってきた。
そんななか、大学で、、、
失業した守谷信太郎という男が、恩師に話をしに来ているのに遭遇するふたり。
断られたあと守谷（石井正則）は、建物の屋上へ駆け上がっていく。
自殺していると思ったタイヘイは、守谷を引き留めるが、、、、、違った。
守谷によると、突然、大学をクビになったという。。。。。
信じていた教授に裏切られたと言うことだった。
話を聞いたカノンとタイヘイは、その理不尽さに、、妙な共感を覚え始める。
タイヘイは、守谷と替え歌を作りはじめる。

だが、その姿を見たカノンは、つい。。。。過去の思い出を！
まるでタイヘイの姿は、昔の自分。。
するとイケチヨ（長澤奈央）は、タイヘイを見ててあげてとアドバイスを。。。

敬称略

なんと言えば良いんだろうか。。

前回あたりから、“まったく違う作品”を見ている印象である今作。

正直、今回など。。。

たとえタイヘイたちと親しくなったとしても、
カノン。。。キャラ違うんじゃ？？
そう感じるほどである。

それくらいキャラ違う印象を受けるだけでなく、
ドラマ自体も、まったく違う展開を魅せている状態である。

たしかに、“クール”でいえば、“新クール”突入と言う事なのだろうが、
それは“大人の事情”であり、作品としては別の問題である。

とはいえ、
カノンというキャラがシッカリ描かれるようになり、
そのうちに秘めている悩みを表現したことで、
ドラマらしいドラマになりつつある感じである。

今回など、同じ境遇の男を登場させることで、
タイヘイとの関わりを深くするとともに、
そのなかから、カノン自身にも変化が訪れるのであろう。

イケチヨたちの役割も、描かれているのも悪くない部分だ。

そう。
これまでの中では、“もっとも見ていられる状態”と言って良い。

わずかだが、次に期待させるようになってきた感じである。

ま、、まだまだなんですけどね。

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