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2010.11.17

『ゴチ好き教育者に喝

内容
資料の整理にドタバタする“会検”
イマイチ気が乗らない芯子（篠原涼子）だったが、妙な資料に目を留める。
工藤（岡田将生）も、、その資料に違和感を感じる。
全校生徒６０人の小学校の耐震工事費に、全教室分８００人分の費用６億！？
すぐに、該当の小学校に向かった芯子と工藤。
すると校長の花村（矢崎滋）から、すべては教育管理委員会が決めていると。
教育管理委員会の錦武久会長（日野陽仁）から、話を聞く芯子と工藤。
だが悪びれもせず、“子供の命を守ることが優先”と言いきられてしまう。
そう言われてしまうと、何も言い返せないが、
芯子は、妙なキャラクターが部屋に置かれていることに気づく。
“のびのび君！？”
錦によれば、子供たちの健康のための“のびのび体操”のためのキャラ
そのために“のびのび体操協会”が設立予定と言うコトだった。
関連の物品なども多く、全国の小学生７１９万人と聞いた芯子は、

“欲のニオイがする”

その後、角松（大泉洋）金田（桐谷健太）も加わり、調査を続けていったところ、
総額１００億の補助金に、多くの会社が群がっていることが分かってくる。
明らかに詐欺。。。と、明珍課長補佐（生瀬勝久）に報告するが。。。。

明珍は、それどころではなかった。
上司の茶々万史郎検査官（近藤芳正）から命じられた、芯子の身辺調査結果。。
まさか、、、、、

敬称略

ちょっと、ダラダラと感想を。

なんか見ていると、、、荒い。。。よね。
雑って言うコトではないのだが、

表現しようとしているモノに困っている感じ。。。でしょうか。

描こうとしている部分は、

補助金を私的に使い。。。って感じで悪いところを表現。
その一方で、
子供たちは、こんなにかわいそうなのに。。。と泣きシーン。
ま、、そこには、芯子の過去を重ねているのだろう。

たしかに、泣きを入れているので、悪意は明確に。。。なのだが。
芯子の過去も含めて、

こう言っちゃ何だが、、、“ドラマには関係ない”んですよね。

悪事を暴露し、カッコ良く決める

ってのが、今作の基本コンセプトだったはず。

でも、何とか、切なく盛り上げようという“魂胆”もあるのだろうが
あまりに強引で、詳細を含めても、泣けやしない。

けなげだろうが、何だろうが、、、それも、、別にどうでも良いこと。

だって、そのあと、その部分の決着などを
上手くまとめて、人情オチにしているわけでもないからね。

いやまぁ、確かに、校長には関わってるけど。
究極的に、親に黙っていろといった時点で、
校長も無関係でも良いワケで。。。

考えてみれば、悪事の摘発部分でも、
ダラダラと、、引き延ばしているだけだし。。。。

爽快感も何もありゃしない。

そうなのだ。
明らかに今作、痛快・爽快劇を作ろうとして迷子になっています。
その一方で、人情モノとして、惹き付けようとあざといことを。。。

結果、悪い部分も、イマイチの盛り上がりだし、
人情もイマイチ。。。虻蜂取らずである。

過去を削除して、子供なんか削除して、
校長が葛藤しているだけで、十分成立したはずである。

今回、唯一、良かった部分をあげるとすれば、
“協会の人を騙して役員名簿を入手したこと”
それくらいである。

このドラマ、、“初”と言って良い、詐欺師らしさである。

そんな状態の中、

もう、どうだって良いようなネタを展開しようとしている。

まさに、迷走と言って良いだろう。

困りましたね、
たった５話で、息切れするとは。。。。

まあ、初回から、コンセプトを活かせず、迷走気味でしたけどね。

これまでの感想

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