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2012.04.29
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カテゴリ: ドラマ系の感想



内容
子供3人とジジイひとりとの同居で、生活を翻弄される正義(オダギリジョー)
“ロック”ではないが、普通の生活になりかけていた。
そんななか三木(ユースケ・サンタマリア)に連れて行かれたのは音楽配信会社。
社長の三上(渡辺真起子)によると、ダウロード数が多ければCD化するという。
配信と聞いて意味が分からずにいた正義も、納得しやる気を出し始める。

そんな折、陸(藤本哉汰)の担任・笹垣から連絡が入る。
大事な相談があり、学校に来て欲しいと言う。
授業参観のため、放課後の歌の練習をしているが、サボっていると言う。
参観に来るつもりは無いと言い捨て、帰って行く正義。
時間も気にせずに、曲作りに没頭しはじめる。

その正義の姿に、陸は凄いと告げるのだが、
公園でひとり、歌の練習をする陸。
その練習を、秀蔵(藤竜也)に見つかってしまう。
姉・美月(大森絢音)にも秘密にして欲しいと、練習をしている理由を告白。
初めての練習で上手く歌えず、みんなに笑われたのが原因らしい。。。

やがて、秀蔵の依頼で、陸の練習を監視するこころ(杉崎花)
そこに偶然に青田洋子(貫地谷しほり)が通りかかる。
同級生にからかわれているのを洋子が助けるが、
公園のベンチで寝ていた正義は、話を聞き、、陸に小さいと告げるだけ。

そして花村良太(ムロツヨシ)から、
陸が歌の練習をサボっていると知った美月は、帰宅した陸を問い詰め。。。。

敬称略



“父”ではないけど(←ココ重要)

父の姿を見て、なにかを感じる息子。

息子は決意し。。。。


って感じのお話で

メインであろう。。。陸の話は、かなりベタである。

ちょっと強引すぎる演出もあるけど、許容範囲だろう。


まあ、なんだか今週は、この局のドラマは、

パンクだ、ロックだ、ロックだと

同じネタとセリフばかりだったけどね(苦笑)

それも良いだろう。


ただ根本的疑問は、
こんなベタな物語を作るんならば、素直に“父”で良かったんじゃ?

ってことだ。


結局、その部分も無視されていますしね。

たとえば、陸の見張り係となってしまったこころにしても、
洋子で良かったわけだ。

そうなると、今後、、、ネタは作られるのだろうが、
こころの存在自体も、特に必要性が感じられない。

実際、秀蔵にしても、三木や水島夫妻であっても良いわけである。



そうなのだ。


今作、物語の内容自体はベタだと思いますし、
そこに疑問を挟む余地は無い。

若干中途半端であっても、
子供とのエピソードを、父のエピソードにフィードバックしていますし。

展開自体もベタなのである。


今作の問題点は、

いきなりやって来た子供たちという。
その部分の設定がほとんど活かされていないことなのだ。

それを不自然に登場人物を登場させて組み合わせているモノだから、
妙な違和感が生まれてしまっているのである。


きっと、今作が目指しているのは、間違いなく“マルモ”に違いない。

だが失敗している理由のひとつは、
キャラが中途半端なだけで無く、無駄なキャラが多すぎることと
無駄なネタが多すぎることなのは、間違いないのだ。


たとえば。

今回は、たびたび水島夫妻の店が利用されているため、
違和感は、少し抑えられている。

ですが、この強引な“つながり”が無ければ、
ほとんど登場人物の情報共有がなされているシーンは存在しない。

意識などが共有されなければ、
唐突に登場しても、説得力などが生まれるわけも無く、
そういうところに根本的違和感が生まれてしまっているのだ。

そこを今作は無視する。
公園に、いきなり現れる正義なんてのは、ホント良い例。

やりたいことは分かるけど。

家にレコーディングできる部屋があるのに、
掃除がうるさいからと家を飛び出す理由なんて、どこに存在しないのだ。

まして、
間違いなくうるさいはずの公園など、なぜ行くのだ?

明らかに流れがオカシイ。

そんな違和感を混ぜ込むから、不自然さが強調されてしまい
オモシロ味が無くなってしまうのである。


絶対に間違っている。。。と言うわけでは無い。

ただ、違和感があらゆる場所に存在しすぎて、無視できなくなっているのである。

きっと、
ちょっとしたことで、良い方向に進むはずなんですけどね。。。。

せめて正義と子供たちとのやりとりが、“普通”に見えるだけで、
間違いなく、違うはずなのになぁ。。。。

ミジンコを連呼したいだけですからね、今作って。

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http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/eb44996acc79d9346e1eb6aa051c89da





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Last updated  2012.04.30 00:55:31


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