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2012.08.28
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『一編の記事が全てを壊す…今はただ抱きしめて』

内容
鮎川(要潤)が、本当の父かも知れないという不安を抱える玲(武井咲)は、
DNA鑑定をすることを決意する。
その不安などを樹山(江口洋介)に聞いてもらい、ホッとする玲。

一方、衣里店長(橋本麗香)から自宅待機を命じられていた玲は、
出勤を許可されるのだった。

が。。。。“事件”により、妹・麻央(小芝風花)は、部活でイタズラをされる。
そして葉子(木村佳乃)は、仕事を解雇されてしまう。
2人は、何事もなかったかのように、玲の前では振る舞うのだった。
麻央から母の事態を聞かされた玲が話を聞くと“大丈夫”だという母・玲子。
玲は、安心していたのだが。。。。。

それからまもなくして中津(RIKIYA)が書いた“無戸籍児”の記事が、
週刊誌に掲載される。


敬称略




念のため書いておくが。

記事自体も、これはこれで。。。。と言う部分もありますが。

“包丁を持ち、人を誘うとして騒ぎを起こした”という事実は、あるわけで。


どうも今作。

話をすり替えようとしているようである。




実際、今作において、
過去に葉子に起きたこと自体が、
事実かどうかが曖昧な表現、演出がなされているわけで。

以前も書いたが、

区役所に行こうとした葉子が、鮎川を見て、どこかへ逃げたならば、

本来は、“鮎川の存在”=“今の場所からの引っ越し”のはずなのに。。。

なぜか、逃げない選択をしたのだ。

近くには、義理とはいえ、義母がいるというのに。


疑えばキリが無いが
逃げないと言うことは、過去に何も無かった可能性もアリ。

。。。葉子に“そういう性癖”があった可能性まであるのだ。

もちろん、そこまで疑うのは、野暮かもしれないが。


だからこそ、その部分を正確に表現するため、やらなければならなかったのだ。

鮎川の存在がトラウマと言いきるなら、先ずは引っ越しじゃないのかな??

今の状態は、鮎川より週刊誌で、
結局、鮎川のことが曖昧なままになってしまっている。



そのうえ、今回の事案。、

ホントの意味で、騒ぎを大きくした事件の張本人は葉子なワケだ。

一番、罪があるのは、

鮎川でもなければ、中津でもなく、葉子である。

もちろん、樹山には、何の責任もない。

なのに。。。。玲に謝罪する樹山。

それに対し、
玲『私たち、別に何も悪いことしてないから』


いや、それは、絶対に間違ってると思います!!

玲はともかく、“たち”ではない。

正確には“事故”ではなく“事件”のハズなのに。。。。



今作が、何をテーマにしようとして、
どういう意図などがあって、事件などを盛り込み、
全体の構成を行っているか知りませんが。

どうも。。。。行き当たりばったり。。。という印象が強い。

だから、前後の脈絡がない、と言って良いほどの状態で。

ブレにブレまくって感じだ。


にしても
最後にゃ。。。。鮎川ではなく、週刊誌が原因で引っ越しだし。。。

気のせいか、鮎川には罪がないという展開に陥っているような。。。。

じゃ、やっぱり、あの写真は葉子の??。。。。プレイ?。。自傷行為?

だって、包丁を振り回していたのに、何事もなかったかのように。。。。


今作。
序盤に比べれば、中途半端な描き込みと演出などのため、

“私なら、ここまで想像(創造、妄想)します”ということを、書いておきました。

でも、
作品に穴があると言うのは、こういうことなのです。


視聴者に伝わらないということ。
視聴者が誤解するということ。

まして、デリケートな問題のハズなのに。。。。。。


で、結局、“息もできない”のは、
主人公が、大男に抱きしめられたからですか???(苦笑)



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Last updated  2012.08.28 21:52:47
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