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2014.04.11

内容
あいかわらずの朝を、お津世（中越典子）の“よし野”で迎えた神谷（高橋光臣）
するとそこに銀蔵（中村梅雀）がやってくる。
また、女が殺される事件が起きたという。
畳針のようなもので、首を刺され殺されていた。
神谷は、仏が小料理屋か水茶屋の女で、
一年前、鳥飼（山崎樹範）の支配で起きた３件の事件と同じ手口と見立てる。
そして下手人とされた武州無宿・茂作（森下能幸）を捜し始める神谷たち。
しかし、茂作の居所どころか、女の身元も分からなかった。

そんななか馴染みの水茶屋で騒いでいる旗本の若侍たちを諫める神谷。
店で働くお咲（黒川芽以）の恋人の秋月兵馬（中林大樹）をからかっていた。
貧乏旗本の次男の兵馬。家を出て商売をしようと考えていたのだ。
神谷が諫め、その場は治められる。
そこへ、直吉（長谷川朝晴）が駆け込んでくる。
亡くなった女の身元が分かったと。。。おみのという女。
小料理屋で働いていたという。

その直後、再び事件が発生する。
現場で、１件目と同じ妙なニオイを感じ取る神谷。
手口を観察していた神谷は、下手人が、一年前の通り魔。。。茂作でないと断言。
同じように見えて、手口が違っていたのだ。
今回の下手人は、左利きだった。

すぐに２件目の事件の仏・おゆみが働いていた水茶屋へ向かい、
店の主人や女たちの話から下手人の風体が分かってくる。

やがて、茂作が大坂で捕縛され、江戸へと送られてくる。
金子（小野武彦）による吟味により、江戸で起きた事件に茂作が無関係と分かる。
ただ、その吟味を聞いていた神谷は、ある事に気づく。
おみの、おゆみが殺されたのが、本筋では無いのではと。。。。

一方で、神谷は、銀蔵に髪結いを当たらせ、
下手人らしき男が出入りしていた店があるとわかってくる。

敬称略

前回は、刀の抜きに、少しぎこちなさがありましたが、

今回は、キレイでしたね。

直後の殺陣では、伸びすぎている部分もありますが。

ま。。。許容範囲でしょう。

そこはともかく

やはり、丁寧ですね。

前回は、説明が多かったこともあって、

話の腰を折っている部分もあったのですが。

今回は、まさに“捕物控”

神谷のキャラもシッカリ立っているし、

周りのキャラも、ホントに良い。

見事に話が展開されていますね。

ミステリーとしても、なかなか、良かったと思います。

今どきの、刑事モノは、すぐに手を抜いてきますが。

今作は違う。
ほんとに、良く出来ている。

全く見劣りしません。

いや、むしろ、今作を見ると、

今どきの刑事のモノの“粗”が。。。。。

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