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2011.02.22
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『作られた記憶と疑惑の目撃者

内容
“記憶”“事後情報効果”の講義をする南雲(藤木直人)が、襲われた!!
騒然とする講義室。。。。だったが、実は、南雲による実験。
もちろん、犯人役は、、、、瀬川(松下奈緒)
そんななか、刺殺事件の知らせを受ける。

被害者は、女子大生の須藤由里子(青谷優衣)
ノートを返しにやって来た友人・沙紀が、、、発見したものだった。
町内会長の山田忠雄(二瓶鮫一)によれば、両親・義正、澄江は海外赴任中。
身寄りは、従兄弟の青柳秀一(水橋研二)だけだという。
その直後、慌ててやって来た青柳は、、、かなり動揺。。。

やがて死亡推定時刻付近で目撃情報が2件あがってくる。
ダークブルーの作業着を着た男。。。とサラリーマン。
小板橋(勝村政信)は、新たな目撃証言を凶行犯捜査課の面々に、
探すよう命じるのだった
すると、、、同時刻に、作業着の男を見たと山田が証言

同じ頃、被害者の携帯を調べたところ、
ダークブルーの作業着を着た被害者の写真が発見される。
その後の調べで、家電量販店でアルバイトをしていたことが判明し、
親しくしていた中尾裕紀(中尾明慶)が浮かび上がってくるのだった。
寺西(横山裕)も、現場で中尾らしき人物を見かけていたことから
中尾が容疑者である可能性が高まっていく。

そして、被害者の葬儀に現れる中尾。
それを見た山田は、自分が見た人物だと告げる。。
また、作業着を見たと証言した主婦3人組もまた、中尾だと。
だがその様子を見ていた南雲は、違和感があると断言する。
確かな記憶と照合したからではないため、時間がかかっていると。
別の証言者に関しても捜査員に誘導されていると言い、
中尾と断言した山田に関しても、
曖昧な記憶から都合良く選び出しているだけだと推測する。

そのため証言は信じるべきでは無いと凶行犯捜査課に報告する南雲だったが
あまりに抽象的な南雲の推理のため、小板橋たちは信用性が低いと判断し
凶器が、工具箱のドライバーと断定されたこともあり、
中尾が任意で聴取されることになるのだった。

岩崎(北村有起哉)から、任意で取り調べられるが、中尾は犯行を否認。
その直後、指紋が付いた凶器のドライバーが発見され、
小板橋たちは、中尾が犯人であると断定する。
それでも、南雲は、証言が不自然すぎると言うが、誰も信じず。
瀬川だけは、実験に参加していたこともあり、
南雲の推理を信じ捜査をはじめるのだった。。。。


やがて、、山田の証言が崩れ。。。。
中尾の工具箱も盗難に遭ったと分かってくる。

敬称略



犯人自体は、登場時点でバレバレなので、
そこは、、、別に良いのですが。


今回は、良い感じの南雲と捜査課の対立が描かれた印象ですね。

実際、南雲という人物に存在理由があるとすれば、
彼ら自身で捜査をするか、、、または、、対立構造しかない。

そう考えれば、
証拠がたくさん存在することから、南雲の推理ミスの可能性もアリ
今回の対立は、良い緊張感を描いたと言って良いだろう。

また、、、それとともに良かったのは、
対立するだけで無く、ある程度、、捜査している姿も描かれたことでしょうね。
それぞれが捜査しなければ、いる意味がありません!

そして、最も良かったのは
証拠や違和感を、瀬川&南雲が発見したとしても
基本的な、捜査などは、、寺西たちに任せたこと。

ほんとは、分室で、別の部署ならば、
こういった役割分担は、適切。


なんでも主人公が、全て横取りしちゃうよりは、よっぽど『普通』である。


まだまだ、主人公が頑張りすぎている部分はあるモノの、
たとえ、、、先が見えていたとしても、
これくらいのバランスと、、事件ならば、
心理捜査の要素も含まれていることもあり、

見ることが出来るお話。。。といえるでしょう。


実際は、心理モノとしても、刑事モノとしても、かなり甘いですけどね
ま。。。そこまで『本格的なもの』を追及しても仕方ないですよね。


にしても
今回みたいに『普通』に描かれてしまうと、
逆に、前回が、、浮いて見えますよね。。。。。


これまでの感想
第6話
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話








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Last updated  2011.02.22 22:33:33
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