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2011年07月05日

　“案山子”（かかし）あの名曲をもとに描く大家族の愛と絆の物語
　長崎五島列島に暮らす頑固親父とぶつかる娘は島を飛び出すが…」

内容
五島列島に住む佐伯ちづるは、
製麺業を営む父・寅夫（松平健）母・美砂代（風吹ジュン）
兄・守、姉・梢、妹・静香、弟・豪太
７人家族で、、、５人兄弟の次女

父・寅夫、、、通称トラさんは、島でも名物の男であり、
早朝から、家族総出でのうどん作りは当たり前。
学校を休ませての田植え稲刈り。
家出はみんなで家族新聞作り。。。と独自の育て方をしていた。
そのため学校の若林先生とやり合うのも普通で、
野球部の後輩で役場勤めの杉本三郎（温水洋一）をいつも困らせていた。
でも、、、それが、トラさん！
笑顔が絶えない佐伯家の日常。

それは、８年経ち、
守（高岡蒼甫）がスーパー勤め、梢（中越典子）が信用金庫に勤め初めても同じ。
年中行事は変わらず。早朝からのうどん作りは当然で、
高校生となったちづる（堀北真希）は、
クラスメートからも、呆れられ、笑われる毎日を送っていた。
「宿題よりもうどん」
でもそれが、みんなとは違う、佐伯家の“普通”だった。

さすがに、ちづるも、恥ずかしくなり、トラさんに反発を始めるのだが。。。。

そんなとき、担任の白井先生（カンニング竹山）から思わぬ知らせが！
なんと、写真の全国アマチュアコンテストで奨励賞！！！
大喜びのトラさん。。。そして佐伯家の面々。
写真が豪太（中村柊芽）だっただけに、守、梢、静香（美山加恋）も大喜び！
ただ同時にトラさんは、役場の観光課への就職をちづるに勧めはじめる。

戸惑うちづる。。。。ちづるは、賞をきっかけに、
卒業後、プロのカメラマンを目指すため東京行きを考え始めていた。
当然トラさんは、猛反発！！
それでも、ちづるは、
「私の人生、うどんなんかで終わらせたくないの！！」
ついに２人は、大げんかになってしまう。
ふたりの様子に、母・美砂代は、守、梢たちのことを話をし、
ちづるの気持ちが変わらないならと、、、応援を約束。

うどん作りをバカにしたことを謝罪するちづるだったが、
トラさんは、口をきいてもくれず。。。。
そしてついに、
撮影スタジオでアルバイトするため、東京へ旅立つ日となってしまう。

「おとうさん、行ってきます」
しかし、黙々とうどん作りを続けるトラさん。

やがて。。。。東京で働きはじめたちづる。。。だったのだが。。。。。

３年後、撮影スタジオではなく、喫茶店でバイトをしていた。
たまに、有名カメラマン和泉宗太郎（相島一之）のスタジオに
注文を届ける。。。。それが、今のちづるの仕事だった。
マスター（村松利史）に怒られながら、
同じくプロカメラマンを目指す同僚の早苗（木南晴夏）と、
スタジオの話で盛り上がる程度で、家族たちには、伝えることも出来ずにいた。

そんななか、梢から手紙が届く。
職場の先輩の章造（山崎樹範）と結婚する事になったという。
その直後、出張で訪ねてきた兄・守にバレてしまい。。。。。。
ちづるは泣きながら、今まであったことを全て告白するのだった。
「ちづるには家族がいる、みんな応援してるぞ」
と言う置き手紙を残し、五島へと帰っていく守。

帰るべきかどうか悩んでいたところ、
働くカフェで、以前いたスタジオの同僚・喜多川興起（石田卓也）と再会する。
いまは、プロデビューをしているという。
その喜多川が、ちづるが撮った写真を見てくれることになり、
やがて、早苗とコンテストを目指すことになるちづる。

一方、島に帰った守は、家族に、、、ちづるが帰ってくると伝えるが。。。

折も折、心労がたたってか、母・美砂代が倒れてしまい。。。。

敬称略

↑どこで終われば良いか分からなくなったので、このあたりで。
だいたい。。。５割くらいかな。

さだまさしさんが、自らの楽曲をモチーフに作ったドラマ。

ホントは、、、「あの日」に放送予定だった作品で、
延び延びになって、、、ようやく、、、である。

もう、放送しないか。。。と、本気で思っていたが
見て分かったのは、

これは、延期はあっても、放送しないという選択肢がないと感じました。

あくまでも、私の印象だが、
いままでのさだまさしさんのドラマ作品の中で、
今作が、いちばん良い雰囲気だったと思います。

いや、もっと正確には、
かなり分かりやすく、丁寧に描かれている印象が強い。。。でしょうね。

主人公親子のキャラ１つとっても、かなり描き込まれていますし。
コミカルな部分との緩急も、お見事だったと思います。

時間経過の利用もかなり上手く、ドラマの展開に無理がありません。

「変わらない家族」そして「家族愛」が、良く分かる部分でしょう。

家族の笑顔。。。。笑顔の家族

これだけで十分ですよね。

お父さんが知っているちづるは、嘘をつく人間ではなか。
お父さんの知ってるちづるは、元気で。。。誰よりも明るく
笑顔が似合うて、負けず嫌いで卑怯なことする人間じゃなか
他ん人が何と言おうと、おとうさんは、ちづるを信じる！！

結末が分かっていても、良いドラマだったと思います。

しっかし、、、

堀北真希さん×１
温水洋一さん×３
山崎樹範さん×１

石田卓也さん×１

これ、、、いつ撮影したんだろ。。。
周りの景色などからすると、昨年。。。か。

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